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CCNAとは?概要から取得メリット・勉強方法を現役エンジニアが解説


CCNAについて解説します。CCNAとは、アメリカのシスコシステムズ(Cisco Systems, Inc.)が行っている資格試験で、取得するメリットとしてはシスコシステムズ社の製品に対する専門知識を持っているということをアピールできる点です。


今回はCCNAの概要から勉強方法まで詳しく解説していきます。


 


なお本記事は、TechAcademyの法人向けIT・プログラミング研修での実績をもとに紹介しています。


 



田島悠介


今回は、資格に関する内容だね!





大石ゆかり


どういう内容でしょうか?





田島悠介


CCNAについて詳しく説明していくね!





大石ゆかり


お願いします!




目次



CCNAとは



CCNAとは、アメリカのシスコシステムズ(Cisco Systems, Inc.)が行っている資格試験です。シスコシステムズは世界最大のネットワーク機器メーカーであり、インターネットの回線を接続するルーターやスイッチングハブといったネットワーク機器において、業界標準と言って良い圧倒的なシェアを持っています。それらシスコシステムズ社の製品に対するITプロフェッショナルを認定しているのがCCNAです。


CCNAは「Cisco Certified Network Associate」の略称です。シスコシステムズの認定資格は複数のレベルに分かれており、CCNAはCCENTの次に易しい入門レベルの資格試験です。



  • エントリー:CCENT、CCT

  • アソシエイト:CCNA、CCDA

  • プロフェッショナル:CCNP、CCDP

  • エキスパート:CCAr、CCIE


CCNAは9つの認定トラックに分かれています。その中で「ルーティング&スイッチング」が最も人気があり、単にCCNAと言った場合は「ルーティング&スイッチング」を指します。当記事でも以降はCCNA「ルーティング&スイッチング」についてご紹介します。


https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications.html#~stickynav=1


なお、CCNAは2020年2月24日に新しい認定資格「DevNet」に以降することが決定しています。試験の内容やレベルに大きく変更は無いようですが、エントリーレベルである「CCENT」が廃止されるなどの変更がある予定です。


https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/devnet.html


 


CCNAの試験概要


CCNAを取得するには2つの方法があります。



  • 200-125J CCNA v3.0 に合格する

  • 100-105J ICND1 v3.0 と 200-105J ICND2 v3.0 に合格する


「200-125J CCNA v3.0」であれば一度で合格が可能です。「100-105J ICND1 v3.0」は下位レベルのCCENTに対応しています。すなわちCCENTの保有者がCCNAにチャレンジする場合は「200-105J ICND2 v3.0」を受験すれば良い、ということになります。



































200-125J CCNA v3.0100-105J ICND1 v3.0200-105J ICND2 v3.0
試験時間90分
問題数50~60問45~55問45~55問
合格率約50%前後と言われている(非公開)
試験料(税別)39,000円19,800円19,800円
有効期間取得から3年

https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna-routing-switching.html#~stickynav=1


CCNAの受験は、ピアソンVUEのページからユーザー登録をして行います。受験は全国のピアソンVUEの会場で行えます。


https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/Cisco.aspx


 


CCNAを取得するメリット



CCNAを取得するメリットとしては以下のようなものがあります。特にシスコシステムズ社の製品に対する専門知識を持っているということをアピールできる点が最大のメリットです。



  • ネットワークに関する専門知識を持っていることをアピールできる

  • 特にシスコシステムズ社の製品に対する専門知識を持っていることをアピールできる

  • 自分自身で専門知識のレベルをセルフチェックできる


CCNAは受験料が高く有効期間も3年と、個人で受験するにはなかなかハードルが高いものがあります。単にネットワークの専門知識を評価するのであれば、難易度はやや上がりますが情報処理技術者試験のネットワークスペシャリストも検討してみると良いでしょう。


https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html


 


必要となる知識


それぞれの試験の概要は以下の通りです。


 


200-125J CCNA v3.0



  • ネットワークの基礎

  • LAN スイッチング テクノロジー

  • ルーティング テクノロジー

  • WAN テクノロジー

  • インフラストラクチャ サービス

  • インフラストラクチャ セキュリティ

  • インフラストラクチャの管理


https://learningnetwork.cisco.com/community/connections/jp/certifications/certification-exam-topics/ccna-exam/


 


100-105J ICND1 v3.0



  • ネットワークの基礎

  • LAN スイッチングの基礎

  • ルーティングの基礎

  • インフラストラクチャ サービス

  • インフラストラクチャの運用


https://learningnetwork.cisco.com/community/connections/jp/certifications/certification-exam-topics/icnd1


 


200-105J ICND2 v3.0



  • LAN スイッチング テクノロジー

  • ルーティング テクノロジー

  • WAN テクノロジー

  • インフラストラクチャ サービス

  • インフラストラクチャの運用


https://learningnetwork.cisco.com/community/connections/jp/certifications/certification-exam-topics/icnd2


 


おすすめの勉強法 ・役に立つ参考書まとめ


CCNAに合格するためのおすすめの勉強方法としては、地道ですがひたすら練習問題に取り組んで自分が弱いところを補完することです。市販の書籍などを参考に学習を進めると良いでしょう。定番は以下の2冊です。


徹底攻略Cisco CCNA Routing &Switching教科書 ICND2編


徹底攻略 Cisco CCNA Routing&Switching問題集ICND2編


 


また、シスコシステムズのホームページでそれぞれの試験の練習問題が公開されています。実際の試験内容のイメージをつかむことができるので必ず練習しておきましょう。


https://learningnetwork.cisco.com/docs/DOC-30752


 


やや高額になりますが、各ベンダーからトレーニングコースが提供されています。


https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/training/course-list.html


 


監修してくれたメンター








太田和樹(おおたかずき)


ITベンチャー企業のPM兼エンジニア


普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。


開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握(実証実験)、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。


地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。


 



大石ゆかり


内容分かりやすくて良かったです!





田島悠介


ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!





大石ゆかり


分かりました。ありがとうございます!




TechAcademyでは、従来の講義型研修とは違い、実務を想定したカリキュラムで実践的スキルを短期間で確実に身につけられる法人向けオンラインIT・プログラミング研修を展開しています。


1名〜数百名規模・業界を問わず、500社以上の企業様の研修を実施しています。 受講生一人ひとりに現役エンジニアのメンターが付き、皆様のニーズにあったサポートを行います。学習時の「わからない」を確実に解消いたします。


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