各道府県の警察本部で管轄区域を超えた全域をパトロールするのが自動車警ら隊、通称・自ら隊のパトカーです。スピード違反などの交通違反を専門に取り締まる交通機動隊のパトカーとの大きな違いは、赤色灯の下にある白いボックス。そんな自ら隊のパトカーの交通取り締まりの特徴を見ていきましょう。

自ら隊のパトカーの取り締まりテク

交通機動隊のパトカーが得意とするのはスピード違反の取り締まりです。それでは、自ら隊のパトカーはどういう取り締まりが得意なのでしょうか。自ら隊のパトカーにもストップメーターは付いているのでスピード違反の追尾も可能です。

しかし、得意とするのは飲酒運転が多いといいます。飲酒運転が多いのシーズンは交通機動隊と違反者の取り合いになるほど。地域に密着した警らを得意とする自ら隊のパトカーは、繁華街を中心に取り締まります

自ら隊の飲酒運転の取り締まりテクニックは、夕方に繁華街を見回り、駐車場などで車種をチェック。そして、そのクルマの持ち主が帰って来たらすかさず追跡します。ほぼ飲んでいるはずなので、一時停止違反やウインカーの出し忘れなどで停車させて、飲酒で捕まえてしまうのです。

自ら隊パトカーが苦手な取り締まり

このように、自ら隊はパトロールを主な任務として事件の捜査や指名手配犯の追跡なども行う一方、交通違反の取り締まりも行います。いわば何でも屋である自ら隊のパトカーにも苦手な取り締まりがあるのです。

自ら隊が評価されるのは、青キップ1枚で1ポイントといった毎月のポイント。案件によって点数は違います。しかし、駐車違反は点数は高くないのに複雑で知識も必要。このため、見逃がしてしまうパトカーが多いのです。

駐車禁止区域は複雑。駐車監視員制度から、道路交通法上の駐車禁止区域を正しく覚えている警察官も減ったといいます。知識がないため、注意だけで駐車違反を済ましてしまうパトカーが増えているようです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「赤色灯に箱が付いたパトカーは駐車違反が苦手?