背中ニキビの原因
ニキビの原因は、皮脂の過剰分泌によって毛穴がつまり、角質が厚くなって毛穴が詰まってしまうこと。詰まった毛穴の中で、皮脂をエサにするアクネ菌が繁殖することでニキビになってしまいます。特に背中は顔よりも皮脂腺が多いので皮脂の分泌が多く、ニキビができやすい好条件のパーツです。
また、ホルモンバランスの乱れから男性ホルモンが優位になってしまったり、脂肪分が多い食生活をしてしまったりすると、皮脂の過剰分泌から背中ニキビができやすくなってしまいます。
その上、背中は洗いにくい部分でもあるので、古い角質が溜まってしまい、毛穴詰まりからニキビに発展してしまうこともあります。
背中ニキビは治りにくいから予防が大切！
背中は服に常に触れている部分なので、服とこすれることで刺激になってしまい、ニキビが治りにくいという厄介な特徴も持っています。そのため、背中ニキビを作らないための予防ケアが大切です。
背中ニキビの予防ケア1：「しっかり洗う・流す」
ニキビの主な原因である、皮脂の過剰分泌。そのまま放置しておけば酸化していまい、過酸化脂質という物質に変化してしまいます。過酸化脂質はニキビの原因にもなってしまうため、日ごろから皮脂を酸化させないためにしっかり洗い流すことが大切です。
背中は皮脂が多く出る部位。見えにくく手も届きにくいですが、手で優しく泡を転がすように洗いましょう。ボディ―タオルなどでゴシゴシ洗ってしまうと刺激になってしまうので、あくまでも手で優しく！
とはいえ、皮脂が気になるからって1日何回も洗うのは厳禁！ 皮膚を保護するための必要な皮脂まで洗い流してしまうからです。
優しく泡を転がして洗ったら、しっかりすすぐこともお忘れなく！
背中ニキビの予防ケア2：「保湿をする」
皮脂が出るのに保湿も必要なの？ と思いますが、うるおい不足だと肌が「うるおいが足りないから皮脂を出そう！」と過剰な皮脂分泌に繋がってしまいます。
つまり、乾燥が皮脂の過剰分泌を引き起こしている可能性もあるということ。なので、背中ニキビを予防するには保湿も必要なのです。お風呂上りにはボディークリームなどでしっかり保湿をしましょう。
しかし、背中は手が届きにくくクリームなどを塗りにくいですよね。そこで、保湿もできるボディーソープを選ぶことをおすすめします。
皮脂を落としつつもうるおいを守り、与えてくれるので、背中ニキビの予防にはぴったりですよ。
背中ニキビの予防ケア3：「生活習慣を見直す」
ニキビの原因である皮脂の過剰分泌は、乾燥や環境によるものだけでなく、ホルモンバランスの乱れによっても起こってしまいます。私たち女性の体に密接にかかわっているホルモンといえば、女性ホルモン。女性ホルモンは、「エストロゲン」と「プロゲステロン」のバランスで成り立っています。
「エストロゲン」は別名、美肌ホルモンとも呼ばれていて、肌の潤いに欠かせないホルモンです。排卵日あとから徐々に分泌量が多くなる「プロゲステロン」は皮脂分泌を盛んにするため、悪者にされがちですが、エストロゲンだけあればよいのではなく、あくまでも2つのホルモンのバランスが良いことが大切です。
しかし、不規則な生活や冷え、ストレス、睡眠不足などによって女性ホルモンのバランスが乱れ、男性ホルモンが優位になってしまうと、皮脂の過剰分泌を引き起こしニキビの原因となってしまいます。
ホルモンバランスを整えるには、毎日の生活に余裕をもって規則正しい生活を送るのが一番。なんだか背中ニキビが気になる、という方は生活習慣も見直してみてくださいね。
背中ニキビの予防ケア4：スクラブを取り入れる
背中は顔に比べると皮膚が厚くターンオーバーも遅いため、古い角質が溜まりやすい環境でもあります。なので、古い角質を取り除くスクラブを取り入れるのも、ニキビ予防には効果的です。ニキビができているときにスクラブで刺激してしまうのはNGですが、ざらつきを感じた時にはスクラブで古い角質を取り除きましょう。
スクラブには塩でできたものや、砂糖でできたものの2種類がありますが、塩でできているものは少し刺激が強いな、と個人的に思うので、肌が敏感な方は体温で溶ける砂糖が入ったタイプのスクラブをおすすめします。
つるすべ背中を手に入れる！
背中ニキビの原因と予防のためのケアをご紹介しました。背中ニキビは治りにくいものなので、できないようにするためのケアが大切です。
ぜひ早いうちからケアをして、つるすべ背中で夏の肌見せファッションを楽しんでくださいね。
大谷翔平・野球ニュース