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猫の首をつかむのって大丈夫?つかみかたのコツなども解説。


猫の首をつかんでもいいの?

cat drags a kitten in a secluded place

Pukhov K/shutterstock.com

猫の首をつかむことについてはいろいろな意見があります。虐待をしていると指摘する声もあります。

実際のところ、猫自身はどんな気持ちなのでしょうか?

猫の首をつかむとおとなしくなってしまいます。

どうやら猫は苦痛に感じてはおらず、リラックスしている状態になります。
痛みを感じることなく動けなくなります。

母親が子猫を加えるときにも子猫の動きを抑制して痛みを与えることなくくわえますが、その効果があるわけです。

実際に成猫の首の後ろにクリップを取り付けた実験によると、猫の心拍数を下げ、受け身の状態になることが判明しています。
このことをPIBI(ピビ:Pinch-Induced Behavioral Inhibition)日本語なら「つまみ誘発性行動抑制」と呼んでいます。

メリット

メリットは、やはり猫の動きの自由を制限することができる点です。
特に子猫は思慮分別がまだないので、突飛な動きをします。そんな子猫を運んだり、危険から保護するためにも首をつかむのは有効的な方法です。

つかまれる猫としても、痛みや苦痛を感じることがないので、安心ししかもリラックスできます。

また成猫を持ち上げることをしないで、ただ首のあたりを軽くつかんでマーサージすることにもメリットがあります。そうするだけでも猫の鎮静効果を得ることができますよ。

この効果を利用する場面は、猫が動物病院へ行くのを嫌がってひたすら逃げ回る時、首の後ろを数秒間つかんで軽く引っ張り上げるとおとなしくなります。
そのタイミングでケージに入れて連れ出すことができるでしょう。

また自然災害や火災が発生する時、急いで猫と避難しなければなりません。そんな場合でも、首をつかむと短時間でおとなしくなるので、有効的でメリットがあるわけですね。

デメリット

すべての猫の首をつかむことに問題がないわけではありません。猫は成長するとその分体重が増えます。そのため、成猫の首をつかむのはデメリットとなり、避けることが賢明です。

個体差もありますが、成猫の平均的な体重は3.5~5kgです。首をつかむとき、それだけの重みが首の部分一点に集中してしまいます。首の周辺の血管に大きな負荷がかかるので、損傷してしまう危険があるというデメリットを考えるべきです。

猫の健康面を考えてあげるなら、成猫の首をつかんで持ち上げることは控えた方がよいでしょう。
体重の軽い子猫と同じように扱うことのないよう、十分注意しましょう。

持ち上げさえしなければ、首をつかんで優しくマッサージすることは猫とのスキンシップにもなるので構いません。
でも、猫がそれを嫌がる場合はデメリットを考慮し、他の方法でリラックスさせてあげるといいですね。

猫の首のつかみ方のコツ

Carry a cat

Kumtang/shutterstock.com

首のつかみ方のコツは、やってはいけない方法を避けることにあります。

いきなり首根っこを鷲づかみして持ち上げたり、激しく揺さぶるなら沈静効果どころか恐怖心をあおってしまうことになりかねません。

それで正しい首のつかみ方は、やさしく首をつまんでマッサージすることです。それが猫にとって一番うれしいつかみ方と言えます。
でも猫によっては、首をつかむこと自体が嫌に感じる個体もあります。首をつかむと嫌がる場合はやめるようにしましょう。

また首をつかまれるのを嫌がる猫を徐々に慣れさせることもできます。リラックスさせた状態で人が触ることに慣れさせましょう。
最初は肩をマッサージできるようにして、だんだん首をつかめるようにしていきます。そうして少しずつ首をつかんで持ち上げるようにします。

少しでも嫌がる反応をするなら、痛いか怖いという気持ちですからすぐにやめるようにしましょう。

持ち上げると猫が足を丸めて、脚がだらんとたれて力が入らなくなるので、そうなると安心している証拠です。少しでもつかみ方が悪くて、痛みや違和感を感じる場合は、いやがりますので、すぐにやめるようにしてください。

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