アプリで盗聴器と盗撮カメラの電波を発見するシステムが登場しました。電波を受信する本体とiPhoneとはBluetoothで接続。電波の発見や探索はすべてアプリ上から操作します。受信機とスマホを連動させた次世代のスタイルです。どのように盗聴器を発見するのか詳しく見ていきましょう。

盗聴器発見システム本体は電源のみ

盗聴発見業者向けの盗聴器発見システム「iSPACE SEARCH」は、広帯域受信機の本体「EGM-2012iSPA」は電源ボタンのみ。すべてのコントロールはBluetoothでペアリングしたiPhone(iPad)から行います。調査対象は、盗聴器の電波と電波式盗撮カメラの電波です。

これらの周波数は専用アプリに登録されており、新しい周波数が加わった際はアプリのアップデートで対応します。アプリ上で操作すると本体がスキャンを開始。受信した周波数をiPhoneのディスプレイに表示していきます。

業者向けのシステムだけあって、盗聴波の存在が可視化されるのと同様に、今までは口頭で告げていた“盗聴波が無いこと”も表示されるので依頼人に納得してもらいやすいでしょう。EGM-2012iSPAはオープン価格になっています。

盗聴器を発見するアプリの操作手順

実際に盗聴器を発見する手順を見ていきましょう。アプリで検査場所を登録して、左上のスピーカーアイコンをタップすると、約60波の盗聴波をスキャン開始。電波をキャッチすると次々にリストアップされていき、約30秒で停止します。

盗聴器の設置場所を特定するには、スマホの画面から発見した周波数を指定して探索モードに移行。本体からは、受信機の盗聴器発見機能と同様に受信音が聞こえます。盗聴器に近づくとハウリングを起こすので、設置場所が判明する仕組みです。

盗聴器発見システムの受信周波数範囲は0.1~1300/2400~2500MHz(無線電話の周波数帯除く)、受信方式はトリプルスーパーヘテロダイン(FM/AMモード)。アンテナ接栓はSMA型で、アンテナは第一電波工業の「SRH805S」です。

対応OSはiOS、電源は内蔵リチウムイオンバッテリー。サイズ/重さは60W×169H×17D㎜/109.5gとなっています。調査データは会員専用サーバ「iSPSクラウド」に保存。1件ごとにPDFリポートが取り出せる仕組みです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「アプリで盗聴器と盗撮カメラを発見するプロ機材