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アンチエイジングのための日焼け止め選びとは?


美肌を保つためにも365日使用したい日焼け止め。皆さんはどんなポイントに着目して日焼け止めを選んでいますか?


「とにかくSPF値が高いもの」という人もいるかもしれませんね。でも、紫外線を効果的に防ぎながら、肌の老化を遅らせるためには日焼け止めの種類を上手に選ぶことも大切。ここでは肌の老化を防ぐための上手な日焼け止めの選び方について説明します。


日焼け止めのタイプは2種類


日焼け止めのタイプは2種類
出典:GODMake.

市販の日焼け止めには、以下の2種類があります。



  • 紫外線吸収剤を使用したタイプ

  • 紫外線散乱剤を使用したタイプ


紫外線吸収剤とは


紫外線吸収剤とは
出典:GODMake.

有機化合物の力で紫外線の光を吸収し、熱エネルギーに変換して紫外線が肌に浸透するのを防ぐというもの。化学変化が起こるため熱が発生しますが、人が感じない程度の変化なので肌が熱くなることはありません。


紫外線吸収剤は紫外線のなかでも波長の短いUV-Bを吸収するタイプが多く、波長の長いUV-Aを吸収できない成分も。この場合、紫外線反射剤と合わせて配合されることが多いです。


UV-AとUV-Bの違い


UV-A


波長が長く肌の奥まで届く紫外線。シミの原因となるだけではなく、コラーゲンにダメージを与え、シワやたるみを招くことが分かっています。


また、ガラスや雲をすり抜ける性質を持っているため、曇りの日や室内でも影響が。UV-Aを防ぐ機能は+~++++で表されています。


UV-B


波長が短く、表面の細胞を傷つけて炎症を起こす紫外線。肌表面が赤くヒリヒリするような日焼けの原因に。量としては紫外線全体の1割程度であるため、直射日光に当たらないようにすることで防ぐことも可能。


UV-Bを防ぐ機能はSPFで表され、最大値は50です。


紫外線吸収剤のメリット



  • 滑らかで伸びがいい

  • 無色透明で白っぽくならない

  • 汗に強い


紫外線吸収剤のデメリット



  • 有機化合物がアレルギー反応や刺激となる場合も

  • 化学変化が敏感肌に刺激となる場合も

  • 熱が発生する際に水分が蒸発するため肌が乾燥することも

  • 単独ではUV-Aを防げない成分も

  • 落とすときにクレンジングが必要


代表的な紫外線吸収剤



  • メトキシケイヒ酸オクチル

  • オキシベンゾン-3(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン)

  • オクチルトリアゾン

  • パルソールA


紫外線散乱剤とは


紫外線散乱剤とは
出典:GODMake.

紫外線反射剤とも呼ばれ、紫外線を物理的に反射、散乱させて紫外線のダメージを防ぐもの。酸化させた金属や粘土質の粉など、白っぽいパウダーで肌を覆い、光を反射させて紫外線の影響を防いでいます。


よく目にする「ノンケミカルの日焼け止め」とは「紫外線吸収剤不使用」という意味なので、紫外線散乱剤を使用した日焼け止めであるということ。最近は紫外線散乱剤の成分をナノ化させることで白浮きを最低限に抑えている日焼け止めも登場しています。


紫外線散乱剤のメリット



  • 肌の刺激が少ない

  • せっけんや洗顔料で落とせる

  • 紫外線散乱剤のデメリット

  • パウダー状の成分なので皮脂を吸収しやすく乾燥しがち

  • 白浮きしやすいタイプも

  • 汗に流されやすい


代表的な紫外線散乱剤



  • 酸化亜鉛

  • 酸化チタン

  • タルク


どちらがいいの?紫外線散乱剤 or 紫外線吸収剤


どちらがいいの?紫外線散乱剤or紫外線吸収剤
出典:GODMake.

それぞれの特徴が分かったところで、どちらのタイプの日焼け止めがいいのか考えてみましょう。


強力な紫外線を浴びる日は紫外線吸収剤を



アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク SPF50+/PA++++ 60mL
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク SPF50+/PA++++ 60mL

海や山でのレジャーやウィンタースポーツを楽しむとき、外で仕事をしなければならないケースなどは、紫外線防御能力が高い紫外線吸収剤を使用したタイプの日焼け止めがおすすめです。


ただし、紫外線散乱剤に比べると肌への影響が大きいため、帰宅した時など必要がなくなったら速やかに日焼け止めを落とすようにしてくださいね。


敏感肌の方は紫外線吸収剤をカプセル化したものを



アルージェ UVプロテクトビューティーアップ 25g
アルージェ UVプロテクトビューティーアップ 25g

紫外線吸収剤をマイクロカプセルで包んで直接肌に触れないようにしたタイプの日焼け止めなら、肌への影響を最小限に抑えることができます。肌が弱い方や、紫外線吸収剤の使用感の良さを重視したい方はこちらもおすすめ。


普段使いなら、紫外線散乱剤の日焼け止めを



ユースキンS UVミルク SPF25 PA++ 40g (敏感肌用 日焼け止め)
ユースキンS UVミルク SPF25 PA++ 40g (敏感肌用 日焼け止め)

紫外線散乱剤の成分は大量に配合すると白っぽくなりすぎてしまうため、SPF値は15~30程度が限度。とはいえ、通勤時に外に出るだけという日や、ちょっと近所に買い物に行くという時はこの程度で十分でしょう。


用途で使い分けるのが肌老化を遠ざけるコツ


用途で使い分けるのが肌老化を遠ざけるコツ
出典:GODMake.

SPF値の高い日焼け止めを使用した後、肌が乾燥しているように感じたことがある人は多いはず。紫外線吸収剤そのものが肌を乾燥させることや、クレンジングが欠かせないことを考えると、SPF値の高い日焼け止めを日常使いすると肌の老化を早めてしまう恐れがあると言えるでしょう。


反対に海でのレジャーなど強力な紫外線を浴びることが分かっているときは、紫外線散乱剤だけではダメージを防ぎきれません。ただし、紫外線散乱剤はせっけんでオフできるため、肌への影響を減らすことができます。


肌の老化を遠ざけ、健やかな肌を保つためにはTPOに合わせて紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を上手に使い分けることが大切です。


どちらも『塗りなおし』と『きちんとオフ』が肝心!


きちんとオフ
出典:GODMake.

塗りなおしが必要な理由


紫外線吸収剤は化学変化を起こし続けることで効果が保たれます。時間とともに効果が低くなっていくため、こまめに塗り直すことが大切です。


紫外線散乱剤は汗で流れやすいだけでなく、こすったり拭いたりすることで取れてしまい効果が低下します。こちらも汗をかいた後などは塗り直しが必要ということを覚えておきましょう。


帰宅後は速やかにオフして


どちらの日焼け止めも長時間、肌にのせたままにしておくと汗や皮脂、肌の汚れなどと混ざって肌への負担に。特に汗や皮脂の量が増える暑い季節は、要注意。日焼け止めが必要なくなったらすみやかにメイクと日焼け止めを落とすように心がけてくださいね!


まとめ


美肌への常識
出典:GODMake.

もはや365日日焼け止めを使うということは美肌への常識になっています。とはいえSPF値が高い日焼け止めをむやみに使い続けると、肌の老化を早めてしまうことに。


日焼け止めを用途を考え、上手に使い分けることで、美肌をキープできるということを覚えておいてくださいね!


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