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閉所恐怖症の猫はいないのか?猫が狭い場所が好きな3つの理由



猫は箱が大好き!

箱だけでなく、かまくら型のベッドや押し入れの隙間、紙袋や引き出しなど、猫は自分が入れるギリギリ!というくらいの『狭い場所』が大好きです。



人間からすると少し息がつまりそうな、暗くて狭いところを見つけては、狭いところで存分にくつろぐ猫。

閉所恐怖症の私からすると、猫がなぜあんな狭いところで気持ちよさそうにリラックスできるのか、少し信じられません。

 





気がつくとすぐに狭いところに入りたがる猫たち。

なぜ猫は狭いところを好む猫が多いのでしょうか?

また、猫の中には私のように閉所恐怖症の猫はいないのでしょうか?



今回、猫が狭いところを好む理由や逆に閉所恐怖症の猫はいないか、など猫と狭いところの関係をまとめてみました!

 

◆狩猟本能


猫は元々はハンターです。

小動物を狩り、食べていました。



猫の狩りのスタイルは『待ち伏せ』でした。

肉食動物にしては体が比較的小さく、持久力もあまりない猫は、獲物から体が見えないように狭く暗いところで、獲物が来るのを待っていたのだそう。

また、捕まえた獲物も他の動物に取られてしまわないように、狩りを待つ時と変わらず、狭いところで食べていたと言われています。



猫のハンティングには、体を隠すことのできる『狭い場所』が絶対に必要だったのです。

現在、人間と暮らすようになり、イエ猫になった猫たちが、狩りをする機会は減りました。

しかし、遊ぶ時に猫は『狩り』モードになります。狩りモードになった猫は、狭いところからおもちゃを狙います。

紙袋やトンネル、布団の隙間など狭いところに隠れて、おもちゃを狙う猫の姿は、きっとどんな飼い主さんでも見たことがあるでしょう。



猫は狭いところが『好き』という以前に、狩猟本能から無意識にも近いかたちで、狭い場所からおもちゃを狙うようです。

 

◆安心だから






かなりシンプルな理由ではありますが、猫は狭い場所にいると落ち着き、安心するから狭い場所が好きなのではないかと考えられています。



猫は肉食動物です。しかし、体も小さいため、猫は肉食動物でありながらも他の肉食動物から『食べられるかもしれない』存在だったのだそう。

そのため、イエ猫のルーツだと言われるリビアヤマネコは、砂漠の狭い岩穴や岩の隙間、穴なとを寝床にし、自分よりも大きな天敵から身を守っていたと言われています。



現在、家で暮らしている猫たちには、家の中に天敵もおらず、食べられてしまう心配もありません。

しかし猫にとって、狭い場所は『安心である』『寝床として安全である』という本能的なすり込みがあるため、猫は狭い場所に好んで入るのでしょう。

◆子猫時代の名残


猫は生まれたばかりの頃、兄弟たちと体を寄せ合うように生活しています。

まるで団子のようにぎゅうぎゅうにかたまっておっぱいを飲んだり、お母さんに甘えたり……そして子猫たちはぎゅうぎゅうにかたまったまま眠りにつきます。



大きくなった猫は、基本的に子猫の頃のことは覚えていないのだそう。

兄弟や親猫に会っても、離れて暮らしてから年数が経ってしまうと明確には『知っている猫』だと思わないと言われています。



しかし、感覚的に覚えていることもあるようで、猫は背中やお尻などが壁についてしまうような狭いところに入ると、みんなでぎゅうぎゅうに暮らしていた子猫時代の感覚が甦り、安心感を感じるという説もあるようです。

◆閉所恐怖症の猫はいるの?


狭い場所に入るのが大好きな猫ですが、やはり中には狭い場所に入りたがらない、狭い場所が嫌いな猫もいるのだそう。



狭い作りのベッドや段ボールなどが苦手で、絶対に入りたがらないという猫も少なからずいるようです。

猫の性格や好みによるところもありますが、『小さな段ボールに捨てられていた』『小さな袋で怖い目にあった』など、狭い場所で怖く、嫌な経験がある猫は恐怖心から『狭い場所が嫌い』、閉所恐怖症になっている猫もいるのだそう。

狭いと場所が好きな猫も多くいますが、狭い場所が苦手な猫もいます。



特に、かもしれませんが、保護猫ちゃんは狭い場所が怖くないか、猫の様子をしっかりと見て無理強いをしない方がいいかもしれませんね。

 
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