赤外線カメラは、対象物から出ている赤外線放射エネルギーを可視化するサーモグラフィ撮影が可能です。ただし、プロ仕様の赤外線カメラとなると数十万単位はザラで、しかも匿体が大きく持ち運びしにくいのがネックです。そこで、胸ポケットに収まるスマホサイズの赤外線カメラの実力を見ていきましょう。

赤外線カメラが手頃な10万円以下

「FLIR C2」は、世界初ポケットサイズの多機能赤外線カメラ。スマホと同じくらいの大きさなので手軽に扱えるのが特徴です。現場での検査作業、食品の品質・衛生管理などにおいて、いつでも、どこでも使用できます。また、同機能商品の中では手頃な10万円以下の価格も魅力です。

赤外線カメラは本体背面にあるモニターをタッチすると各種設定ができる仕様。画像再生、イメージモード、中心スポット設定、カラー設定、フラッシュなどのメニューがあります。

赤外線カメラでいろいろな場所を撮影してみました。屋外の暗闇の中で人物を撮影してみると、周囲との温度差によって体の部分だけが赤く表示。暗闇でも存在を確認することができました。

赤外線カメラで熱い部分が一目瞭然

クルマを走らせてエンジンを切った直後を赤外線カメラで撮影してみると、エンジンルーム部分が特に赤く表示。熱を持っていることがよく分かります。赤外線カメラでPCを横から撮影してみても、どの部分が熱くなっているか一目瞭然。メンテナンスなどの参考になるでしょう。

赤外線カメラの基本スペックは、電源がリチウムイオン電池、視野角は41度×31度、モニター解像度は320×240ピクセルです。保存形式はJPGで動作時間は2時間。サイズ/重さは125W×80H×24Dmm/130gとなっています。実勢価格は84,498円です。

この赤外線カメラを製造しているFLIR Systems(フリアーシステム)は、独自の発想から生まれたユニークな計測器を数多くラインアップしています。モニターで高湿度箇所を検出するイメージング湿度メーターや、近づけるだけで電気を帯びているか分かる非接触型検電器など。どの製品も評価が高く、世界中で活躍しています。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「胸ポケットに収まるスマホサイズの赤外線カメラ