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猫が怒る理由4つ!あなたもやっていませんか?


猫が怒る理由って一体何なの?

猫 怒る

Anastasia Tveretinova/shutterstock.com

猫が怒る理由はズバリ四つあります。

一つ目は大きな音で、これは特に猫が嫌う理由の中でも一番でしょう。

また猫は体を触られるのも限度があることをわきまえる必要があります。

さらにしつけと称して叩くことによっても怒り始めることがあります。

さらに猫の大の苦手なことは水に濡れることで、これをされると怒り心頭になってしまいますよ。

ではこれからその四つを具体的に説明していきますね。

【猫が怒る理由】猫は大きな音が苦手!

猫 怒る

Khamidulin Sergey/shutterstock.com

音の響きやすいフローリングの部屋で猫の世話をしている方は特に音に注意することが大切です。

それは音の大きさに関わりなく大きい音でも小さい音でも物音は注意する必要があります。

なぜなら猫の聴覚は猫の五感の中でも特にすぐれているからなんです。

どれほど優れているのかというと、驚くべきことに人間の4倍です。

また犬と比べても2倍の聞き分ける能力を持った聴覚の持ち主です。

そして音の聞こえる範囲である可聴域は、人間の20~20,000ヘルツに対してなんと25~75,000ヘルツくらいと猫の耳はかなりの高性能です。

さらにその音の方向や距離まで人間の認識よりもはっきりわかるとされています。

ですので飼い主さんが何気ない日常行動で出した小さな生活音でも、猫にとっては敏感に反応してしまう大きさの音であり大きな脅威になります。

例えば掃除機の音は人間にとっても比較的生活音のなかでは大きな音ではないでしょうか。

また床に落とした本や雑誌、立てかけてあったモップが倒れた音でも、なかなか大きな音が出るものです。

ですからそれらの比較的人間が聞いても大きい音は猫の耳に入ると驚いてパニックになるほどの音になってしまうのです。

そして飼い主さんにとっては「え、この程度の音で?」と思われるくらいの物音でも猫は仰天してしまうことがあります。

特に耳慣れない音、初めて聞く音には大きな反応を示します。

慌てて逃げだしたために周りのものを倒したり破壊したりして思わぬ事故を起こす二次被害を出してしまう場合もあります。

飼い主さんはそんな猫の特性をよく理解し、猫が暮らしている場所や動線になる空間には、出来るだけ大きな音は出ない配慮が必要ですし、猫が眠る部屋であればなるだけ静かなところが望ましいですね。

猫にとっては大きな音が恐怖心となりえますし、頻繁に音を立てる家族がいたりするとしっかり覚えてしまいその家族が近づくと、やがて怒るか嫌な顔をして避けるようになってしまいます。

これは音の分類に入るのか微妙なのですが、くしゃみをするとそれに反応するかのように「にゃっにゃ~」と怒る猫がいます。

くしゃみの音って一瞬の音とはいえかなり大きな音になりますよね。

そうなんです、何を隠そうくしゃみに逃げ出すのは私の飼い猫です。

特に膝の上でマッタリしてる時に突然豪快なくしゃみをすると、決まって振り向きながら怒った顔をされます。

最近は逃げ出すことまではしなくなったのがせめてもの救いですが。

他にも口を震わせるように「くるる」と鳴いたり、咳払いや拍手、大きなため息に反応する時もあります。

いずれにしても嫌がっているのを表情や声で表現しているんですね。

一説では人間のくしゃみの周波数が、猫の「しゃーっ!」という威嚇音に似ているのが原因とされるようです。

しかも悪いことにくしゃみはなんの前触れもなく出ることなので、猫にとっては「突然脅された」と感じているのかも知れませんね。

私たち人間でも近くの人が突然大きな音でくしゃみをされると驚いてしまいますよね。

その何十倍もの驚きを猫は感じているのかもしれません。

このように人間にとっては当たり前の生理現象、行動であっても、「耳の良すぎる」猫にとっては脅威となる場合があるのです。

【猫が怒る理由】体を触りすぎ!!

猫 怒る

schankz/shutterstock.com

猫が寄ってきたら触りたくなってしまうものですよね。

でも自分では撫でてあげて可愛がってるつもりだとしても、猫にとっては迷惑なこともあるんです。

特にオス猫の場合は執拗に撫で続けると、急に怒りだすだけでなく噛みつくことさえあります。

去勢をしていないメス猫の場合も同様です。

もちろん猫の方から人間に近付くこともあります。

しかし根本的に猫の場合、すり寄ってくる場合は、何かを要求している合図です。

例えばちょっと甘えたいときに撫でてほしくてすり寄ってきたり、お腹がすいて食べ物を分けてほしいときなど、またおもちゃで遊んでほしい等々、何らかの用事があって要求するときは近付いてきます。

しかしそうした用事がない場合、ほとんどの猫は人間に近付くこともしませんし単独で他の猫とも接触しません。

なので、飼い主さんに撫でてほしいと近付いて撫でてもらい、それで満足して自分の要求が通じれば顔には出しませんが、また寛げる場所に戻っていきます。

この行動はとってもマイペースにみえますので飼い主さんにとっては自分から撫でろといってきたのに急に攻撃するなんて理不尽だ、と思われることでしょう。

しかし、猫が満足しているのに撫で続けてしまうと怒り始めてしまうわけです。

この「撫でていたら急に怒る」猫の行動は、専門的には「愛撫誘発性攻撃行動」と呼ばれています。

その理由としては、撫でる時間が長過ぎることが挙げられます。

さらに撫で方が乱暴だと満足するどころか不満が溜まってしまい「もういい!!」といった反応で怒ってしまいます。

さらには猫が触ってほしくないところを触られたと思って、嫌な場所を撫でられたからという理由で怒ることなどがあげられます。

つまり猫は「自分が撫でて欲しい分」だけ撫でてもらえれば満足なのです。

また毛づくろいする猫の舌の感触のような優しい撫で方は好きですが、人間の勝手な都合でごしごしと強く撫でられてしまうのを嫌がり、こういった撫で方が続くと不満が募ってその後は撫でられないように警戒し始めてしまいます。

また自分の舌が届かない耳の付け根や首回りを触られると喜んで撫でられることを好み、喉を鳴らしたりしていても、その流れで飼い主が猫の急所のお腹や敏感な手足に触れられると攻撃することがあります。
猫も自らお腹を見せることもありますので自分の体を飼い主に預けてくることもあるのですが、初めて触ってくる人などにはお腹を見せてすべてを預けてくる猫はそうそういません。

ですから最初のうちは猫の頭や耳の付け根などどの猫でも喜ぶ部分だけを撫でてあげないと急に怒り出すことが考えられます。

このように考えてみると猫がすり寄ってくる理由もあれば、怒る理由もきちんとあることがわかりますね。

また、唐突に不用意に触ってしまうと猫は不愉快に感じその人を嫌ってしまいます。

そうなると二度と触らせてくれなくなるかもしれません。

猫に嫌われないように撫でるには猫が落ち着いているときに触るようにするのが良いでしょう。

また猫が寝ていてリラックスしているときにも様子を見ながらそっと撫でてあげるのも良いかもしれませんね。

いずれにしても強く撫でるのではなく軽くやさしく撫でてあげればOKです。

でもこれって人間と同じですよね。

人間も知らない人から唐突に触られればびっくりしますし、強く触られれば気持ちよくはありませんからね。

自分がされたら気持ちいい感覚で猫にも接してあげるのが良いのかもしれませんね。


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