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子犬が甘噛みをするのはなぜ?理由と対策を解説


犬の甘噛み

ボストンテリア 噛み癖

Grey Tree Studios/shutterstock.com

子犬の時期は、甘噛みをよくしてしまいます。
子犬のころの甘噛みは痛くないですし、子犬ということでかわいいで済ませてしまうかもしれません。

しかし大きくなっても甘噛みの癖が治らないと、噛む力が強くなってくるので家じゅうをボロボロにしたり、人に噛みついて怪我させてしまうかも知れません。
甘噛みの理由を知り、理由に合った対策をしておくことが重要です。

大きく分けて犬の甘噛みには3つの理由があります。

甘噛みをする理由①:ストレス解消

犬が甘噛みする理由の一つは「ストレス解消」です。

人間もストレスがたまってくると発散したくなりますよね。
何かを見たり、出かけたり行動に出ますよね?

犬の場合も同じです。
ストレスがたまってくると、ストレス発散・ストレス解消のために行動に出ます。
それが甘噛みという行動に表れるんですね。

意味

例えば、一日中家にいて外に出られない。
誰もかまってくれなくて寂しい。などは犬にとって大きなストレスです。

犬は人間のように自由に外に出ることができず、なにかを見たり聞いたりすることもできません。

数少ない選択肢の中で犬ができるストレス発散と言えば、なにかを噛むという行動に移ってしまうことがあります。
ストレスを感じている犬は、よく吠えたり、何かを噛んでしまいます。

そこに人間がいれば人に甘噛みするのでしょう。

この甘噛みをやめさせるには、ストレスをなくしてあげるしかありません。
いくら甘噛みを注意しても、ストレスがあるうちは改善しないでしょう。

室内犬の場合は、散歩の回数や時間が短いとストレスになって、甘噛みが増えます。
愛犬がストレスを抱えていないか、よく観察してストレスは取り除いてあげましょう。

甘噛みをする理由②:歯がかゆい

www.flickr.com

犬が甘噛みする理由の一つに「歯がかゆい」ということがあります。
これは主に子犬に見られる行動です。

意味

犬は生後2~7カ月の期間に、乳歯から永久歯に生え変わります。
この時期は永久歯が歯茎の奥から生えてくることで、とてもむずがゆく感じるもので何かを噛みたくなるのです。

ですからこの時期の子犬は、とにかく何かを噛みたがって手あたり次第噛みます。
これは生理現象なので、しつけでどうにかなるものではありません。

だからといって人間に対して甘噛みをし、そのまま成長すると成犬になっても甘噛みを続けることになりかねません。
大きくなればかむ力も強くなって、甘噛みレベルでは済まなくなります。
それは避けたいですね。

この時期の甘噛みには、甘噛み用のおもちゃを与えるといいでしょう。
手ごろな大きさの甘噛み用のおもちゃを買い与えてもいいですし、飼い主が使ってた使わないタオルなどを与えてもいいかもしれません。

特に犬は飼い主のにおいが大好きです。
飼い主のにおいの付いたタオルや洋服を与えられることを好みます。
家族の一員だという実感が強まるからです。

甘噛みをする理由③:遊びの延長

犬が甘噛みする理由の一つには「遊びの延長」ということもあります。

動物はよく遊びの中でじゃれあったり、かみついたりしていることがありますね。
犬もそうです。
子犬同士、子犬と親犬などで噛みつきごっこをしています。

意味

犬が遊びの延長で甘噛みするのにはどんな意味がありますか?

犬は子犬時期に親犬や兄弟犬と遊びの中で噛みつきごっこをしますね。
この経験を通して、犬は噛みつかれると痛いんだということを学びます。

しかし、この社会性を学ぶ大事な時期に親犬や兄弟犬と過ごせなかった犬は、甘噛みが痛いということを学ばないまま大人になってしまいます。
そうするとどの程度で噛んでいいのかわからず、強く噛んで怪我させるということがあるのです。

他にも噛みつきあうことで、順位つけをしていくのです。
きちんと主従関係を教え込まないと、犬は自分の方が上だと思って、甘噛みをして「自分に従え」と訴えているのかもしれません。

まとめ

犬が甘噛みするのにはいろいろな理由や意味があります。
きちんと理解してあげて、しつけしていきましょう。

子犬のころに甘噛みの対策をしていないと、成犬になったあともその癖が治らず、飼い主にも手が付けられなくなることもあります。

一緒に共存していくのならば、きちんとしつけをする必要があります。
子犬だから、かわいいから、といって甘噛み癖をそのままにしておくことは、おすすめできません。

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