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猫の最期・死ぬ前のサインが近づいたら…猫の終活に必要な事とは



考えたくない、まだまだ大丈夫と思っていても、いつか必ずやってくる猫とのお別れ…。愛猫が12歳をすぎたあたりから、飼い主さんは猫の終活を考えておくといいかも知れません。



猫の最期、その多くはおそらく病気で命を終えることが多いでしょう。しかし最近は獣医学も飛躍的に進歩しています。



そして病院によって治療方法は千差万別です。かかりつけの病院を決めておく。最新の終末期医療の情報だけでも、日頃からチェックするなど、いざという時の心の準備をしておくことも必要です。



といっても私は今まで一緒に暮らしてきた犬や猫は、死ぬ直前まで「まだ大丈夫、きっとよくなる。」と終末医療よりも「延命治療」を優先してしまいました。



癌で亡くなったチワワのルイ、老衰で眠る様に亡くなった猫のまる、そして最近亡くなった野良猫のさくら。どの子も死ぬ直前まで私は「頑張れ、頑張れ」といい続けました。



今から考えたら、犬や猫はとても迷惑だったかもしれません。辛い治療を続けて、飼い主に死ぬ前まで「頑張れ頑張れ」と言われ続けたら、病気の体にはちょっとしんどい、と思ったかも。。。



犬や猫にとってベストなターミナルケアは何か。ペットの命を救ってくれるのは病院の先生ですが、方針を決めるのは飼い主です。



苦しまず、安らかに虹の橋を渡れるように、今回は猫の最期、終わりのサインが近づいたら知っておくと良いことをご紹介しましょう。



 

■家で看取るか、病院へ連れて行くか






猫の最期のサイン、というと考えられるのが「意識不明の状態」になったとき。もういよいよ、という最期の段階で猫の意識がなくなった場合、飼い主は慌てて病院へ連れて行くかもしれません。



しかし猫は最期に大嫌いな病院で死にたいと思うでしょうか。それとも飼い主の腕の中で安らかに死にたいと思うでしょうか。



猫が具合が悪くなり、死ぬ前には慌てる飼い主さんは多いはず。あらかじめ猫の最期をどう迎えるのか、漠然と考えておいた方が良いかもしれません。



そのために必要なのが、「獣医の先生との連携」です。猫が末期の病気になった時、その治療方針、余命までどれくらいか、最後はどうしたいのか、先生とよく相談して話し合っておくと良いでしょう。



 

■「呼吸」と「鼓動」をチェックしよう




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病院で「もうそろそろ…。」といわれたら、15歳を超えたシニア猫の場合は、自宅で看取るのも方法の1つです。



病院で、死ぬまでずっと辛い治療を続けるより、飼い主さんのそばで自然に最期を迎えてあげることも選択肢の1つですよね。



自宅に末期の猫を迎えたら、飼い主は「呼吸」と「鼓動」をチェックしましょう。



猫の意識がなくなり、口呼吸を始めたら要注意。あと数時間…。という事態も想定されます。



鼓動の変化にも気をつけましょう。猫の心拍数は1分あたり120~180回程度。心臓病などでない限り、猫は臨終間近になると、心拍数は「ゆっくりとしたスローペース」になってきます。



飼い主は猫の胸に耳を当てて鼓動をチェックすると良いかもしれません。普段から聴診器を買って心拍数を聞く習慣をしておくのも良いでしょう。



聴診器はアマゾンなどでも購入できます。種類も多く、値段もまちまちですが、2千円程度の聴診器ならばっちり聞こえるといいます。



 

■埋葬方法も考えておこう




地方で自宅に庭があるなら、自宅の庭に埋葬してあげるのも良いでしょう。しかし都内の場合、動物の埋葬は人間同様「火葬」する人が増えています。



動物専門の葬儀会社もたくさんあり、連絡すると自宅の近くまで車で来て、車の中で火葬してくれるところもありますし、市区町村によっては、ペットの死体を引き取って合同で火葬してくれるところもあります。



私は最近、扁平上皮癌になった猫と路上で出会い、必死で看病しましたが、たった2ヶ月で虹の橋を渡ってしまいました。



私は今までは犬も猫も自宅の庭に埋葬していましたが、そろそろ庭も限界のため、今回初めて火葬をお願いし、小さな骨壷に納めてもらいました。



埼玉県で動物も同じお墓に入れてもらえるお寺を見つけ、簡単な猫のお葬式をしました。人間同様、お坊さんに読経していただきましたが、お葬式の料金は2万円でした。



 

■最後に




いかがですか。猫の最期。考えたくない話題ですが、いざ、というときに慌てて後悔だらけの最期にしたくはありません。



辛いとは思いますが、猫の最期が近づいてきたら、冷静に対応して猫を安らかに看取れる様に、あらかじめ終活の準備をしておいたほうが良いのではないでしょうか。



*参考文献 服部幸 「猫とわたしの終活手帳」
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