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犬にいちごはOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!


犬にいちごを与えても問題ない?

いちごを食べたそうにする犬

Ezzolo/shutterstock.com

いちごはバラ科の多年草で、日本では12月後半から5月の時期にかけて市場に良く出回ります。いちごは果物として一般に扱われていますが、植物の分類ではメロンやスイカのように野菜の一種です。

いちごが旬の時期になると、いちご狩りに行かれる方も多いことでしょう。場所によっては犬同伴OKのところもあります。でも犬同伴OKだとしても、犬がいちごを食べて良いのかが心配になりますよね。

いちごが犬が食べても良い果物の一つです。いちごにはたくさんの栄養素が含まれており、愛犬の健康維持にもある程度の効果を期待できるといえるでしょう。しかし、いくつか注意点もあります。与える際の注意点を覚えておきつつ、愛犬にいちごを与えるようにしてください。

犬にいちごを与えてもいい量

いちご

pixabay.com

どんなに食べさせて良いものであっても、過剰摂取は腹痛や下痢などの消化不良につながるので、与え過ぎてはいけません。特にいちごを一度にたくさん食べさせると糖分の取り過ぎにもつながってしまうので、「適量」を守って与えることは大切です。

では、犬にとってのいちごの「適量」は犬の体重や体の大きさによって異なります。下記が適量の目安です。

超小型犬の場合

超小型犬とは体重が4kg未満の犬を指します。例えばチワワやトイプードル、ヨークシャーテリア、ポメラニアンなどが含まれます。

いちご1粒をおよそ15gとした場合、体重が3kgの犬で1粒と5分の1個程度が適量です。愛犬の体重に合わせて増減しましょう。

小型犬の場合

小型犬には体重が10kg以下の犬が含まれます。代表的な犬種としてパグ、パピヨン、マルチーズ、ミニチュアダックスフンドなどを挙げることができます。

体重が10kgの犬に与えて良いいちごの量は3粒ほどです(1粒を15gとした場合)。愛犬の体重に合わせて、3粒より少ない量を与えるようにしてください。

中型犬の場合

中型犬とは体重が25kg以下の犬のことをいいます。例えばウェルシュコーギーやフレンチブルドッグ、ボーダーコリーなどが含まれます。いちごを1粒15gとした場合、体重が15kgの犬で4粒程度、20kgの犬で5粒程度です。

大型犬の場合

大型犬は体重が25kg以上の犬を指します。ラブラドルレトリバーやゴールデンレトリバー、シェパードやドーベルマンなどが大型犬に含まれます。

体重が25kgの犬でいちご6個程度、30kgの犬には7個、40kgの犬で9個程度を目安として与えるようにしてください。

子犬の場合は注意が必要

子犬にいちごを与えても問題はありませんが、子犬の場合は特に注意が必要です。なぜなら、子犬は消化器官がまだ発達しておらず、下痢や嘔吐などの消化不良を起こしやすいからです。

子犬の体重に関わらず、いちごを与える際は「ごく少量」にするか、もしくは敢えて与えなくてもよいです。

犬にいちごを与えることで期待できる効果

いちごと犬

pixabay.com

いちごには以下のような栄養素が含まれており、犬にさまざまな健康効果を期待できます。

ビタミンC

いちごにはみかんの2倍ほどのビタミンCが含まれています。犬は体内でビタミンCを生成できるため、必ずしも必要な栄養成分というわけではありませんが、激しい運動をした後やストレスを感じている時はビタミンCが減ってしまうこともあるので補うことができます。

ポリフェノール

いちごに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制する効果があります。それによって皮膚や粘膜の働きを良くしたり、免疫力を高めたりする効果を期待できます。

ペクチン

いちごには水溶性の食物繊維である「ペクチン」も含まれています。このペクチンにはコレステロールを吸収して便として排出させたり、腸の粘膜の働きを良くしたりするなど、腸内環境を整える効果があります。

犬にいちごを与えるときの注意点

カットいちご

pixabay.com

いちごのヘタや茎は消化に良くないので、取り除いてから与えるようにしましょう。実も小さくカットするか、スプーンやフードプロセッサーなどですりつぶしたものを与えると消化にも良いのでおすすめです。

また、いちごには犬にとって有毒成分となる「キシリトール」が多く含まれています。もし過剰に摂取してしまうと、血糖値が低下して中毒症状を引き起こす危険もあります。もちろんこれは「余程の量」を食べてしまわない限り、中毒を起こすわけではありません。それでも、糖尿病など疾患を持つ犬の場合は与え過ぎには注意が必要です。

さらに、いちごには100gあたり170mのカリウムが含まれています。腎臓などに持病がある、何かの薬を飲んでいる、療法食を食べている犬にいちごを食べさせる時には、まず獣医師に相談してからにしましょう。

もし、いちごを食べた後で何らかの体調の変化が見られるなら、自己判断せずに動物病院に連れていき獣医師の判断を仰ぐようにしてください。

いちごジャムやいちごのケーキなどの加工品は与えても問題ない?

いちごジャム

pixabay.com

いちごジャム、いちごヨーグルト、いちごのケーキやアイスクリームといったいちごの加工品には砂糖がたくさん含まれているので、犬に与えてはいけません。

特にケーキやアイスクリームには人間用の牛乳や生クリームも使用されています。これらは下痢を起こすしやすいので、なおのこと与えないほうが良いといえるでしょう。

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