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自律神経が乱れてボーっとする・・・。季節の変わり目が辛い人のヨガ

  • 2018年10月10日 21:50:00



季節の変わり目~自律神経の乱れがボーっとする・やる気低下に表れる人のヨガ

こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。夜寝たはずなのに日中眠くなる、ボーっとしてやる気が出ない・・・。春や秋などの季節の変わり目に、そうした自覚をする方はいるのではないでしょうか。気温や天気など、気候がクルクル変わり、体にとっては適応するのが大変な季節です。そんな時に起こりやすい自律神経の不調和を整えるヨガをご紹介いたします。


秋の気候と自律神経

秋は梅雨時期よりも雨量が多く、天気が変わりやすかったり、台風が来たりと、気候が安定しません。私たちの身体は、日射量や気圧、気温や湿度に対応して、体調を一定に整えようとする自律神経やホルモンなどの働きがあります。

曇りや雨の日が多いと、日中起きて活動し、夜ゆっくり休んで回復するという身体のリズムが作りにくく、ストレスがかかります。台風などで気圧が急激に変化する時は、ボーっとしたり、頭痛がしたりする方も少なくありません。


体調

ちなみに、月の満ち欠けによって太陽と月と地球の位置関係が変化することによっても、私たちの身体にかかる引力(気圧の感覚)は変化し、ボーっとしやすい時期や、イライラしやすい時期があると言われています。

こうした変化に対応する自律神経が疲弊しやすい季節が秋です。


自律神経の調整とヨガ

ヨガは、紀元前の昔から行われ、座り方と呼吸を整えることで心身のバランスを整え、健康で幸福に生きる方法を伝えてきました。

現在では科学的な検証も進められ、主に呼吸を深く整えることで自律神経のバランスを改善することが分かっています。また、ヨガで様々な姿勢・態勢を取ることによって、生理学的な変化を促すことも分かってきました。


ヨガ

胸を開くポーズは肺を広げ、酸素をたっぷり取り入れようとして心拍数が少し上がり、交感神経の働きを活性化。胸を縮めるポーズは肺を縮め、息を吐きやすくして副交感神経の働きを活性化します。

ボーっとしてやる気が出ない時は、副交感神経が過剰になっているため、交感神経の刺激で心身を活性化するポーズなどをご紹介します。


魚のポーズ

仰向けで寝転がり、小さく前へならえの姿勢で肘を曲げ、軽く指を握ります。息を吸いながらアゴと胸を天に突き上げ、頭頂部を床につけて背骨をしならせます。3~5呼吸程度ゆっくり呼吸をした後、元に戻って休みます。

頭頂部の百会(ひゃくえ)のツボ刺激で気血の巡りを良くすることと、背骨を反らせて交感神経を刺激すること、頭を下にして脳に血流を送ることで頭をすっきりとさせ、元気を回復させます。


ヨガ

アンテナのポーズ

正座で座り(正座で脚が痛い場合は、他の座り方で骨盤を立てる)、両手をアンテナのように斜め上に伸ばし、目線をやや上に送ります。あごを上げ過ぎて首が痛くならないように、アゴを上げるイメージは持ちません。深い呼吸を3~5回繰り返してから、両手を下ろして休みます。

上半身の血流の良さと、元気が湧く感覚を感じられると思います。


ヨガ

ピラミッドのポーズ

立って大の字になり、手の真下に足が来る程度足を大きく開きます。両手を骨盤に当て息を吸って、吐きながら上体を骨盤から下へぶら下げるようなイメージで倒します。呼吸が落ち着くまでゆったりと呼吸をつづけ、ポーズをキープします。

最初は頭に血が上る感覚がありますが、しばらくすると血圧や心拍数を調整する働きで、落ち着いてきます。上半身の血流を促し、頭がすっきり元気を取り戻すポーズです。息を吸いながら起き上がってきますが、立ちくらみを起こしそうであれば、中腰になって休みましょう。


ヨガ

おわりに

いかがでしたか?ヨガは、日常生活で動かさない方向に頭を持って行ったり目線を変えたりします。そのことが、滞りがちな私たちの身体の流れを再び取り戻させてくれます。気軽に取り入れてみてください。


Photo by fotolia


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