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映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の視覚効果にはVIVEが使われていた


海外メディアRoadtoVRは、2017年2月25日の記事において、VIVEが映画制作に使われていたことを報じた。


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同メディアによると、2017年2月24日、イギリスBBCは映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の視覚効果を担当したILM・ロンドンスタジオを訪問し、同映画の視覚効果にVIVEコントローラーが使われたことを紹介したビデオクリップをYouTubeで公開した。


ハリウッド大作映画はCGを多用するようになって久しいが、映画にCGを合成する作業は基本的にPCを使って行われている。


ところが、昨年12月に公開されたスター・ウォーズ・シリーズ最新作にあたる同映画では、CGの制作にVIVEコントローラーが使われていたのだ。


具体的には、PC上で3次元的に制作した同映画に登場する宇宙での戦闘シーンにおけるカメラワークを、リアルな世界に用意したVIVEコントローラーとタブレット端末を使って操作するのだ(トップ画像参照)。つまり、リアルな世界でVIVEコントローラーを動かすと、その動きに連動してPC内のCGを撮影するカメラも動くのだ。以下に引用する動画の1分を過ぎたあたりから、こうした作業を見ることができる。



こうした方法は前例がなかったのだが、同映画の視覚効果を担当したSteve Ellisはこの方法を採用した理由を以下のようにのべている。


監督のGarath Edwardsはとても「ハンドメイド」な映画が好きだったのです。


彼は物理的な映画のセットの周りを歩いて、撮影前には思いつかなかったけれども、とても面白そうなカメラ・アングルを見つけることが大好きなのです。


同氏は、監督が映画に使うCGを「歩き回る」ことができるように「VCam Renderer」と呼ばれる紹介した撮影法を考案したのだ。確かに、この方法だとマウスやキーボードを使うより直観的にCGを合成できる。


以上の撮影法が、映画CG合成作業のスタンダードになるかどうかはわからない。とはいうものも、VRテクノロジーのなかには、例えばフルボディ・トラッキングのようにすぐにでも映画撮影に応用できそうものが他にもありそうだ。VRテクノロジーは、思わぬところからも定着するのかも知れない。


映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の視覚効果にVIVEコントローラーが使われていたことを紹介したRoadtoVRの記事

http://www.roadtovr.com/watch-star-wars-rogue-one-used-steam-vr-tracking-shoot-vfx-shots/
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