マダニ、ヒアリ、スズメバチ。完全室内飼いをしている猫とはいえ、虫に刺されることはあります。一番多いのは外飼いの猫ですが、虫が飼い主さんの体や持ち物に付着していたり、購入した植物に付いていて室内の猫が刺された、という話も聞いたことがあります。

私は犬も飼っているため、犬が外から運んでくることもあり得ます。スズメバチなどは突然窓から侵入することもありますから、完全室内飼いの猫でも虫に刺される可能性はあるのです。

特にマダニは処置が遅れると免疫力の低い子猫やシニアの猫は死亡する可能性のある怖い相手です。猫から人間にも感染することが先日判明し、話題になりましたよね。

今回は、もしも愛猫が虫に刺されたとき、動物病院へ行く前に飼い主さんができる応急処置についてご紹介します。

 

■虫に刺されたかどうかを見分ける方法


猫は全身みっしり毛で覆われているので、ダニ、ノミ以外の虫に刺されるとしたら、注意する箇所は前足や顔付近でしょう。特に鼻は狙われやすいようです。

猫は前足で虫を触って確かめたり、匂いを嗅ごうとします。虫に刺されたかどうかを見分ける方法として、まず前足と顔に腫れている箇所がないかチェックしてみると良いでしょう。

 

■腫れていたら患部を冷やす


スズメバチなど、毒を持った虫に刺された場合、その箇所が赤く腫れることがあります。飼い主さんは腫れている患部に冷却剤や氷と水を入れたビニール袋などをタオルに包んで患部に当てて冷やしてください。

虫に刺されたらすぐに動物病院へ電話して指示を仰ぎましょう。傷口自体は小さくても、体内に毒が回って命に関わることもあります。潜伏期間が長く、後日発症する場合もあります。

 

■熱を測る


何となく食欲がない、嘔吐、下痢、元気がない。そんな時に共通項として、虫に刺されると発熱する、ということが挙げられるかもしれません。

何と言っても猫がおかしい、と思ったら、熱を測ってみるのも方法の1つです。猫の平熱は38~39度。人間よりも若干高めとなっています。

ペット用の体温計を使って猫の熱を測ってみて、40度を超えるようなら感染症や病気の可能性もあります。

猫の高熱は、虫刺され、ストレス、病気と原因は色々考えられます。すぐに動物病院へ電話して、指示を仰ぐと良いでしょう。


いかがですか。最近多い虫の被害。猫は好奇心旺盛ですから、自分からちょっかいを出しすぎて虫に刺される、ということもあります。

猫は病気を隠す動物ですから、飼い主さんは日頃から猫の様子をチェックしてみてくださいね。

情報提供元:猫壱
記事名:「マダニやヒアリ。愛猫が虫に刺されたとき・飼い主さんができる応急処置