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犬の飼い主が絶対にやっている「4つのこと」お迎え前に必ず知っておくべき知識に「しっかり考えて欲しい」「可愛いだけじゃダメ」


犬の飼い主が絶対にやっていること

母犬と母乳を飲む子犬たち

犬を飼うということは、ひとつの命を預かるということに他なりません。ぬいぐるみを手に入れるのとワケが違います。

「そんなこと分かってる!」と思っていても、実際に犬を迎えた途端、それまで普通にできていたことが出来なくなったり、お世話に忙しくて自分の時間がなくなったりして、人によってはライフスタイルが一変してしまうほど。我が国の保護犬の数が一向に減らないことがその事実をあらわしています。

そこで今回は、犬の飼い主が絶対にやっている「4つのこと」について解説します。犬を飼いたいと考えているのであれば、お迎えする前にぜひ知っておいてほしいです。

1.犬の本能や習性を学ぶ

犬の飼い主が絶対にやっていることは、犬の本能や習性を学ぶことです。

犬と暮らしていると、その犬に対して(何でそんなことするの!?)と感じてしまうことがあります。さらにそのことが、不安や心配の原因になることもあります。ストレスやイライラの原因になることもあります。

犬の行動には全て理由や意味があります。犬の本能や習性を学べば、理解することができます。仕方がないことだと受け入れるのではなく、正しく対処することができます。

飼い主が犬の本能や習性を学び理解していることで、愛犬は安心・安全・健康・幸せな暮らしができます。

まずは犬を迎える前に、犬の本能や習性について知識を得ておきましょう。私は今、犬を迎えることに相応しいのだろうか…と、改めて考えることもできると思います。

2.犬種について学ぶ

犬の飼い主が絶対にやっていることは、犬種について学ぶことです。

迎えたい犬種が決まっているのであれば、その犬種について学習することが必要です。インターネットで検索するだけではなく、その犬種と実際に暮らしている飼い主のSNSも覗いてみるのがおすすめです。

犬が人間と暮らすようになってから様々な役割を与えられてきました。そして、人間によって、様々な改良が加えられてきました。

狩猟犬として活躍した歴史を持つ犬種には獲物を追いかける本能が備わっていたり、番犬として活躍した歴史を持つ犬種には吠え癖があったり、それぞれに特徴があります。

犬を迎える前に、犬種について学び、かかりやすい病気やしつけの必須項目などの知識を得ておきましょう。

3.飼育費用の目安を計算する

犬を抱いた女性と一緒に白い紙を見る男性

犬の飼い主が絶対にやっていることは、飼育費用の目安を計算することです。

残念ながら、経済的なことを理由に犬を里親に出したり、見知ら土地に捨てたり、庭に放置するなど、飼育放棄をする人がいます。そのようなことを起こさないため、犬を迎える前に必ず飼育費用の目安を計算してみてほしいです。

数十年、犬と暮らしている私にも、愛犬のことで思わぬ高額な出費が…!ということがあります。経済的な余裕は、無いよりも有った方が絶対にいいです。

飼育費用の目安を計算してみて、わずかでも不安を感じるのであれば、今はまだ犬を迎えるタイミングではないのかも…と考えるとよいと思います。

4.居住環境を犬に合わせて整える

犬の飼い主が絶対にやっていることは、居住環境を犬に合わせて整えることです。

ペット可のアパートやマンションにお住まいなのであれば、「小型犬のみ可」なのか、「大型犬も可」なのか、ということまで調べる必要があります。

ペット可だからと安心していると、「その犬種はダメです」と、犬との同居ができない可能性があります。

一軒家の持ち家であれば問題ありませんが、マンションの持ち家である場合、「ペットを飼ってはいけない」という決まりが設けられている場合があります。共同住宅の場合、持ち家だからと安心してはいけません。

無事に犬をお迎えできたとしても、犬が滑りやすいフローリングには滑り止めのコーティングをする、階段にはペットゲートを設置して立ち入れないようにする、庭で遊べるように塀を立てるなど、犬の安全のための対策も欠かせません。

まとめ

ポメラニアンの子犬2匹

犬の飼い主が絶対にやっていることを4つ解説しました。

  • 犬の本能や習性を学ぶ
  • 犬種について学ぶ
  • 飼育費用の目安を計算する
  • 居住環境を犬に合わせて整える

実は、この4つ全ては、犬を迎えた後にも、犬の飼い主が絶対にやっていること、やるべきことです。常に学び続ける必要があり、常に愛犬の変化に合わせて考える必要があるからです。

「可愛い!」「飼いたい!」と感じるのは一瞬の出来事です。犬のことを学べば学ぶほど、犬の幸せを考えれば考えるほど、不安が襲ってくるかもしれません。

犬を飼うということは、その子の命を預かるということです。生半端な覚悟では犬を不幸にするでしょう。

犬を迎える前に出来ることは何か。するべきことは何か。犬を迎える前にもう一度、じっくり、ゆっくり時間をかけて考えてみましょう。


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