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有名WebサービスのAPIをすべて同じ書き方でプログラミング可能な「RapidAPI」は、検索・テストもブラウザ上で実行可能!

  • 2017年01月11日 20:11:00


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どうも、まさとらん(@0310lan)です!



Twitter、Facebook、Instagram…など、今では多彩なWebサービスがAPIを提供しており、独自の機能を開発者が利用できるようになっています。



ただし、利用するAPIによってプログラムの書き方がそれぞれ異なるので、複数のAPIを使う場合は学習が困難なうえ、テストなどにも時間が掛かるケースが少なくないでしょう。



そこで、このような問題を一発解消してくれる便利な無料サービスがあるので、詳しくご紹介しようと思います!



【 RapidAPI 】

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基本的な使い方!


「RapidAPI」の利用方法ですが、とてもシンプルで簡単に使えるように設計されています。





まずは、サイトにアクセスして「Login」ボタンから無料の「ユーザー登録」を済ませておきましょう!

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(ユーザー登録することで、すべての機能が利用可能になります…)





ユーザー登録を済ませたら、あとは「①検索」や「②カテゴリ」から自分が使いたいAPIを探すだけです!

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画面中央には、開発者がよく使う人気のAPI一覧が並んでいるので、ここから選択するのも良いでしょう。





今回は、試しに音楽配信サービスの「Spotify」が提供しているAPIを選んでみます。

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「Spotify API」の個別画面が表示され、機能一覧や利用方法を記述したドキュメントなどを閲覧できる画面になります。

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いくつかの機能が利用できるので、とりあえず「searchArtists(アーティスト検索)」を選んでみます。

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すると、APIの「検証・テスト」画面が表示されます!

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この画面上で、「searchArtists」がどのように機能するのかを実際に実行して「結果」を確認できるというわけです。





そこで、①キーワードに「lady gaga」と入力して「②TEST Function」ボタンをクリックしてみましょう!

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すぐに画面右側で「実行結果」を確認できるので、どのような情報を取得できているのか理解しやすくて便利です!

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試しに、取得した情報にあるURLをクリックしてみましょう。

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「Spotify」サイトにある「lady gaga(レディー・ガガ)」の情報がしっかりと表示されました。

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他にも、いくつかのAPIを試すことで、「画像」「プレイリスト」「アルバム」「ランキング」「ジャンル」…など、さまざまな情報を取得できるのが分かります。

これにより、「Spotify API」がどんな機能を提供していて、どのように使ったらどういう結果が得られるのかを素早く学習することも可能でしょう。



もちろん他にも、Twitter、Facebook、Instagram、GitHub、Medium、Pinterest、PayPal、Twitch、Foursquare、Slack、Mailchimp、Yahoo Weather…など、非常に多彩なAPIを同じように実行&検証することが可能です。



ちなみに、ほとんどのサービスが提供するAPIは「token」や「key」などが必要ですが、それらの取得方法もドキュメントに詳しく掲載されているので、初めての人でも分かりやすいのではないでしょうか。





「RapidAPI」を使って開発をするには?


さて、多数のAPIをブラウザ上で「検索&テスト」できるだけでも充分なのですが、「RapidAPI」にはもう1つ大きな特徴があります。



それは、異なるサービスのあらゆるAPIを、非常に簡単なコードで同じようにプログラミングすることが可能であるという点です!





例えば、Node.jsの場合に書くメインプログラムはこれだけです。




「rapid.call」の引数に、自分が使いたいサービス名(例:Spotify)と利用したいAPI(例:searchArtists)、それとオプション(例:キーワードなど)を指定するだけです。



そして、この書き方はどんなサービスのAPIであっても同じなので、学習コストは非常に少なくなるでしょう。





さらに、必要なプログラム自体も、先ほどテストした時に利用した「実行結果」画面に、最適なカタチで自動生成されているのでコピペして使うことができます!

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「Node.js」以外にも、PHP、Python、Objective-C、Java、cURLが用意されています。

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これらのコードを活用すれば、とても簡単に自分のWebサービスなどへ組み込むことが出来るようになります。





ちなみに、自分が使いたいと思っているAPIが検索で見つからなかった場合には、自分から「提案」をすることも可能で、専用のフォームから簡単に申請できるようになっているのも好印象です。



【提案専用フォーム】

https://iddogino1.typeform.com/to/vKE4yt





このように、「RapidAPI」は自分が使いたい「API」を検索し、そのままブラウザ上で機能検証・テストを行い、「RapidAPI」が用意するコードを使って開発までを強力にサポートしてくれるサービスと言えるでしょう!





おまけ


最後に、「RapidAPI」のようにWeb制作を効率化するさまざまな便利ツールを一元管理できるサービスを合わせてご紹介しておきます!



【わずか1行のコードで、Web制作が劇的に捗るサービスと連携し放題になる「StackPile」を使ってみた!】

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Webページの解析やユーザー行動の分析、チャットによるサポート、メールの配信などを、HTMLファイルにわずか1行のコードを追加するだけで一元管理できるようになるサービスの紹介記事です。



専用の管理画面から、多彩なサービスと簡単に連携することが出来るようになるので、rapidAPIと組み合わせればさらに効率が良くなるかもしれませんよ。





まとめ


今回ご紹介した「RapidAPI」を活用することで、それぞれのサービスが個別に公開しているAPIを1つのコードで実行&運用できるのはとても扱いやすく、今後さらに利用できるAPIが増えていけば利用価値はもっと高まるのではないでしょうか。



まずは、面白そうなAPIを探して、そのまま「検証・テスト」をしながら、どんなサービスが開発できそうかを考えてみるのも楽しいと思います。



ぜひ、みなさんも一度トライしてみてください!





<参考>

「RapidAPI」公式サイト





written by まさとらん(@0310lan


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