ルノー・日産・三菱自、新6か年計画「アライアンス2022」を発表
- 2017年09月15日 17:20:00
- テクノロジー
- JCN Newswire
アライアンスの会長兼CEOのカルロス ゴーンは、「今日はメンバー各社にとって新しいマイルストーンとなります。『アライアンス2022』では、計画終了時までに年間シナジーを100億ユーロに倍増させることを目指します。この目標に到達するため、ルノー、日産自動車、三菱自動車は共用のプラットフォーム、パワートレイン、次世代の電気自動車、自動運転、コネクテッド技術における協業を加速させます。事業規模全体の拡大もシナジー創出に貢献するでしょう。計画終了時には、年間販売台数は1,400万台以上に、売上高は2,400億ドルに達すると見込んでいます。」と語りました。
本計画において各社は、共通プラットフォームの使用を増やし、4つのプラットフォームで900万台以上をカバーします。さらに、共通パワートレインの使用も全販売車両の75%まで拡大します。
「アライアンス 2022」では先進的な自動運転システムやコネクテッド技術、モビリティサービスの開発および展開と並行して、EV技術の共用も拡大する計画です。
さらに、複数のセグメントに対応する新しいEV共用プラットフォームと共用部品を活用し、2022年までに12車種のゼロ・エミッションEVを発売する予定です。同期間中には、完全自動運転を含めた異なるレベルの自動運転技術を40車種に搭載します。無人運転車両による配車サービス事業への参入は、新しいモビリティサービス戦略の中核を担うものとなります。
また、15日に新ウェブサイトを開設するとともに、パートナー企業間における機能統合や協力体制の拡大を象徴する新しいロゴを発表しました。
ゴーンは、「本計画は、メンバー3社が成長し利益を伸ばす原動力となります。3つの自立した企業でも、1つの企業のような効率でシナジーの拡大を目指します。1999年以来、アライアンスは2社で成長し、結果を出してきました。『アライアンス2022』では、3社もしくはそれ以上でも成長し、結果を出せるということを証明します。」と締めくくりました。
ルノー・日産自動車・三菱自動車について
ルノーグループ、日産自動車、三菱自動車は世界最大の自動車パートナーシップを結んでいます。また、多文化にまたがるパートナーシップとして、自動車業界の中で最長の継続期間と最高の生産性を誇ります。2016年には、パートナー各社合計で、世界の200か国近くで約1,000万台の車両を販売しました。3社は競争力強化のため、協業とシナジー最大化に注力しています。また、3社はドイツのダイムラー、中国の東風汽車などの自動車メーカーと戦略的な協力関係を結んでいます。本戦略的アライアンスは、ゼロ・エミッション車における業界リーダーであり、最新の先進技術を開発しながら、自動運転およびコネクティビティの機能やサービスを、手頃な価格の幅広い車種で提供していく予定です。
*シナジー額は日産・三菱自は年度ベース(4-3月)、ルノーは暦年ベース(1-12月)
■ アライアンス 2022: 目標と詳細
□ 販売台数、売上、シナジー
今年、ルノー、日産自動車、三菱自動車は、世界で最も販売台数の多い自動車グループとなりました。2017年上半期の販売台数は前年比7%増の527万台でした。現在、EVの累計販売台数は50万台以上となっています。
3社の合計年間販売台数は、計画終了時までに合計1,400万台以上になると見込んでいます。最終的な売上高の合計は計画終了時には2,400億ドルとなる見込みで、これは2016年の1,800億ドルから30%以上の増加となります。
計画終了時のシナジーは、前年比16%増の50億ユーロだった2016年を上回る、100億ユーロを目指します。シナジーの倍増には三菱自動車の貢献も寄与します。具体的には、現地化の推進、生産拠点の共用、共通プラットフォームの活用、成長市場や新興市場でのプレゼンス拡大による貢献が期待されます。
また、小型商用車(LCV)、アフターサービス、EV、AD、コネクテッドカーに関連する技術の共有からも新たなシナジーの創出を見込んでいます。これは、研究開発、生産技術、物流、購買、人事といったすでに統合された機能から創出されるシナジーを補完するものとなります。
□ プラットフォームとパワートレインの共有
3領域の技術開発と並行して、3社は、プラットフォームおよびパワートレインの共有範囲を拡大します。
新たな項目は以下の通りです。
- 2022年には、4つの共通プラットフォームで900万台以上の車両を生産(2016年は2つの共通プラットフォームで200万台)
- 本計画終了までに、31のエンジンのうち、22を共有(2016年は38のうち14を共有)
- CMFアーキテクチャーをベースにしたアライアンスの共通プラットフォーム戦略は拡大し、自動運転に対応した新しいEV共通プラットフォームと、ミッドサイズ用のBセグメント共通プラットフォームが追加
- 三菱自動車はCMFアーキテクチャーを活用するとともに、2020年までに共通のパワートレインを車両に搭載
今回のCMFの拡大は、ルノーと日産による車両アーキテクチャー共有の成功事例を受けたものです。両社は、日産の「ローグ」「キャシュカイ」「エクストレイル」とルノー「エスパス」「カジャール」「メガーヌ」、ルノーの「クウィド」とダットサンの「レディ・ゴー」などますます広範囲のモデルで共通プラットフォームおよびパワートレインを使用しています。
□ アライアンス 2022における技術開発領域
必要となる技術を共同で開発することにより、開発業務の重複を防ぐとともに、パートナー3社が革新された技術により幅広く迅速にアクセスできるようにすることで、シナジーの創出を図ります。
1. EVの領域でリーダーの地位を強化
100%EVの販売における先駆者かつグローバルリーダーとして、今後も世界中で主流となる量販型EVを手頃な価格で提供していくことでNo.1ポジションを維持していきます。2022年までに、商品ラインアップを大幅に拡大し、日本、米国、中国および欧州といった重要市場において全ての主要セグメントを網羅することを目指します。
主な計画は以下の通りです。
- 2020年までに、複数のセグメントに展開可能なEV専用の共通プラットフォームを実用化。2022年までにはEVの70%が共有プラットフォームベースに
- 2020年までに、新たなEVモーターおよびバッテリーを投入し、アライアンスで共有
- 2022年までに、100%EVを12車種発売
- 2022年までに、EVの航続距離600kmを達成(NEDCモード**)
- 2022年までに、バッテリーコストを30%削減(2016年比)
- 2022年までに、15分の急速充電で走行可能な距離を2016年の90kmから230kmに拡大(NEDCモード*)
- 最適化されたフラットなバッテリーパッケージで室内空間を拡大し、柔軟なスタイリングを可能に
- 2022年までに、アライアンス共通のC/DセグメントのPHEVソリューションとして、三菱自動車の新しいPHEV技術を採用
** 新欧州ドライビングサイクル(New European Driving Cycle: NEDC):欧州連合(EU)で適用されている、軽量自動車の燃費やCO2・汚染物質排出量の標準試験モード。
2. 自動運転車両および無人運転車両の提供
3社は2022年までに異なるレベルの自動運転技術を40車種に搭載する予定で、計画は順調に進んでいます。
自動運転技術の開発のため、世界各地で積極的に実験走行が行われています。これにより、各社が、主力の量販モデルに先進的な自動運転機能を搭載することが可能になります。自動運転技術の展開スケジュールは以下の通りです。
- 2018年:高速道路高度自動運転車両(ドライバーは常に周囲を監視する必要あり)
- 2020年:市街地高度自動運転車両(ドライバーは常に周囲を監視する必要あり)
- 2020年:高速道路高度自動運転車両(ドライバーは必要に応じて運転に関与)
- 2022年:初の完全自動運転車両(ドライバーの運転への関与は不要)
また、無人運転車両に関する実証実験を、DeNA(日本)およびトランスデブ(フランス)と共同で行っています。これは、アライアンスが目指すモビリティの新時代への道を開くものであり、以下を目指します。
- 無人運転車両の配車サービス事業に参画し、パートナーシップをさらに広げていく。
- 公共交通およびカーシェアリング向けの車両を提供し、主要なプレーヤーとなる。
3. コネクティビティとモビリティサービスを可能に
ACMS(アライアンス・コネクテッドビークル・アンド・モビリティサービス)チームは、新しいモビリティサービスの開発とともに、パートナーシップを発展させています。さらに、エンドカスタマー向けの新しいコネクティビティのソリューションが、2018年より車両で利用できるようになります。これらには下記のものを含みます。
- 共通の車載インフォテインメントシステム、共通の車載コネクティビティシステム
- すべてのデータインターフェイスを担うコネクテッドクラウドの立ち上げ
- コネクテッドクラウドは、無人運転車両によるサービスおよび物流車両などに必要な自動運転機能へのゲートウェイも提供
また、コネクテッドクラウドプラットフォームは、物流管理の改善や製造時のデータシェア利用の拡大、保証費用の削減など、事業面での効率向上をアライアンスメンバーの各社にもたらします。
コネクティビティの計画には、新しいサービスや機能を車両のライフサイクルを通じて展開可能にするオープンエコシステムの開発を含んでいます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2017/detailh915.html
概要:三菱自動車工業株式会社
三菱自動車の企業コミュニケーションワード「Drive@earth」
地球を走る。地球と生きる。三菱自動車。
人とクルマ、社会とクルマ、地球とクルマの新しい時代を拓くために。いま、三菱自動車は挑戦を始めています。走行中のCO2排出ゼロ。地球温暖化防止に貢献する新世代電気自動車、i MiEV(アイミーブ)の世界投入。軽自動車で培った技術を存分に活用、燃費性能にすぐれたグローバル・スモールの提案。世界の環境基準をクリアしながら、走りの楽しさにあふれた三菱ならではの小型SUVの開発。さらに、新ディーゼルエンジンによるラリー参戦を通じて、走りと環境を両立する、新次元のクルマづくりを追求してゆきます。
私たちは信じています。私たちのクルマへの熱い想いと技術が、新しいクルマの価値をつくることを。ドライブ・アット・アース。走る歓びが永遠であるように。クルマが地球と共生できるように。
詳細はこちらからご覧ください。 www.mitsubishi-motors.co.jp
Copyright 2017 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
マンション刺殺、被害者は19歳大学生の女性 大阪・枚方
大谷翔平が父・徹さんに“バースデーアーチ”「ショウヘイ・オオタニデー」制定記念日に家族へ祝砲
21年肺がん手術の広田レオナが重度ぜんそく報告「病気の総合総社に拍車」2月には変形性股関節症
寺田恵子「熟女のエネルギーたくさんもらって」18回目「NAONのYAON」レジェンドと躍動
【巨人】「いったれ泉口!」ドラ4泉口友汰、阿部監督から送り出され腹をくくってプロ初打点
明石家さんま キダ・タローさんと言えば思い出す…若き日の恥ずかしい思い出
ザ・パンチが芸風を変えて大ウケ!「THE SECOND」に続き「大江裕」もトレンド入り
今村翔吾氏、佐藤可士和氏が井上貴博アナの冠番組TBSラジオ「土曜日の『あ』」に出演
【阪神】木浪聖也「結果が残せるよう準備してきた」9回好守も7回満塁併殺打悔やむ「また準備」
藤田ニコル「さすが爆笑問題さん」ガルアワランウエー全力疾走に「ちょっとうらやましい」
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
大谷翔平が不運な判定で2度見逃し三振 「えん罪退場」で話題の球審は引き揚げる大谷にブチギレ
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
吉野家が「マスク外し強要疑惑」でプチ炎上、店員さんに聞いてみると……
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
時代劇の常識を覆す!仇討ち・無礼討ちの厳格なルール
元めちゃイケメンバーの三中元克(32)現在は何をしているのか調べてみた!
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
藤田ニコル「脱ぐ予定なかったのですが気づいたらノリノリで…」ヒョウ柄水着姿に大反響
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
ガーシー、またも綾野剛の暴露写真でネット歓喜「この写真見て笑っちゃう」
元めちゃイケメンバーの三中元克(32)現在は何をしているのか調べてみた!
大谷翔平が不運な判定で2度見逃し三振 「えん罪退場」で話題の球審は引き揚げる大谷にブチギレ
完全にダマされた! 『ラヴィット!』あのちゃん“事故レベル”大暴走は『水ダウ』遠隔操作のしわざだった ネットも納得
73歳神田正輝「旅サラダ」生放送で“12歳下俳優”から呼び捨てされ激論
マンション刺殺、被害者は19歳大学生の女性 大阪・枚方
大谷翔平が父・徹さんに“バースデーアーチ”「ショウヘイ・オオタニデー」制定記念日に家族へ祝砲
寺田恵子「熟女のエネルギーたくさんもらって」18回目「NAONのYAON」レジェンドと躍動
藤田ニコル「さすが爆笑問題さん」ガルアワランウエー全力疾走に「ちょっとうらやましい」
【巨人】「いったれ泉口!」ドラ4泉口友汰、阿部監督から送り出され腹をくくってプロ初打点
63歳ダンプ松本「おばあちゃんと同い年だって」ショック受けるも「まだまだやりますよ!」
バルセロナ・シャビ監督、解任報道を否定「会長、副会長、デコの信頼は揺るぎないもの」
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
【データ】500打点に王手の阪神大山悠輔 球団生え抜きで最短8年の岡田彰布らに並ぶのは確実
明石家さんま キダ・タローさんと言えば思い出す…若き日の恥ずかしい思い出