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愛猫の『お口の健康』のために実践したい4つの対策 ケアしないと起こるトラブルも


愛猫の「お口の健康」のために実践したい対策

歯ブラシと猫

愛猫の「お口の健康」のためにケアをしてあげたいと思っていても、猫は歯磨きをなかなかさせてくれないケースが少なくありません。

その結果、面倒になって放置している…ということになりがちです。

そこで今回は、愛猫の「お口の健康」のために実践したい対策について紹介します。

1.歯みがき

猫の歯垢は3~7日で歯石になってしまうと言われています。歯みがきをして歯垢と歯石の沈着を防ぎましょう。

歯みがきは毎日行いたいケアですが、嫌がる猫は多いです。そのようなときは、いきなり歯ブラシを使う前に、口や歯を触られることに慣れさせることから始めましょう。あごの下をなでるときに口を触るようにし、慣れたら歯も触るようにします。

愛猫が歯を触らせてくれるようになったら、猫用のデンタルシートを使って歯みがきをします。指にデンタルシートを巻いて歯の根元を磨きましょう。

デンタルシートにも慣れたら、ペット用の歯ブラシや人間の子ども用の歯ブラシを使い、歯みがきをします。猫の唇をめくって軽い力で歯の根元を磨きます。

2.歯みがきおやつの使用

歯みがきをさせてくれない猫には、歯みがきおやつが便利です。噛むことで歯みがき効果が得られるアイテムです。

歯磨きおやつを上手に利用しつつ、愛猫が普通の歯みがきもできるようにしましょう。

3.サプリメントの服用

猫の口腔内環境を整えることが目的のサプリメントがあります。

飲み水に混ぜて使うタイプや、ごはんにかける粉末タイプなどがあります。

4.動物病院でのケア

健康診断のときなど定期的に猫の口の中の状態を診てもらい、歯石取りなど必要なケアをしてもらいましょう。

自宅での歯みがきとともに定期的に歯石取りをすることは、歯周病の予防になるとされています。

猫のお口のケアをしないと起こるトラブル

口の中を見られる猫

人間同様、猫の口腔内も、きちんと正しいケアをしないと起こるトラブルがあります。

愛猫につらい思いをさせないためにも、飼い主として把握しておきましょう。

歯石がたまる

歯垢が歯石になると歯みがきでは落とすことができません。歯石の上に歯垢がたまり、歯石が蓄積して歯肉の炎症を引き起こしてしまいます。

猫の歯石取りは、動物病院で全身麻酔をして専用の道具を使って行われます。

こうなってしまうと、猫も飼い主さんも様々な負担やストレスを抱える可能性があります。愛猫の歯石をためないためにも、日々のケアが必要なことが分かるかと思います。

歯周病

猫の歯に歯石が付着すると歯肉が赤くなり、口臭がきつくなったりよだれが出るようになったりします。また、歯肉から出血し、痛みでごはんが食べられなくなってしまうことも。

歯周病が進行して重度になると、歯が抜け落ちてしまったり、炎症により膿がたまり、頬にあいた穴から膿が出ることもあります。さらに、口の中だけでなく、歯周病菌が血管内に入り全身に回ると臓器に悪影響を与え、命に関わる場合もあるのです。

歯周病は自然に治ることはなく、進行する病気なので必ず治療が必要です。治療は歯石取り、投薬、抜歯などが行われますが、猫の歯の状態によって変わります。いずれにせよ、猫にも飼い主にも相当な負担になりますので「たかが歯周病」では済まされないのです。

まとめ

歯ブラシを掴む子猫

猫のお口の健康を保つには人間と同じで歯みがきによるケアが必要です。

ケアをしないでいると、歯石が蓄積して炎症が起こり、痛みで猫がごはんを食べられない状態になってしまうこともあります。

日頃から自宅できちんとケアを行うと同時に、猫の口に中に異変があった場合は早めに動物病院を受診しましょう。


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