患者の死を予言できる猫、アメリカに住むオスカー君は有名ですが、我が家の愛猫、カイトも結構やります。
ちょっとそこまでお買い物、という時にはやって来ないのに、夕方まで帰りません、という長時間出かけようとする時は、必ず玄関で待ち構えて不機嫌オーラを出すのです。帰りが遅くなるならおやつを置いていけ、とばかりにニャーニャー鳴くカイト。
なぜ分かるの？と毎回不思議。やはり猫には予知能力があるのでは？と思っていましたが、どうやら違うようです。
猫は五感に優れている動物。飼い主が外出するときのカバンや香水の匂いを覚えていて、それで判断しているのだとか。なるほど。。。
しかし猫はそれでも凄い！その優れた五感を生かして人の気持ちを察知することができるといいます。今回は実際にあった猫の驚きのエピソードをご紹介します。
■赤ちゃんが泣くのを予知できる
「我が家のキジトラのメス猫、チャミーは赤ん坊の娘（生後５ヶ月）が大好き。そばでよく添い寝をしてくれます。最近知ったのですが、このチャミーは娘が泣く直前になると寝ていても起きて移動します。私を探して鳴くことも。娘の気持ちがわかるようです。」
猫は赤ちゃんが泣くのを予知できる？というか、これは普段の赤ちゃんの様子を知っている猫だからこそできるのかも。おそらく赤ちゃんが泣く直前の仕草や声に反応しているのではないでしょうか。
■違う部屋にいる先住猫の行動がわかる
「最近もう一匹猫を飼い始めました。まだ慣れないせいか、それとも緊張しているのか、別の部屋にいる先住猫の行動を察知できるようです。
ご飯を食べている時でも、別室にいる先住猫が起きた気配を感じると、食べるのをやめて素早くどこかへ隠れます。」
私は時々お預かりボランティアをするので、これは私も経験したことがあります。猫は聴覚が優れているので、隣の部屋くらいなら他の動物の行動は筒抜けのはず。何をしているかは楽に把握できるようです。
■飼い主の機嫌がわかる
「いつもは夫にべったりのミイちゃん。でも時々夫が帰宅してもそばにやってきません。その時の夫は顔には出しませんがかなり不機嫌だったとか。家族にはわからなくても猫は察知したようです。」
これこそ猫の優れた察知力。人が出すオーラのようなものを感じ取れる証拠かも。この能力は外飼いの猫の方が特に優れているようです。
いかがですか。猫の察知能力。いつもグータラ寝てばかりいるような猫でも、五感は常にアンテナを立てているようです。
これで地震まで予知できるようになればもっと凄いのに。いや、本当は猫は予知できているのに、人間が気がついていないだけなのかも知れませんね。
