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もしかしてしんどいの?雨の日に猫がよく眠る理由とは?



あなたのお家の猫は雨の日は何をしていますか?



いつもと変わらない、という猫もいれば、雨の日はいつもよりも眠っているという猫もいるかもしれませんね。

実は、雨の日は晴れている日に比べて、猫が眠る時間は増えるのだと言います。

友人の猫も雨の日は『体調が悪いのかな?』と不安になるくらいよく眠るのだとか。

 



猫はなぜ雨の日になるとよく眠るようになるのでしょうか?本当に体がしんどいのでしょうか?



猫と雨の不思議な関係をご紹介します。

 

◆猫が雨の日に眠るのは体調不良?


猫は普段からよく眠る動物だ、と言われていますが、雨の日は普段よりも多く眠ると言われています。

確かに我が家の猫も若かりし頃は、普段起きているような時間でも雨が降っていたら、グーグーと寝ている姿を何度も見たことがあります。



猫が雨の日に眠っていることが増えるのは、体調不良が原因というわけではないようです。

もちろん、病気などの猫だと雨の日に体調が悪くなってしまうこともあるのですが、元気で病気などもない、若い猫の場合は『雨の日だから体調が悪い』という可能性は少ないのだそう。



では体調不良ではないのに、なぜ猫は雨の日によく眠るのでしょうか?

それは雨の日は猫が『狩り』をすることができないからなのです。

狩りをして生活をしていた頃の『猫の本能』的な部分ですね。



猫は太陽を浴びると、体が狩りに出るための『活動モード』になります。

しかし、太陽がでない日は、体が活動モードに切り替わることがありません。

雨が降っていては外で狩りをすることができないので、『休養日』として体を休めるように進化したのでしょう。



野生で生きていた頃の『本能』として、雨が降ったらお休み、と体が決めているため、猫は雨が降るとよく眠るようです。

ちなみに、雨が降っていなくても太陽が全くでない曇りの日も、眠っている時間が長くなります。

人間もそうですが、やはり本能的にお日様が出ている日の方が活動しやすいのかもしれませんね。

 

◆雨の日の体調に気を付けたい猫は?






『雨の日に猫が眠るのは体調不良が原因ではない』と上記しましたが、病気の猫が雨の日に体調を崩すことは珍しくありません。



雨の日に一番体調不良を起こしやすいのは、腎不全等を含む腎臓疾患を抱えている猫だと言います。

シニア猫のほとんどは腎臓に疾患を抱えていると言われているほど、腎臓疾患を持つ猫は多くいるでしょう。



猫に限らず、雨の日に気圧が下がると血管は広がります。血管が広がると内蔵も膨らみ、結果的に血流が悪くなってしまいます。

血流が悪くなると腎臓が血液をろ過しきれなくなってしまい、猫の血液内に本来は排出されるはずだったものが溜まってしまうのです。

猫の体に不純物が溜まってしまうので、腎臓の悪い猫は雨の日は体調不良を起こしやすいと考えられています。



また、腎臓疾患だけでなく、他の病気でも体調不良は起こります。

我が家の猫は頭に腫瘍があるのですが、雨の日は脳の血管も膨張するため、腫瘍が圧迫され嘔吐が増えます。

やはり機嫌悪げに寝ている姿も雨の日はよく見かけるので、体調はあまりよくなさそうです。



雨の日に体調を崩す猫は、そっと見守ってあげるのが一番です。

暗い場所やゲージなどの狭い場所を用意し、猫がそこに入りたがればそっとしておいてあげましょう。

 

◆雨の日の体調管理の仕方は?


雨の日は『猫の休養日』です。

体調が悪い猫も良い猫も、基本的にはそっと寝かせてあげましょう。雨の日は無理に遊ぶ必要もありません。



病気の猫の場合は、雨が降るとわかっている日には、血流がなるべく良くなるように、前日から普段よりも少し多めに水をあげるといいでしょう。

体を冷やすと血管が収縮するので、血管が広がることを防ぐこともできますが、この季節に急に室温を下げるのは、猫だけでなく飼い主さんも風邪を引く可能性などもあります。

なるべく猫の体を冷やしてあげつつ、寒くなりすぎないように室温は調節してあげましょう。
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