どこかの部屋に仕掛けられた盗聴器から発射される電波はとても弱いもの。盗聴器の発信源に近づかないとノイズばかりで、その音声を聞き取ることはできません。受信機で発見した盗聴器の電波が飛んでくる方向を見極めるには、独特のテクニックが必要になります。それが「左回り捜索法」です。

盗聴器の電波を発見しても止まらない

クルマを使って市街地で盗聴器の電波を受信機でスキャンしていると、ノイズをキャッチしやすい場所があります。それは交差点。四方に開けた交差点には周囲の電波が飛び込んでくるので、盗聴器探しのスタート地点になります。

盗聴器の電波らしきノイズを発見しても、すぐに止まる必要はありません。そのまま、真っ直ぐに電波が弱くなるまで走ります。そして電波が途切れた所で左折するのです(1)。

交通量が多い市街地では、左折の方が確実に曲がれるからです。左折3回で元の道に戻ってくるので(2)、再びノイズが聞こえ始めるでしょう。この交差点を右折して元の道に入ります(3)。

発見した盗聴器の電波の方向を特定

先ほど来た道を引き返して、電波の強度を耳で感じながら直進。強力に入感するポイントを過ぎて、電波が弱まったところで即座に左折(4)。電波の強弱を頼りに左折を繰り返せば、次第に盗聴波から音が聞こえるようになってきます。

あとは音が最もクリアに聞こえる場所で止まって受信します。これが電波を遮るビルが立ち並ぶ市街地だからこそ使える、発見した盗聴器の電波の方向を特定する受信テクニック「左回り捜索法」です。

電波がクリアに聞こえるようになったら、あとは盗聴器の発信源を追い込んでいきます。参考になるのが、オートバイなどが立てる大きな音。これが受信機のイヤホンから聞こえたら、すぐにイヤホンを外してどの方角か確認するのです。これで盗聴器の発信源の方角がおおよそわかります。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「盗聴器の発信源を見極める「左回り捜索法」とは