倉持由香・星名美津記とVR空間で恋人になれる！？「トキメキメテオ」第1弾発売記者発表会レポート

2017年04月01日 18:30:00
テクノロジー
VR Inside

4月1日に恵比寿CreAtoにてグラビアアイドルと触れ合えるVRコンテンツ「トキメキメテオ」第1弾発売記念イベント「80名限定トキメキメテオ倉持由香／星名美津記商品手渡し会・2ショット撮影会！」が開催された。

イベントには長蛇の列ができており、期待度の高さが伝わってきた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

また、同イベント開催に合わせて、記者発表会も開催されたので、本記事ではその様子をレポートする。

イベントレポート

「トキメキメテオ」VRシリーズ制作の背景

冒頭株式会社イードプロデューサーの土本学氏が本プロジェクトの制作背景について語った。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「トキメキメテオ」プロジェクトは、全体プロデュースとマーケティングを株式会社イードが担当し、360°VR動画の撮影・編集は株式会社シータが、商品開発を累計20万個を越える大ヒットとなった「ハコトリップ」を制作した株式会社ライブエンタープライズがそれぞれ担当し、企業間の垣根を越えたチーム構成で制作された作品なのだが、そもそもメディア事業をメインとしているイードがなぜ、VRに取り組むのか？

それはデバイスの進化に伴い変化してきたメディアの表現手段として、VRに大きな可能性を感じているという点と、統計データを見ても将来性が高く、且つまだVR体験をしたことがない方が多いという現状を踏まえ、VR人口を拡大させるため、VRコンテンツとVRゴーグルをセットにした販売を行うことにしたとのことだ。

コンテンツの品質には特にこだわったらしく、株式会社シータ独自の撮影技術を用いて、ハイクオリティな映像を実現したようだ。

第1弾となる本作はパッケージ版とデジタルダウンロード版（DMM.comにて先行配信中）として発売し、今後主要プラットフォームにも展開していく予定だ。

シータ独自のVR映像技術について

続いて、株式会社シータ代表取締役鈴木正彦氏よりこだわりの撮影技術に関してお話いただいた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

本作の撮影において、高品質な実写VRを取るために一般的なアクションカムを組み合わせた360°カメラではなく、立体視で撮影するため、独自で開発した機材を用いて撮影を行った。

また、機材面以外にも2点、注意した点があり、

1つ目が演者の位置。2つのレンズが交わるポイントがあり、その位置より前すぎても立体感がでないし、遠すぎるとVR特有の距離間が出ないので、交わるポイントを常に意識しながら撮影したようだ。

2点目は、アドリブ演技を入れたこと。自分のそばにアイドルがいる、という点を最大限に出すには自然体の動きが重要なので、あえてアドリブを入れることで自然体な雰囲気を作っていった。

機材・撮影方法・自然体この3点に特に注目して撮影したからこそ、高品質な360°VR動画の撮影に成功したようだ。

ご本人登場！撮影秘話などを語る

最後に本作に登場したグラビアアイドルの倉持由香さんと星名美津記さんが登場。

左：倉持由香さん右：星名美津記さん

イメージDVDの撮影とは異なり、カメラ固定で移動範囲が決まっているため、少し外れると頭が見切れたりすることもあり、撮影時はかなり苦労されたようだ。

ただ、両者とも本作の映像には満足している様子で、特に倉持さんは女体が目の前に現れる衝撃をぜひ、楽しんでほしいとおっしゃっていた。

TVやDVDなど2D空間で作品を”見る”ものが、VRの出現で”会いに行く”体験に変わり、遠い存在だったアイドルが身近に、そして恋人感覚で見ることができるようになった。新たなメディアの出現でアイドルとファンの距離感も徐々に変化する、そんな予感を今回の取材で感じた。

トキメキメテオとは？

VR技術を用いて、憧れのアイドルと間近に触れ合え、降り注ぐようなトキメキ体験ができるVRコンテンツ。第1弾はグラドル自撮り部部長を務める尻職人こと「倉持由香」氏とゴールデンルーキーとも称される「星名美津記」氏が登場。

商品ライナップ	「トキメキメテオ Vol.1 倉持由香」「トキメキメテオ Vol.2 星名美津紀」
パッケージ版	3月31日(金) 価格 4,000 円(税別) にて販売
デジタルダウンロード版	3月31日(金)各タイトル 980円（税込）にて販売
公式サイト	http://tokimeki-meteor.jp/
DMM.com	http://www.dmm.com/digital/idol/-/detail/=/cid=5543eid00005/?i3_ref=list&i3_ord=3