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チヌークってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!


チヌークの特徴

チヌーク

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アメリカのニューハンプシャー州が原産の犬種です。

持久力のあるワーキングドッグで、訓練性も高い優秀な犬種です。

そして、セント・バーナードの血が入っている為か性格は温厚で優しく、仕事熱心で子供好きです。

この「チヌーク」という言葉は、イヌイットのことばでは「暖かき風」という意味を持ちます。

風のように早く走ることと、温厚な性格の持ち主であることから、この名前がつけられたようです。

素敵ですね。

繊細な面があり、一人ぼっちで寂しい環境にいるとストレスを感じるので人と一緒に生活する方が良いでしょう。

人間が好きなので番犬向きとは言えませんが、非常に頭が良い犬種なんです。

1980年代に、なんと10頭くらいにまで数が減少したこともありましたが、ブリーダーたちが種の保存に尽力したことにより、絶滅の危機から脱しました。

2009年にはニューハンプシャー州の州犬としても愛されていますよ。

チヌークの外見的特徴

チヌークの体高は約53cm~59cm、体重は約25kg~41kgの大型犬です。

作出されるさい、マスティフを土台として、そこにグリーンランドハスキー、ベルジャンシェパード、ジャーマンシェパードといった犬種を交配したようです。

がっちりとした体に、ダブルコートの厚い被毛を持ちます。

下毛はとても柔らかい毛質ですが、上毛は硬い毛です。

大きな半垂れの耳と垂尾を持ちます。

毛色は、ゴールドを基本としていろいろなバリエーションがあり、体全体の色よりも、マズルが黒く、耳の毛色が少し濃いのが特徴です。

大きな瞳を持ち、元気いっぱいで活動的です。

チヌークの寿命・体型

チヌークの寿命は、平均すると13~15年だそうです。

大型犬の中では割と長生きする犬種ですね。

チヌークは、人とのふれあいや絆をとても必要とする犬種ですし、大型犬で活発なのでたくさんの運動量も必要としています。

そのような心身の必要を十分に満たしてあげることや、その大きな体を支えるための良質な食事を与えることで、平均以上に健やかに生きてくれることもあるかもしれませんね。

チヌークの歴史

チヌークは1900年代初頭アラスカ州の探検家アーサー・ヴォルデンにより作出されました。

アーサー・ヴォルデンが飼っていたチヌーク一世は、マッケンジー・リバー・ハスキーの血を引く、アラスカン・ハスキーだったようです。

そのもともと飼っていたアラスカン・ハスキーのチヌーク一世に深く感銘を受けたアーサー・ヴォルデンは、チヌーク一世が亡くなってしまったことで、チヌーク2世の作出を始めます。

チヌーク一世のように、優秀なリーダー犬を作出するため、そり犬のリーダーとしてはじめて北極点に到達した優秀なグリーンランド・ドッグの子孫と、ニューファンドランドとセント・バーナードの血を引くミックス犬をかけ合わせて、チヌーク二世を作出しました。

その後も、そのチヌーク2世に、ジャーマンシェパード、ベルジアン・シェパード・ドッグなどをかけあわせたようです。

それで、訓練性が高く、力強くも、温厚な性格の犬種となったようですね。

チヌーク2世はソリ犬として、アーサー・ヴォルデンが期待し、予想していたことを大いに上回る能力を発揮し、リーダ犬として大活躍していたようです。

しかし、単極探査中に行方不明となっていまい、そのまま見つかることはありませんでした。

それは、チヌーク2世が12歳のときです。

アーサー・ヴォルデンの死後は、繁殖が難しく何度も絶滅の危機に晒されました。

最初にも紹介したとおり、一時期はなんと10頭ほどしかいなくなったときもあったようです。

そして、1965年には「世界で最も希少な犬」としてギネスにも登録されました。

しかし、その後熱心な愛好家たちの手によって数は増やされ今日に至っています。

2013年にチヌークは公認犬種としてAKC(アメリカンケネルクラブ)に登録されました。

現在のチヌークは、家庭犬として愛されています。


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