美肌の秘密は春前にアリ!「季節の変わり目」に実践すべき美容ケアとは?
まだまだ寒い日が続いているのに、世間はすでに春モード。ファッションのトレンドは春物に変わり、コスメは春バージョンのものが店頭に並びます。
季節が変わるということは同時に、体にも変化が起きやすい時期。女性にとって季節の変わり目は一番忙しい時期かもしれませんね。
ですが、そんなことにも動じない、年間に渡って美を保っている女性っているんですよね。そこで今回はいわゆる“美人”たちが季節の変わり目に意識して、実践していることをまとめてみました。何かとストレスの溜まりやすい春に向けて、そろそろ準備をはじめませんか。
カルシウムが牛乳の9倍も!?ハーブティーの意外な効果
季節の変わり目はどうしても風邪をひきやすかったり、肌だってトラブルを起こしがちです。しかしそんな事態にも美人たちは動じません。
結婚・出産を経てもスタイルは変わらず、いまだに街で声を掛けられることの多い30代後半のYさんや、ちょっとしたモデルを頼まれることの多い30代前半のAちゃんをはじめ、多くの美人女性たちがおすすめしてくれたのがハーブティーです。体と肌のトラブル防止に役立つそうですよ。
肌を特にケアしたいなら、「ローズヒップ」がイチオシとのこと。ローズヒップにはコラーゲン生成をするビタミンCがレモンの約20倍も含まれていて、美肌効果をアップさせます。また、あまり知られてはいませんが、カルシウムも牛乳の約9倍、βカロチンはトマトの約20倍も含まれているんですよ。
「美容だけではなく、健康にもいい」と言って飲む人も多いようです。ローズヒップの酸っぱさが苦手な人は、食用のローズヒップオイルも売っているので、それを紅茶やコーヒーに数滴たらして飲んでみるといいかもしれません。
他にも、季節の変わり目に特に肌が荒れやすい人には「パンジー」や「シストローズ」もおすすめです。肌トラブルに作用してくれるでしょう。
意識が高すぎるコスメ選択は、肌を痛めつけるかも
季節を先取りしすぎて、すぐにコスメを変えてはいませんか? 季節に合ったコスメを使うのは大切なことですが、意識が高いがあまり、今の時季から先走って春用のコスメにしてしまうことはあまりおすすめできません。
というのも、暦の上ではすでに春でもまだまだ乾燥していたり、肌が季節の変化についていっていない可能性があるからです。年中メイクのバランスを保つ美人たちは、季節に合わせるのではなく、コスメは肌の様子を見ながら変えています。
春になると、よくありがちなのは、いきなり保湿を軽めにすることですが、肌に馴染んでいるうちは冬用のものを使い続けるのが正解です。特に基礎化粧品は毎日の肌の状態を見ながら、まだ乾燥しているうちは保湿力の高いものを使い続けてください。
前述のAちゃんは季節の変わり目対策を特にしていないのに、いつだって肌のキメは細やか。話を聞くと、「肌の調子が優れないときは3月まで冬用のコスメを使っている」と言います。
特に肌の変化を感じ取れるのはベースメイクをしたときだそうです。ベースメイクが馴染んでいるうちは冬用で、いつもよりベタつきを感じ始めたら春用のコスメへの変更を考えはじめてみてください。
旬のものが“美容”と“健康”の後押しに
季節が変わるとき、旬のものを食べることも美を導くための大切な行動の一つ。春は、冬の間に蓄えた脂肪が動き出す季節で、だんだんと新陳代謝が活発になり脂肪や老廃物が排出されやすくなるんです。それに合わせて旬の食材を食べると、より体を春へと目覚めさせてくれるんですよ。
野菜なら、タラの芽やタケノコ、ウドなどが春の旬の食材です。デトックス効果が高いので、新陳代謝の活性化の後押しをしてくれます。魚ならさわらが旬のものですよ。
旬の食材は免疫力アップにも繋がります。私たちの体は四季のサイクルで生理的にバランスをとっていますが、旬のものは生命力が強く、栄養価も高いんです。
普段は外食を嫌う人も多いかもしれませんが、この時期は旬のものを取り扱うことが多いので、外食もおすすめです。積極的にチョイスしてみましょう。
小さな発見で心を解放!
いつまでも老けないYさんやAちゃん、そしていつでも笑顔がステキなKさんらの話を聞くと、「季節の変わり目には新しい季節を感じることを大切にしている」と言います。できるだけ外に出て、花のつぼみを見て春を感じたり、温かい空気を感じるようにしているそうです。
まだまだ寒くても、小さな春を感じられる発見があれば心がとても穏やかになるのだとか。特に一人で出かければ、自分と向き合うことができるので、心を開放するのに最適です。
お散歩をするなら、1回につき15分は頑張ることをおすすめします。というのも、脳から快楽ホルモンが出始めるのはウォーキングをはじめた15分後。せっかくなら心地よい気分になるほうがいいですよね。
それに3日以上の空白を作らないことも大切です。お散歩で心と体をいい状態にもっていくことができますが、3日以上空白があると体がリセットされてしまうんです。また、お散歩をすると血行がよくなり筋肉や骨が鍛えられますが、お散歩の後には体だけではなく、心の変化も感じるようにするとより気分が上がります。
気分も一新! 部屋の模様替えで不安をワクワクに
なんとなく気分が憂鬱になりがちな季節の変わり目は、部屋の模様替えをして心機一転するのも一つの手です。思い切ってベッドの位置を変えたり、カーテンを変えて変化を楽しみましょう。
新しい年度は、不安を抱えることも多くなりがちですが、その気持ちを一新するように部屋の雰囲気を変えれば、不安よりもワクワクが大きくなるかもしれません。
また「観葉植物を置く」という声も多く聞かれました。植物は癒しの効果が高いようです。
春は新しいことが多く希望に溢れた季節ですが、同時に不安も多く抱えてしまう季節だと思います。
そんなときは意識して心と体を労わってあげましょう。きっとステキな年度がはじまっていくはずですよ。
参考:健成園、マリエン薬局、古賀市、日本野菜ソムリエ協会、創建社、『運気を上げて美人になる魔法のルール』PHP研究所/佐藤富雄
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