スマホを見ながら自転車を運転して死亡事故を起こした元大学生に、有罪判決が言い渡されたのは記憶に新しいところ。運転するのに免許の必要ない自転車は歩行者と同じ感覚で乗っている人が多いですが、実際は道路交通法ではクルマと同様に「車両」の一種。自転車が守るべき交通ルールを見ていきましょう。

自転車は踏切で停止して安全確認

自転車は、道路交通法では「軽車両」と見なされます。車道はもちろんですが、自転車が走れる路側帯も左側を走らなければなりません。さらに、自転車は原則として歩道を通行することもできないのです。

「自転車通行可」の標識がある時や車道の通行が危険な場合、自転車は歩道を通行できます。とはいえ、歩道を通行する時は歩行者優先。中央から車道寄りの部分を通るようにしましょう。

また、自転車は踏切を通過する時はクルマと同じように直前で停止して安全を確認しなければいけません。これは道路標識等による一時停止も同じです。さらには、酒気帯び運転も禁止。飲酒運転を行うおそれがある人に酒類を提供したり、酒気を帯びている人に自転車を提供したりしてもいけないのです。

自転車は最高速度を守る必要がある

また、自転車はクルマと同様に最高速度を守る必要があります。指定最高速度が時速40キロなら、自転車も時速40キロを超えては走行してはいけないのです。ただし、法定最高速度については自転車についての言及がありません。

このため、時速50キロなどの道路標識等がなければ、自転車は一般道を時速100キロで走ってもスピード違反で捕まることはないということ。ただし「安全運転義務違反」で捕まる可能性はあります。

道路交通法第70条に「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」とあるからです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「意外に知らない自転車が守るべき交通ルールとは