「駅員連絡用無線」には、総務省が定めた専用の割当て周波数はありません。使用する周波数は鉄道会社や路線でバラバラです。特定小電力無線やアナログ&デジタル簡易無線を使用するところもあれば、自社に割当てられた鉄道無線用の専用波を使う会社もあります。最近は、受信できないIP無線を投入する駅が増加中です。

駅員連絡用無線のIP無線化が拡大中

駅員連絡用無線は基本的に、ある駅で簡易無線を使っていれば、他の駅でも簡易無線というように、鉄道会社内や路線内で無線の種類を統一しています。しかし駅によって、駅員連絡用無線に複数の種類の無線を使い分けているケースもあります。現場で、駅員の腰に付いた無線機を見極め、使用周波数を探る必要があるのです。

JR東日本の東京支社管内の駅では、駅員連絡用無線に長いこと460MHz帯アナログ簡易無線が使用されてきました。無線機材の更新時に、一部の駅では467MHz帯デジタル簡易無線に変更されたのですが、山手線内の駅はIP無線に移行。IP無線化は拡大中です。

しかし、駅員連絡用無線に旧来のアナログ無線が復活している場合もあります。池袋駅は、アナログ簡易無線でしたが、2016年9月頃にIP無線に移行して、アナログ簡易無線は姿を消しました。

運行状況も流れてくる駅員連絡用無線

ところが、それから2年近く経った2018年5月頃に、アナログ簡易無線が復活したのです。日中は使われずに朝夕のラッシュ時限定で運用しています。これは「案内補助」の腕章を付けた、アルバイト駅員の連絡用です。

社員の駅員はIP無線、アルバイト駅員はアナログ簡易無線と、通信系を分けた独立運用になっています。通話内容も要員配置など限られますが、乗客の誘導には、列車の運行状況を把握することは欠かせません。運行状況も随時流れてきます。

鉄道無線をデジタル化した路線では、駅員連絡用無線から聞こえてくる運行情報はとても貴重です。JRに限らず、私鉄でも使用しているので積極的に受信しましょう。

ただし、駅員連絡用無線はハンディ機同士の通話となるため、電波は遠くまで飛びません。駅構内やその近辺で受信することになります。駅員連絡用無線は、それこそ初電から終電まで聞こえてくるので、駅を利用する際は注目です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「駅員連絡用無線から運行情報を手に入れる方法