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愛犬におすわりの行動を増やしてもらいたいときはご褒美を使おう!一番使いやすいのはフードのご褒美


愛犬におすわりの行動を増やしてもらう方法はご褒美を使うこと

おすわりをする犬

愛犬におすわりの行動を増やしてもらいたいと思ったら、おすわりという行動が出たときにすぐに褒めてご褒美を提供することです。

正の強化・強化子の提示といった専門用語がありますが、ようするに何かしらの反応(今回ならおすわり)の結果メリットが得られると犬が学習したとき、その行動は強化される(増える・強くなる)という現象を起こしているのです。

ですから犬がおすわりという反応を示したときに「そう!いいこ!」など何か褒め言葉となる合図を送り、すぐに犬にとってご褒美となるものを提供することで犬はおすわりという反応を多くするようになります。

犬へのご褒美として機能しやすいのはフードなど食べ物

おすわりする子犬と差し出されるフード

ここで重要なのはご褒美はあくまでもその犬にとってご褒美と思えるものでなければならないということです。

例えば飼い主さんがご褒美として撫でるということをしたとしても、その撫でるという行為が犬にとってメリットでなければご褒美としての機能はありません。

ご褒美としての機能がなければ当然おすわりという反応が増えることはありませんし、最悪減ってしまう可能性もあるため、何がご褒美として機能するか考える必要があります。

そこで一番ご褒美として機能することが多いツールがフードなどの食べ物です。

フードであればだいたいどの子もご褒美として感じてくれるため、おすわりなど反応を増やしてほしいときはフードを使います。

ですが、あくまでもその子にとってどうなのか?が大切ですので、もしもフードではメリットと感じていなさそうであればフードの種類を変えたり、おもちゃや遊びをご褒美として提示するなど考えてみましょう。

愛犬が座らないからといって罰を使うのはNG

悲しいな目をした犬

これだけはやってはいけないおすわりの方法があります。それは愛犬が座らないからといってリードショックをしたり叩いたりなど罰を使うことです。

また、むりやり腰を押さえつけて強制的におすわりの姿勢にするのも侵襲性が高く、犬が好きでおすわりの姿勢をとってるわけではないため方法として望ましくありません。

おすわりという行動をもっと増やしたいのであれば、おすわりの姿勢になったときにすかさず褒めてフードを提供する。

またはフードで誘導しておすわりの姿勢にもっていく方法もありますが、いずれにしても犬が自発的に行動したその瞬間をどんどん強化していって、楽しみながらおすわりという行動が増えていくようにしましょう。

まとめ

フードを受け取る犬

愛犬におすわりの行動を増やしてもらいたいならその姿勢になったときを狙って褒めてご褒美を提供すると、どんどん自発的におすわりの姿勢が増えてくるようになります。

ご褒美としてフードは基本的に多くの子で機能するため使いやすいですが、フード以外でその子にとってご褒美となるものがある場合はそれを探して利用していきましょう。

決しておすわりの姿勢をさせるために強制的なことをしてときには罰を使用するのではなく、あくまでも双方が楽しみながらおすわりという反応が増えるようにしていってくださいね。


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