日本でも大流行の兆しが見え隠れする新型コロナウイルス。ふだん電車通勤をしている人のなかには、通勤回数を減らしつつ、満員電車を避けるためクルマ通勤に切り替えようと考えている人もいるでしょう。そして、通勤時の高速利用をおトクにするETC割引には、都市部で利用可能なものもあるのです。

ETC平日朝夕割は都市高速が対象外

ETC利用の割引サービスで、おもに平日の通勤利用を想定しているのが「ETC平日朝夕割」です。これは、NEXCO3社(仙台松島道路を含む)および本四高速が実施しているもので、高速道路を6~9時・17~20時に走行した場合、最大100km分まで毎月の利用回数に応じ、翌月通行料金として還元されます。

利用回数については、毎日朝と夕方それぞれ1回ずつカウントされ、1日最大2回まで。また、NEXCO3社はまとめて回数計算をしますが、本四高速は別計算です。割引率は月6~9回利用の場合30%、10回以上では50%と、ETC割引のなかでもおトク度が高いサービスになっています。

しかし、電車通勤に頼る都市圏のドライバーにとって、ETC平日朝夕割は利用しづらいもの。というのも、東京・大阪周辺の大都市近郊区間と東京湾アクアラインが対象外のためです(関門トンネル・沖縄道も対象外)。さらに、首都高速など都市高速にもETC平日朝夕割の設定がありません。

ETCマイレージは都市部でも使える

そこで、都市部のドライバーが活用したいのが「ETCマイレージ」です。こちらは、会員登録することによりETC利用金額に応じたポイント還元を受けられるサービス。対象路線は関門トンネルを除くNEXCO3社全路線と本四高速に加え、名古屋高速・広島高速・北九州福岡高速などにも拡がります。

ETCマイレージのポイントは、NEXCO3社はまとめて計算され、その他路線については会社・公社別に集計する仕組み。各社のポイントはNEXCO3社と本四高速が10円=1ポイント、名古屋高速・広島高速・北九州福岡高速と愛知県道路公社(5路線)が100円=1ポイント、神戸市道路公社が50円=3ポイントです。

貯まったポイントの還元率は各社で異なり、NEXCO3社と本四高速は1000ポイントで交換手続きをすると500円ですが、3000ポイントで2500円、5000ポイントで5000円とまとめた方がおトク。一方、名古屋高速・広島高速・北九州福岡高速・愛知県道路公社は100ポイント100円、神戸市道路公社は200ポイント100円の固定制です。

ETCマイレージは都市高速でボーナス

また、名古屋高速・広島高速・北九州福岡高速・愛知県道路公社・神戸市道路公社には以上の基本ポイントに加え、月々の利用金額に応じたボーナスポイントが用意されています。通勤利用を考えると、このポイント割増も魅力的です。

例えば、名古屋高速のボーナスポイントは、月5000~1万円の部分で100円につき3ポイント、1万~2万円が6ポイント、2万~3万円が12ポイント、3万円を超えた部分は19ポイントになります。名古屋高速名古屋線の通行料金は普通車1回780円なので、月20回利用した場合のボーナスポイントは486ポイントです。

この場合、基本ポイントの156ポイントだけでは1%還元ですが、ボーナスポイントを加えた642ポイントになると還元率は約4%にアップ。ETCマイレージを利用するには事前の会員登録が必要ですが、通勤に自動車を利用するドライバーであれば必ず登録したほうがよいでしょう。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「新型コロナ対策クルマ通勤に使えるETC割引は?