サラダはNG!? 夜食は太りやすい
朝や昼間に食べても太らない食材も、夜に食べたら太りやすくなるということをご存知ですか?
炭水化物や脂質の多い食事など、このあたりは絶対に避けたいところです。適量食べたとしても、寝ている間はどうしてもカロリーを消費しづらいので、そのぶん脂肪を蓄えやすくなってしまいます。
「だったらサラダだけにして、カロリーを抑えれば大丈夫!」と思っている人も多いと思いますが、実はサラダでさえも夜食べれば太りやすい食材になってしまうのです。
確かにサラダはカロリーが低く脂質や糖質もほとんどないので、ダイエット自体には良いと思います。しかし、サラダなどの冷たい食事は、内臓や体が冷える原因となってしまいます。冷えが発生すると、代謝や免疫力が下がるので、結果的に太りやすく痩せにくい体質をつくってしまうのです。
このように、夜遅くの食事はとても注意深く選ぶ必要があるのです。
夜遅くに選びたい“コンビニ食”とは?
夜遅くの食事がどれだけ太りやすいのかをお話しましたが、「だったら何を食べればいいの?」ということになりますよね。そして、夜遅くまで仕事や外出で忙しいときは、どうしてもコンビニに頼りがちの女性が多いと思います。
そんな人に向けて、夜遅くの食事に選びたい“コンビニ食”をいくつかご紹介します。
野菜スープ
先ほど、サラダは夜食にはよくないという話をしましたが、夜に野菜をとるなら野菜スープがおすすめです。サラダのように体を冷えさせる心配もなく、むしろ内臓から温めてくれるので胃腸にも優しいです。
野菜スープのなかでもおすすめなのは、野菜がたっぷり入ったミネストローネや、生姜が使われているスープなどです。ミネストローネはバランスよく色々な野菜の栄養素を摂ることができます。スープで煮込まれて野菜がやわらかくなっているので、消化もよく夜食向けです。生姜入りのスープは、芯から体を温めてくれるため、夜の寝つきもよくなります。
逆に控えたいのは、唐辛子や香辛料が多く含まれた刺激の強いスープや、クリーム系のスープ。寝る前に胃腸を刺激してしまうような食材や、クリームのような脂質の多いスープは控えるのがベターです。
おでん
一時期は、「おでんダイエット」というダイエット法も流行ったくらいなので、おでんは夜遅くの食事にもおすすめだと言えます。
おでんの具材は、基本的に低カロリーで食物繊維やたんぱく質を補えるものばかりです。大根やこんにゃく、しらたき、たまごなど体に優しいながらもおいしいので満足感もあります。
おでんを食べるときに注意したいのは、だし汁を飲みすぎないこと。多少飲む分には、だしのうまみで満腹感を得ることができるので良いのですが、飲みすぎると塩分を過剰に摂取してしまい、寝起きの顔がパンパンにむくむ原因にもなります。
そこだけ注意すれば、夜食にはもってこいの食材なのでぜひ選んでみてください。
ヨーグルト
ヨーグルトは夜に食べると、整腸効果を発揮しやすくなると言われています。寝る2~3時間前に食べると、朝一で便が出るようになったという人も多いのだとか。しかし、それだけの効果を発揮する分、食べ過ぎると過剰に胃腸が反応してしまうので、量には気を付けましょう。より夜の体を労わるなら、レンジで温めてホットヨーグルトにして食べるのもおすすめです!
いくら体にいいとはいえ、甘いヨーグルトだとカロリーもかさむので、できるだけ糖分控えめのヨーグルトを選びましょう。
夜食の選び方で次の日の体調が変化する
いかがでしたか?
昼間と同じような勢いで夜も食事をしていては、太るだけでなく内臓機能にも悪影響を及ぼしてしまいます。睡眠中の体を労わることができて、なおかつ脂肪を溜めづらい食材を選ぶように心がけてみてください。
夜遅くの食事は、次の日の体調を左右します。糖質や脂質の多いものを食べると、朝起きたときなんとなくだるかったり、目覚めが悪かったりするものなのです。
次の日もフレッシュで清々しい体調で過ごすためにも、夜遅くの食事はこだわって選びましょう!