2020年2月25日、FacebookはVRアクションゲーム「Asgard’s Wrath」などの開発で有名なSanzaru Gamesを買収したことを発表しました。

Sanzaru Gamesは米国とカナダにある現在のオフィスを拠点に、Oculus Studioの独立したスタジオとしてゲーム製作を継続していくとのことです。


Sanzaru Gamesとは?

Sanzaru Gamesとは?

画像:MARVEL Powers United VR[Oculus Store]

Sanzaru Gamesは2007年に米国カリフォルニア州に設立されたゲーム製作会社です。

近年ではVRゲームの代表的なメーカーとして知名度を上げており、

・Ripcoil

・VR Sports Challenge

・MARVEL Powers United VR

・Asgard’s Wrath

といったオリジナルタイトルをOculus向けに提供してきました。

特に「Asgard’s Wrath」は、Global Game Awards 2019の「Best VR Experience 2019」を受賞するなど高い評価を得ています。

Facebookは今回の買収の理由について、Sanzaru GamesがVRゲームのパイオニアであり、Oculus Studioとこれまでも提携してきたことを挙げています。

さらに、FacebookはSanzaru Gamesが持つ

・優れたデザイン

・アニメーションとオーディオを含む美しいアート

・高い技術力

といったクリエイティビティを最大限発揮できるように、

Oculus Studiosチームの完全なサポートの下、米国とカナダにある現在のオフィスを拠点に独立したスタジオとして活動を続けていく体制をとるとのことです。

また、現時点では明かすことはできないものの、Sanzaru Gamesを中心としたVRゲームのプロジェクトが進行中であることも示唆しています。



FacebookによるVRゲームメーカーの買収が続くか?

FacebookによるVRゲームメーカーの買収が続くか?

Facebookは昨年11月にも「Beat Saber」のBeat Gamesを買収しており、同社による有力VRゲームメーカーの買収が続けざまに行なわれたかたちになります。

一連の買収劇から、FacebookがVRへの情熱を持ち続けていることと、より自分たちのコントロールが効きやすいVRコンテンツ製作環境を作り上げようとしていると見る向きもあるようです。

Facebookのコメントによると、今回のSanzaru Gamesの買収は「今年行われる多くの素晴らしいVR発表の1つ」であり、「2020年はVRゲームの発売と発表にとって素晴らしい年になる」とも述べています。

そのため、今年さらにFacebookによる有力VRタイトルのメーカー買収が続くことが予想されています。

まとめ

Facebookが昨年のBeat Gamesに続いてSanzaru Gamesの買収を発表しました。

VR初心者から楽しめる「Beat Saber」と比べると「Asgard’s Wrath」などよりハードなVRユーザー向けのゲームを開発していることから、Oculusでしか実現できないVR体験の開発が本格的に始まっているのではないでしょうか。

2020年はFacebookが模索しているという「VRを加速させる多くの方法」が実現していくきっかけの年になるかもしれません。

参考:Welcoming Sanzaru Games to Facebook[Oculus Blog]








Copyright © 2020 VR Inside All Rights Reserved.

情報提供元:VR Inside
記事名:「Facebookが「Asgard's Wrath」のSanzaru Gamesの買収を発表