本実証実験では、ウニやナマコの種類や養殖開始日、個体数、給餌、出荷の情報を、富士通が構築した養殖管理システムに、飼育者がデータ入力するとともに、水槽内に設置されたセンサーとカメラで、水温や濁度(注2)、塩分濃度などのデータおよび映像を収集、可視化します。飼育者が遠隔でPCやスマートフォンなどのモバイル端末を用いてリアルタイムに収集した水槽内の環境を確認することによる、ウニやナマコの陸上養殖事業における有効性を検証します。
本実証成果を踏まえ、今後、神恵内村は、重要な産業振興資源であるウニ・ナマコの養殖事業拡大を目指し、IoTを活用した陸上養殖の推進を検討していきます。また、沿海調査エンジニアリングと富士通は、ウニ・ナマコのIoTを活用した効率的な陸上養殖手法を検証し、神恵内村の養殖事業振興を支援していきます。
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概要:富士通株式会社
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