これからはニオイが気になる季節に
もうすぐ訪れる暑い夏。寒くて汗もかくことのない冬の時期にはあまり気にしていなかった体のニオイも、ちょっとしたことで汗をかきやすくなっている夏の時期になると急に気になりだしてきますよね。
体や顔といった場所であれば、多少汗をかいてもタオルで拭き取ったり、制汗スプレーを使ったりなどしてある程度ニオイを防ぐことができますが、外出先でシャンプーをすることができない頭皮のニオイとなると良い対処法をすぐには見つけることは難しくなってきます。
エレベーターや人が密集する狭い場所に入ってしまうと、周りにいる人たちにはすぐに気づかれてしまう嫌な頭皮のニオイですが、他人は気づいても自分ではなかなか気づくことができないという落とし穴があります。
女性のエチケットとしてちゃんと抑えておきたい頭皮のニオイ。周りの人に気づかれたくない嫌な頭皮のニオイの原因と、簡単にできる予防法をご紹介します。
頭皮の気になるニオイの原因って？
頭皮のニオイの原因 その1
頭皮にはTゾーンの約2倍ほどの皮脂腺が存在しているといわれています。なので自分では汗をかいていないと感じていても、頭皮は思ったより多くの皮脂が分泌されています。
この過剰分泌された皮脂が酸化してしまうことで、頭皮のあの嫌なニオイが発生してしまうのです。
頭皮のニオイの原因 その2
毎日のシャンプーをする際に綺麗に洗い流すことができておらず、老廃物や外出時についた小さなホコリなどが頭皮にそのまま残ってしまっている場合、過剰分泌されている皮脂だけでなく洗い流せていない角質までもが酸化してしまい、ニオイの原因となります。
自分の頭皮のニオイをチェックする方法
自分の頭皮のニオイをチェックできる簡単な方法としては、
- 自分が使っている枕のニオイを嗅いでみる
- ドライヤーをする際、風から嫌なニオイがしていないかチェックする
- 自分の指で頭皮を触ってみてニオイをたしかめる
といった方法があります。どれも自宅で簡単にできるチェック方法なので、自分の頭皮のニオイが気になる方は一度試してみてください。
頭皮のニオイを予防することができる毎日の習慣
まずは基本的なことから
嫌な頭皮のニオイを予防する基本的な方法は、毎日のシャンプーをしっかりと行うということです。ただ洗い流すだけでなく、シャンプーをするときは頭皮の汚れをしっかりと落とすように細かく洗うことが重要となってきます。
爪をたてずに優しく隅々までマッサージをするようにし、洗い流す際は泡がなくなったら終わりではなく、頭皮までしっかりと綺麗に洗い流すことがニオイを予防するポイントです。
シャンプーをした後は頭皮まで乾かす
塗れている髪の毛・頭皮は空気中の老廃物がくっつきやすくなっているので、シャンプーを終えたあとは頭皮から毛先までしっかりと乾かすことが重要です。髪の毛が微妙に乾いていないという状態をつくってしまうと、頭皮のニオイが発生してしまう原因となります。
刺激的な食べ物はなるべく控えるように
ストレス発散しようと辛い物を食べたり、夏バテにならないようにとこってりとしたものを多く食べることが多いという方は、頭皮のニオイに注意が必要となってきます。
脂っぽい食べ物や辛い食べ物といった刺激的なものを食べることによって皮脂分泌が促進され、頭皮のニオイを誘発させる原因となってしまいます。頭皮のニオイが悩みだという方は、脂っぽい食べ物や刺激的な食べ物はなるべく控えるようにし、代わりに野菜や海藻類をこまめに食べると頭皮のニオイ予防になります。
夜ぐっすりと寝ることも大切
テレビを見たりインターネットをしたりと夜更かししてしまうことが多く、なかなか夜は早い時間に寝ることができないという方はたくさんいらっしゃると思います。しかし、頭皮のニオイ発生の原因は夜更かしにも関係しているといわれています。
夜10時～深夜2時の間は毛髪が活発に成長をしているため、ちゃんと睡眠がとれていないと血管が収縮され血液循環の障害となり、皮脂分泌量が増えてしまい頭皮のニオイが発生してしまいます。
健康な肌を保つために夜10時～深夜2時の間に寝た方がいいという話はよく耳にしますが、夜しっかりと睡眠をとることはお肌のためだけでなく、頭皮の嫌なニオイ防止にもなるのです。
頭皮のニオイを防ぐために、毎日の生活習慣の見直しを
いかがでしたでしょうか？頭皮のニオイというものは自分ではわかりにくく、周りの人の方が先に気づいてしまうといったパターンが多くなってしまいます。そういったことを防ぐためには毎日の習慣の中に紹介した予防法を取り入れながら気を使っていくことで頭皮のニオイ発生の予防になります。
頭皮が嫌なニオイになる前に、自宅で簡単にできるニオイ予防策をぜひ試してみてください！この夏を快適に過ごせること間違いなしです。
大谷翔平・野球ニュース