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【猫の粗相②】猫の粗相の原因は?粗相後のオススメ掃除法



猫の粗相の原因は大きく分けて4つあります。

①泌尿器系の病気

②トイレの環境が悪い

③ストレス

④年齢的なもの


前回の記事でもご紹介しましたが、上記の4つが主な猫が粗相をする原因だと言われています。

猫の粗相①】では猫の理想のトイレについてご紹介しました。

【猫の粗相②】では、猫のトイレの環境以外が原因で猫が粗相をする理由をご紹介します。



 

 

◆ストレス


トイレがきれい・猫が病気ではない場合、ストレスが原因で猫が粗相をしていることがあります。



引っ越しをした。

環境が変わった。

家族が増えた。

怖い思いをした。



など猫がストレスを感じると、粗相を繰り返すことも少なくありません。

ストレスが原因での猫の粗相は、ストレスの原因を取り除いてあげることが一番の解決策です。



しかし、ストレスが原因の猫の粗相で特によく聞くのは、『家族が増えた』ときと『引っ越しをした』とき。

引っ越しをしたことで自分の臭いが薄くなり、粗相を繰り返すようになっているのかもしれません。

家族が増えたことにより、あまり自分との時間をもってもらえなくなり、注目してほしくて粗相を繰り返している可能性もあります。

どちらにしても、猫のストレスの原因を取り除くことのできないものです。

猫との時間を出来る限り増やしながら、粗相をしたことにはけして怒らず、怒鳴らず、猫が慣れるのを待ちましょう。

 

◆シニア猫






猫が高齢になると、運動機能が落ちてきます。

ジャンプがしづらくなったり、段差がきつくなってきたり。人間と同じですね。

我が家の猫も16歳を過ぎたあたりから、急激にジャンプ力や脚力は落ちてきました。

なんなく上れた段差が上れなくなったり、飛び越えられていた柵に引っ掛かるようになったり…。

人間が考えているよりも、シニア猫の足は弱っていくもののようです。



市販の猫用のトイレはフチが砂が飛び散らないように高めになっています。

そのため足腰が弱ってしまった猫はフチが高くなっているトイレにうまく上れないこともあるようです。

トイレに上れなくて粗相をしてしまったり、トイレに上るのに間に合わず粗相をしてしまうシニア猫もいるようです。



ただ、『猫がトイレに上れなくなったから』と猫が粗相をするようになってからトイレを縁の低いタイプに変更するのはやめましょう。

急にトイレが変わってしまうと、トイレをしなくなってしまう猫もいます。

今トイレに猫が上れないようであれば、急激な環境の変化を作らずにすむよう階段などを作りシニア猫が楽にトイレに入れるようなアイデアを考えてあげましょう。

またトイレの数を増やし、どこにいてもトイレに間に合う環境を整えてあげましょう。



猫が10歳をすぎたくらいからはトイレを増やしながら、フチの低いタイプの猫用トイレに移行できるよう少しずつ慣らしていきましょう。



シニア猫の場合、認知症で粗相をしてしまっている場合もあります。

認知症が疑われる場合には、病院をまず受診するようにしましょう。

 

◆粗相したときの掃除方


 猫が粗相をした場所がタイルや防水マットなどの上ならお手入れは簡単です。

しかし、布製品の上で粗相をしてしまうと、あとがかなり大変です。

染み込んでしまったおしっこやうんちの臭いは中々とれないだけでなく、臭いが残っていると同じ場所に猫がまた粗相をする可能性が高いんです。

猫がおしっこしてしまった物は捨てる。という人もいるかもしれません。



ただ、捨てることができないものも…。

よく布製品に猫が粗相をした場合には『漂白剤』で拭くといい聞きますが、我が家は小さな子もいるので漂白剤系は使うのにちょっと躊躇してしまいます。

なので、私は粗相されたものは重曹で洗っています。

重曹を水に溶かし、汚れた部分にかけ雑巾でトントンと叩き拭きをすると臭いも汚れもきれいに落ちてくれます。

しかも子供にも、猫にも害が少ないためオススメですよ♪



いかがでしたか?

ストレスや年齢的なもので猫が粗相をしている場合はある程度『粗相をしてしまうこと』を人間が受け入れてあげる必要があります。

なるべく猫のおしっこやうんちの臭いを粗相した場所に残さないように丁寧に掃除をしつつ、見守ってあげましょう。

 
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