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体の先端に色がつく不思議な柄・シャム猫などの「ポイント柄」の特徴とは



私が初めてシャム猫を見たのは子供の時。親戚の叔母の家でした。知り合いのブリーダーさんから戴いたというその猫は、目が綺麗なブルーで顔と手足だけがチョコレート色。



「最初は真っ白だったのに、いつのまにか体の先だけ色が付いてきたんだよ。」



という言葉が印象的だったのを今でも覚えています。



私はミックス猫しか飼ったことがないせいか、この体の先端だけ色がつく猫、シャム猫やヒマラヤンなどは、なんとなく猫の中でも「高級な猫」というイメージがあります。



この体の先端だけ色がつく猫のことを、「ポイント柄」といいます。そもそも、どうして最初は真っ白だったというのに、後から色がついてくるのでしょうか?



今回は、猫の毛柄の中でも不思議な柄、「ポイント柄」について調べてみました。



 

■ポイント柄の猫は生まれた時は全身真っ白




成猫になると、かなり濃いポイント柄になるシャム猫やバーマンなどの猫種。しかしこれらのポイント柄の猫は、生まれた時は全身真白で生まれてくるそうです。



なぜ色がつかないで生まれるかというと、この猫種の猫たちは、生まれるまで母猫の胎内で体全体が温められているので色がつかないのでは?と考えられています。



だいたい生後2週間くらいから少しずつ体の先端に色がつき始め、生まれて1年も経つと、本来のポイント柄が定着して尻尾や手足が濃い色に変化するそうです。



 

■ポイント柄の猫の特徴とは






ポイント柄の猫は、鼻の周りや耳の先など、体の先端に行けば行くほど色が濃くなります。そして、白猫に多いブルーの目が、このポイント柄の猫の猫にも多く見られます。



肉球の色は全身の毛色が薄めならピンク色。毛色が濃かったら黒がかったピンク色になるとか。鼻の色は毛色同様に濃い色になることが多いようです。



 

■ポイント柄になる猫の種類




ポイント柄、と一言で言っても、いろんな種類のポイントがあります。一番オーソドックスな体の先端に色がつくのは「シールポイント」、縞模様が混じると「リンクスポイント」、サビ柄の猫は「トーティ・ポイント」と呼ばれています。



このトーティ・ポイントは、基本的にメス猫しか現れない柄だそうです。





いかがですか。いるようであまり見かけない「ポイント柄」の猫。一説によると、この柄の猫は特に冷えやすい体の先端に色が濃くつくことで日光を集め、寒さから身を守っている、とも言われています。



日本でポイント柄の猫が流行するのは1960年代。その頃は猫といえば「シャム猫」というほどシャム猫が流行し、ミックスの猫の間でも交配が進んだそうです。



高貴な姿をしていますが、遊び好きでフレンドリーな性格です。今ではシャムやヒマラヤンの他にトンキニーズやバリニーズ、サイアミーズなど、様々な猫種にこの「ポイント柄」の増えているそうですよ。
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