そもそもe-BIKEとは?
e-BIKEは走りを重視したパワフルな補助モーターやスポーティーな足周りを導入新ジャンルのシティコミューターであるe-BIKE(イーバイク)は、ヨーロッパを中心に人気が上昇。国内でも都市部の若者を中心に需要が高まっています。
e-BIKEのポイントは、電動アシスト付き自転車扱いとなるため、運転免許証が不要なところ。また年齢制限もなく、16歳未満でも乗車可能です。そうしたハードルの低さから、実用自転車(通称ママチャリ)に補助モーターを装着した「電動アシスト付き自転車」と似たり寄ったりなのだと思われがちですが・・・。
e-BIKEがモーターを装着している最大の目的は、「ハイパワー」「高トルク」「クイックレスポンス(俊敏な反応)」を獲得すること。
スポーツ性能を重視したe-BIKEと実用性を重視した電動アシスト付き自転車は、開発コンセプトが根本的に異なり、走行性能も大きく異なるのが特徴です。
「バイクでもなく自転車でもない、新ジャンルのスポーツコミューター」と呼ばれる大きな理由は、ココにあります。
【ヤマハ】CROSSCORE RC(クロスコア アールシー)…31万7,900円(税込)
前後タイヤサイズは27.5インチ日常的なコミューティングからスポーツライドまでを快適にこなす、電動アシスト付きのクロスバイク。
サスペンション付きのフロントフォークを採用インチューブバッテリーを採用したヤマハの次世代デザインフレームや、さまざまな状況下で上質なアシストを提供するPWseries ST ドライブユニット、街中の走行も快適なサスペンション付きのフロントフォーク、軽い力で確かな制動力を発揮する油圧式の前後ディスクブレーキなど、スポーティかつ高性能な機能を装備しています。
ペダルの変速方式は外装9速(前1速×後9速)電動アシスト機能には、パワフルな定格出力240WのブラシレスDCモーターを採用。一充電の走行距離は、ハイモード:85km、スタンダードモード:101km、エコモード:137km、プラスエコモード:200km、オートマチックアシストモード:96kmを発揮。約3.5時間でフル充電OK。
フレームは軽量かつ剛性の高いアルミ製とされ、車両重量は23.7~23.9kg。変速方式は外装9速(前1速×後9速)。前後タイヤサイズは27.5インチに設定されています。
バッテリーはメインフレームのインチューブ内に装備 ハンドルは一文字型のフラットタイプを採用【ヤマハ】WABASH RT(ワバッシュ アールティー)…43万8,900円(税込)
前後タイヤサイズは大径の700×45Cをチョイスオンロードの快適性とオフロードの走破性を両立する、マルチな電動アシスト付きグラベルバイク。
インチューブバッテリーを採用したヤマハの次世代デザインフレームを採用インチューブバッテリーを採用したヤマハの次世代デザインフレームをはじめ、さまざまな状況下で上質なアシストを提供するPWseries ST ドライブユニットやグラベル専用のSHIMANO製GRXコンポーネント変速機、レバー操作でシート高の調整可能なドロッパーシートポスト(サスペンション付き)など、独自の機能が装備されています。
サドルはスポーティーな肉薄型のスリムタイプをチョイスフレームは軽量かつ剛性の高いアルミを採用し、車両重量は21.1~21.3kg。変速方式は11速(前1速×後11速)。前後タイヤサイズは700×45Cです。
電動アシスト機能には、パワフルな定格出力240WのブラシレスDCモーターを採用。一充電の走行距離は、ハイモード:85km、スタンダードモード:101km、エコモード:137km、プラスエコモード:200km、オートマチックアシストモード:96kmを発揮。約3.5時間でフル充電OK!
ハンドルはレーシーなドロップ型を採用 前後ブレーキは雨天時の制動力にも優れたディスク型を導入 ペダルの変速方式はスポーツモード全開の11速(前1速×後11速)【ファンティック】XXF2.0 FACTORY…144万6,500円(税込)
ファンティック製e-Bikeのフラッグシップモデル「XXF2.0 FACTORY」ファンティックのe-Bikeは、イタリアのバイクメーカー「ファンティック・モーター社」が製造・販売する、まったく新しいタイプの電動アシスト付きコミューター。
ファンティック製e-Bikeの最高峰とも呼ぶべき写真のXXF2.0 FACTORYは、既存のMTBデザインの発想にとらわれず、ファンティックが誇るオフロードバイクへの深い造詣から、前後サイズの異なる異径タイヤを採用(フロントは29インチ、リアは27.5インチのファットタイヤを選択)。
タイヤはフロントは29インチ、リアは27.5インチの異径ファットタイヤを採用トラクションを重視したリンク式リアサスペンション、バッテリーを内蔵した最新のディメンジョンを誇るスタイリッシュなフレームなど、プロのMTBライダーをもうならせるハイグレードなコンポーネントと最高級の素材を備え、すべてのライダーに「走る楽しさ」を提供しています。
電動アシスト機能には、パワフルな定格出力250WのブラシレスDCモーターを採用。フレームは軽量で強度の高いアルミ製です。
【ファンティック】ISSIMO 45…価格未定
メインフレームはユニークな形状のトラス型を導入 バッテリーはシート下のフレーム部にレイアウトISSIMOシリーズのNEWモデル、ISSIMO 45。トラスフレームやワイドタイヤを採用したユニークなスタイルが特徴です。
角型ヘッドライトとバーハンドルを組み合わせた躍動的なフロント周りペダル付きながらバイクと同様のスロットルグリップ(アクセル)を装備し、アシスト力のリミッターを解除。e-Bikeを電動スクーターとして仕上げられた画期的な1台とされています。
前後タイヤはワイド&肉厚のファットタイヤを採用日本では原付登録車(50ccと同カテゴリー)として乗車可能(保安部品の装着が必要)。2022年5月から本格的に量産開始予定とのこと。
街乗りに適した肉厚のサドルシート[Photos by 北 秀昭]
https://no-vice.jp/article/69879/