犬が抱っこをせがんできたらどうすれば良い?
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基本的に飼い主が主導権を握るというトレーニングをきちんと行っていれば、抱っこをせがむ状況を判断して我慢させることも大切です。
家事を行っている時などは、抱っこをせがむ時も「待て」「ハウス」などの命令によっていったん落ち着かせることも必要!
その代わり、甘やかせる時や褒める時はそれが分かるように接してあげるようにしましょう!
犬を抱っこするメリット
災害や緊急事態(怪我や病気)が発生した時に、ケージやキャリーに入れられない場合があります。
そういった時に飼い主さんに抱っこされる習慣があればスムーズに移動することができるので、慣れさせておくことは大切なことです。
大型犬の場合も抱っこ紐を使用したり、小型犬もスリングを使う練習をしておきましょう!
また、飼い主さんとのスキンシップをしっかり取ることができるので、抱っこ自体はとても良い習慣ですよ!
犬を抱っこするデメリット
犬にとって飼い主さんに抱っこされている状況は、とっても幸せな状況ですもちろん抱っこしている飼い主さんにとっても幸せなことでしょう。
かといって四六時中抱っこしておくわけにはいきませんよね?しかし、犬はいつでもどこでも抱っこをせがんできます。
理由は「抱っこされていない時間が不安な時間」と感じるようになってしまっているからです。エスカレートしていくと、抱っこしてくれないイライラが溜まって噛んでしまったり、吠え続けるという問題行動を引き起こしてしまいます。
そうならないためには、日々どういう状況なら抱っこをするのかを決めて、我慢させる訓練をしておきましょう。犬がせがむから抱っこする、という状況を作るのではなく、いつでも、どんなときでも飼い主さんが決めて行動するということが大切です。
それは他のことでも同様で、犬がせがむから遊んであげるとかおやつをあげる、ということも飼い主さんが意識して行わないようにすることが大切です。
きっかけは犬がせがんできたことであっても、すぐに応じるのではなくいったん飼い主さんが別の命令を出し、そのご褒美として与えるという規則を作っておけば、同じ抱っこでも緊急時に必要があって飼い主さんが抱え上げたとき犬が拒否する状況を避けることができます。
犬と飼い主の心の絆をゆっくりと構築していきましょう!
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犬が抱っこをせがんで問題行動にまでエスカレートしてしまったら、まずはむやみに怒らない。
犬は何が原因で怒られているのか分からないからです。
抱っこをすべきでない状況でせがんできたら、我慢させるという訓練を行いできたら褒める。
まずはこの基点に立ち返ることが大切です。
飼い主さん主導の信頼関係を築いていくことは一朝一夕では出来ないことですが、だからこそ一緒に成長していけるという喜びがあるんだと思いますよ!
災害大国とも呼ばれるほど自然災害が多く起こる日本では日頃から災害から身を守る準備が必要です。ペットを飼育しているなら自分だけではなく、ペットの身も守るように日頃から準備しなくてはいけません。今回は災害対策についてまとめてみました。
https://mofmo.jp/article/19762