「本当に厄介なのはあおり運転よりつきまとい運転。執拗に邪魔をしてくるタイプです」と話すのは、交通事故分析のプロである日本交通事故鑑識研究所の大慈彌拓也代表取締役。あおり運転よりも危険なつきまとい運転には、どう対処すればよいのでしょう。対策にはドライブレコーダーが有効です。

つきまとい運転にはドラレコが有効

2017年6月に高速道路上で発生した、あおり運転による悲惨な事故。実際には、前方で無理やり停車するなど不可避な妨害運転が行われました。いわば、つきまとい運転が事故の原因となったといえるでしょう。

つきまとい運転に遭った場合、どうすべきでしょうか。「ドライブレコーダーが役立ちます。ドラレコは前方カメラだけでも十分。つきまといの過程を撮影すれば証拠になります。有効的な活用法として、声を出して相手のクルマのナンバーを録音するといいでしょう」といいます。

「また、相手が前に出て停車させようと妨害してきたら、車道での停車だけはNGです。最低でも路肩、できればパーキングエリアに逃れましょう」とのことです。

つきまとい運転の相手をスマホ撮影

あとは、つきまとい運転に遭ったら「クルマの外に出ない、いくらクルマを蹴られたりしても窓を開けない。速やかに110番して、相手の特徴をドラレコに話して記録。スマホで相手を撮影するのもいいでしょう」といいます。

そして大慈彌氏は、本当はドライブレコーダーに頼らない運転が望ましいと言います。「ドラレコに頼るのは何かしらのトラブルがあってのことです。ドラレコは保険だと思って、安全運転をするよう務めるのが基本ですね」とのことです。

「もしもつきまとい運転やあおり運転に遭ったら相手の挑発に乗らず、張り合って何の得があるの?と、気持ちを抑えましょう。相手と同じ土俵に立ってしまって、どっちもどっちとならないようにしたいですね」と話してくれました。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「あおり運転より厄介な「つきまとい運転」対処法