高速道路の利用料金に応じて、ポイント還元が受けられる「ETCマイレージサービス」は、そのままの状態では使うことができません。ポイントを高速料金にあてるためには「ポイント還元」の手続きが必要になります。しかも、その方法によっておトク度が変わってくるケースもあるのです。

ETCマイレージサービスの還元手続き

ETCマイレージサービスで貯めたポイントは、そのままでは通行料金として使うことはできません。貯まったポイントの還元手続きが必要になります。そして、ポイント還元手続きには、Web上で手動で還元する方法と、一定数ポイントが貯まると自動還元される方法の2種類があるのです。

手動還元の場合、ETCマイレージサービスのWebサイトでログイン。ポイント明細画面のなかにある「ポイント交換」をクリックします。1ポイントから還元できるわけではなく、100ポイントごとなど会社別に決まった単位で行う仕組みです。

NEXCO3社(仙台松島道路を含む)と本四高速の場合、1000ポイントが還元の単位です。ただし、1000ポイントで還元すると500円分のみ。3000ポイントは2500円分、5000ポイントは5000円分と、まとめて還元した方がおトクです。

ETCマイレージサービスの有効期限

このほかの愛知県道路公社・名古屋高速・広島高速・福岡高速・北九州高速は100ポイントが100円分、神戸市道路公社は200ポイントが100円分で、ポイントをまとめて還元することによるメリットはありません。

一方、自動還元はETCマイレージサービスの登録情報に設定しておくことで、毎月20日に一定数のポイントがあると自動的に還元作業を行うもの。NEXCO3社(仙台松島道路を含む)と本四高速の場合は5000ポイント、その他各社は1000ポイントで自動還元になります。

自動還元を利用する際に注意したいのは、ETCマイレージサービスのポイントには翌年度の3月20日までという有効期限があること。例えば、2021年3月20日時点で2019年度の本四高速分が4000ポイント残っていた場合、自動還元だけではポイント期限切れになるので、手動で還元しないと損してしまうのです。

ETCマイレージサービス還元額の利用

ETCマイレージサービスで還元された通行料金分は、手続きの翌日から優先的に利用される仕組みです。例えば、高速道路の通行料金が1300円で還元額が1000円分残っている場合、還元額が使われた残り300円分だけがETC料金として請求されます。

還元された通行料金分については会社別の関係はなくなり、NEXCO3社のポイント還元分を名古屋高速や広島高速の通行料金にあてるといったことも可能。さらに、日光宇都宮道路や銚子連絡道など、還元分の利用のみ対応な路線もあるほか、ETC乗り放題プランの料金としても使えます。

なお、還元額で通行した分はポイントやETC平日朝夕割引の対象外。そこで、ETC平日朝夕割引での通行と還元額利用が重ならないよう、ETC乗り放題プランなど一気に使えるタイミングにあわせ還元を行うことでETCマイレージサービスのおトク度をアップさせることも可能です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ETCマイレージのポイント還元には期限があった