子犬の散歩、いつから始めてOKなの?
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散歩に行くのは、ワクチン接種が終わってから?
自宅にもらい受けてくる時期の子犬は、ちょうど母犬からもらった免疫が切れるくらいの時期が多いもの。犬の健康のためには、ワクチン接種が必要です。
散歩に連れ出すのは、ワクチンが完了してからが望ましいとされていますね。ワクチン接種をする前に連れ出してしまうと、他の犬から感染症がうつって危険な状態になってしまうこともあるのだとか…!
ただし最近は、「もっと前から外に出しておいた方がいい」という意見も主流になってきています。
具体的な年齢でいうといつから?
ワクチンプログラムが終わるのは、生後13~14週くらいが一般的。お散歩デビューは、ワクチン接種からだいたい90日後を目安にするといいようです。
この時期を過ぎるまでは、子犬を外にはあまり連れ出さないほうがいいと言われていますね。
では、この時期を過ぎるまでは、散歩を本当に控えたほうがいいのでしょうか?
「社会化に適した時期」を逃さないことも大事です
ワクチン接種が完了するまでは外に出さないほうがいい。
とはいえ、子犬の頃から家族以外の人間や、他の犬と顔を合わせることは、社会性を育てるうえでとても重要なことでもあります。子犬が外の世界でのさまざまな刺激に慣れ、社会性を身につけるのに適した「感受期」は、生後3週~12週くらいだといわれています。
ワクチンの接種が済むまで完全に自宅に閉じこもりきりにしてしまうと、この「感受期」逃してしまいます。そのため、最近は「ワクチン完了前でも早めに外の世界に連れ出した方がいい」という声が獣医さんの間からも上がるようになっているんです。