どうも、まさとらん(@0310lan)です!
みなさんは、現実世界のあらゆる空間を3DキャプチャしてVR化できるカメラをご存知でしょうか?
「Matterport社」が販売しているこんなカメラです。
最近では、Google Tangoに対応したスマホからでも「3Dスキャン技術」を利用できるアプリがあったりします…。
ただ、カメラ自体が海外のみの販売なので、存在は知っていてもどんなコンテンツが作れるのかを知らないひとも少なくないと思います。
そこで今回は、このカメラで撮影されたあらゆる場所を公開している「Matterport社」のサイトをご紹介致します!
【 Matterport 3D Gallery 】
基本的な使い方!
まずは、簡単に「Matterport 3D Gallery」の使い方を紹介しておきます。
サイトにアクセスすると、およそ300を超えるスポットの一覧が表示されるので、ここから好きな場所を探してクリックしてみましょう!
すると、こんな感じで自動的に「3Dビュー」が表示されて施設内を歩き回れます!
施設の全体像は3DCGで描かれており、好きな場所をクリックするとシームレスに内部へ侵入できるのが面白いです。(施設内は全天球画像を使用)
また、スマホからでも意外とスムーズに動作するのが特徴で、PC・スマホどちらでもブラウザから気軽にアクセスできるのが魅力です。
「Matterport 3D Gallery」にはこのような3Dコンテンツが多数あり、例えばアメリカ大統領が搭乗する飛行機「エアフォースワン」の内部に入り込むことも可能です!
【 “Air Force One”–Boeing VC-137B 】
1959年〜1990年頃まで実際に使われていた機内の様子を「VRコンテンツ」として楽しむことが出来るようになっています。
当時の貴重な通信設備なども隅々まで閲覧できます。
現代とはかなり違うメカチックな「コックピット」内も入れますよ。
GIFにするとこんな感じです!
以下のリンクから、実際に体験できるのでぜひトライしてみてください!
<↓リンク↓>
【 “Air Force One”–Boeing VC-137B 】
https://matterport.com/3d-space/air-force-one-boeing-vc-137b/
ちなみに、VRコンテンツとして閲覧する際は、画面右下のアイコンをクリックすることでVR用のURLが発行されるので、これをスマホと専用アプリを使って楽しめるようになっています。
他にもまだあるレアな3Dスポット!
さて、「Matterport 3D Gallery」には他にも多数の場所が登録されており、普通なら見れない貴重なスポットも数多く存在します。
たとえば、映画俳優の「エディ・マーフィ」が、かつて保有していた豪邸内を自由に歩き回れたり…
<リンク>
https://matterport.com/3d-space/eddie-murphy-house/
オーストラリアにある、八角形で特徴的なデザインの「ビクトリア州立図書館」に行ってみたり…
<リンク>
https://matterport.com/3d-space/reading-room-state-library-victoria/
カリフォルニア州にある「コンピューター歴史博物館」で勉強してみるのも良いでしょう。
<リンク>
https://matterport.com/3d-space/computer-history-museum/
また、巨大な超豪華クルーザーの内部がどうなっているのか探索してみたり…
<リンク>
https://matterport.com/3d-space/aurora-yacht/
海外の大手スーパーマーケット「アルバート・ハイン」で、日本との違いを比較してみたり…
<リンク>
https://matterport.com/3d-space/albert-heijn-dutch-supermarket/
主にスタートアップ企業に投資を行うベンチャーキャピタル「Y Combinator」のオフィスも探索可能です!
<リンク>
https://matterport.com/3d-space/y-combinator-office/
他にも、「キャンピングカー」や「リムジン」、「ウォルストリートの地下鉄」、「アメリカ海軍の航空母艦」など、他では体験できないようなコンテンツが豊富に収録されているのが面白いです!
「Matterport」に興味が湧いてきた方は、以下に公式動画を掲載しておくので、カメラの撮影から公開までの流れをざっくり確認してみると良いでしょう。
(YouTube公式チャンネルはコチラ!)
■おまけ
最後に、3Dコンテンツをスマホからさらに楽しめるサービスも合わせてご紹介しておきます!
【スマホで3Dモデルを現実世界に召喚し、自在に動かせる「Augment」サービスが無料公開中!】
スマホやタブレットのカメラ越しに「3Dモデル」を出現させて、実際の現実空間と合成することができるアプリの紹介記事です。
3Dモデルが豊富に収録されていますが、オリジナルのファイルを扱うことも可能で、任意のマークを認識させてそこへ3Dコンテンツを組み込むようなことも簡単にできます。
もし、ご興味ある方はぜひ一読してみてください!
■まとめ
今回ご紹介した「Matterport社」が販売する3Dスキャンカメラは、モバイル端末とWiFiで接続し遠隔操作しながら自動的に空間をスキャンをしてくれるようになっています。
さらに、専用のサーバーへデータをアップロードすれば、自動的に3Dコンテンツに変換されてブラウザから閲覧できるというスグレモノ!
カメラは日本未発売なので、今後普及するかもしれないGoogle Tango搭載スマホで誰でも3Dスキャンできるようになると良いですね。
<参考>
・「Matterport 3D Gallery」公式サイト
written by まさとらん(0310lan)