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子猫の甘えるしぐさに注目してみよう!子猫の魅力を紹介!


子猫の甘えるしぐさに注目してみよう!

お腹を見せて甘えている子猫

Happy monkey/shutterstock.com

子猫が甘えてくると、本当にかわいいですね。心がホッコリ和みます。猫が甘えるしぐさ、リラックスしているしぐさにはどのようなしぐさがあるのでしょうか。1つ1つ確認してゆきましょう。

お腹を見せて寝転ぶ

猫が寝転がって、お腹を上にしてゴロゴロすることがあります。このしぐさは、飼い主に気を許し、信頼している証拠でもあると考えられています。軟らかいお腹の部分は敵に狙われやすいので、一般的に動物がお腹を見せるということはないのです。

それで、お腹を飼い主の前で見せるということは、「飼い主さんを信頼しています。ぼくのことをかまってください」とのメッセージなのかもしれません。

見つめながら高い声で鳴く

高い声でニャーと鳴きながら、じっーと飼い主を見てくる時があります。これはそれほど強い要求ではなく、甘えている時のしぐさと考えられます。遊んでとか、何かちょうだいとか、そんな状況なのかもしれません。

足踏みをフミフミする

時に猫が飼い主の上でフミフミと足踏みをするといった光景が見られませんか。このフミフミは「前足踏み」と呼ばれるもので、子猫の時に母猫からお乳を飲んでいるときに見せる仕草の名残と考えられています。お気に入りの毛布などを吸ったりすることもあります。

乳離れをする前に母猫から離れた子猫にとくに見られる仕草と思われます。飼い主さんのそばでリラックスし甘えている状況なのでしょう。眠い場合が多いようですので、この様子を見たら、静かに休ませてあげましょう。

スリスリしてくる

子猫の甘えるしぐさとして、ほとんどの皆さんがまず思い浮かぶのは、この猫のスリスリでしょう。猫が足元に擦り寄って来て、身体をスリスリとこすりつけるこの仕草は、「こすりつけ行動」とも呼ばれています。

実は、猫の顎と頬には匂いの分泌腺があるのですが、そこからホルモンが分泌されます。そのホルモンは「フェイシャルホルモン」と呼ばれています。猫たちの匂いによるコミュニケーションに使われます。猫にとっては、お互いの匂いを共有することはとても大切なことのようです。時に、猫が飼い主さんの脱いだ服のところで座るという姿を見ることはありませんか。飼い主さんの匂いで落ち着くのでしょう。

猫が人間に、この「こすりつけ行動」をしてスリスリしてくる場合、その猫は機嫌が良い時で、相手への甘えたい気持ちや好意が表れているとも考えられます。あるいは、飼い主さんをご主人様と考えていて、挨拶をしているとも考えられます。甘えながら、自分のものだと示すためにマーキングをしているのかもしれません。

時に、外出先から戻った時などに、猫が幾度も幾度もまとわりついてスリスリしてくることがあります。飼い主さんとしては、もしかすると、寂しかったから帰ってきた自分に甘えてきているのかなと思うかもしれません。しかし、実は、飼い主への愛情からの行動になるのだとは思われますが、よそから飼い主が持ってきた匂いを消そうと思って自分の匂いをつけようとしているのかもしれません。

ゴロゴロと喉を鳴らす

このゴロゴロも、子猫の甘えるしぐさとしてすぐに思い浮かぶ仕草の一つでしょう。このゴロゴロという音を発する行動を、「喉ならし行動」と呼びます。

猫がどのようにしてこの音を出しているかについては諸説があり、長い間はっきりとはわかっていませんでした。次の4つの可能性が考えられていました。動脈の血管の壁に血液が強く当たることによって音が鳴るという説、腹部から胸部へ静脈血が入る時に、血流が胸の中で反響して鳴るという説、のどの奥の軟口蓋という部分が動いて鳴るという説、そして、喉頭の筋肉がけいれんして、声門を振動させるためにゴロゴロと鳴るという4つの説です。

このうち、ゴロゴロの音の正体に関して有力なのは、喉頭の筋肉がけいれんして、声門を振動させるためにゴロゴロと鳴るという説のようです。なぜなら、筋肉の収縮を測定する筋電図により、猫がゴロゴロ鳴いている時は、喉頭の筋肉が細かく伸縮を繰り返しているということが明らかになったからです。

1990年代の研究で、猫の神経発振器が収縮と弛緩を繰り返すことによって、声門を動かす喉頭筋を動かしているということがわかったのだそうです。

この喉ならし行動には、幾つかの意味があると考えられています。例えば、嬉しい時だったり、挨拶をしている時だったりといった意味です。人間に例えてみるなら、笑顔のようなものに例えることができるかもしれません。一緒にいて嬉しいとか、飼い主に心を許しているということを示すサインとも考えられます。

ただ、猫のゴロゴロは、甘えたり嬉しい時ばかりだけではないということを覚えておく必要があります。実は猫が怪我や病気などで痛みを感じる時、猫の死期が近づいたときにも、ゴロゴロすることがあるのです。ゴロゴロ音によって刺激を体に与えることにより、エンドルフィンなどの神経伝達物質が分泌されます。この物質には苦しみや痛みを和らげる効果があったり、回復を早める効果があるとも考えられています。

医学的な意味から、猫がゴロゴロ鳴くという説もあり、2003年に行われた研究によると、猫のゴロゴロが持つ25ヘルツの周波数は、骨に刺激を与えて新陳代謝を活性化するだけでなく、破損してしまった骨の治癒を促進してくれる周波数だということがわかったんだそうです。これが事実だとすれば、興味深いですね。猫のゴロゴロは骨に含まれている骨芽細胞や破骨細胞を活性化して骨密度を高く保つようにしているのかもしれません。

もちろん、苦痛の時のゴロゴロは、リラックスしている時のゴロゴロとは異なる表情になりますので、痛みゆえのゴロゴロの状況でしたら、動物病院に連れて行ってあげましょう。

猫のゴロゴロが人間に良い影響を与えるといった科学的な理由もあります。これも事実であるならとても興味深い点です。猫のゴロゴロ音は大体20ヘルツから50ヘルツの低周波ですが、この音域というのは人間の副交感神経を優位に立たせる効果があるのではないかと考えられています。

そして、副交感神経が優位になると、人間のストレスを減らしたり、緊張をほぐしたり、不眠を改善させたり、不安を取り除くといった作用があるとのことです。

こうした状況以外にも、猫と猫どうしで喉ならし行動を行うこともあります。例えば、子猫と母猫の間で、母猫が子猫にお乳をあげる時に、母親がゴロゴロと喉を鳴らすことがあります。これは、まだ目が見えない子猫を安心させようとする行為だとも考えられています。

お土産を運んでくる

猫は、目の前に虫が現れた時など捕獲することがあります。そして、捕まえた獲物を口にくわえて飼い主さんのもとに持ってくることがあります。時にスリッパとか、雑巾までをくわえて持ってくることもあるようです。

お土産を持って見せる猫は、「こんなのとってきたよ」と飼い主さんに無邪気に甘えて来て、褒めて欲しいのかもしれません。

甘噛みをしてくる

子猫の場合、遊んでいる時とか、甘える時に甘噛みをしてくることがあります。なでてあげている時に突然甘噛みをしてくることもあります。もしかすると、このような場合、猫の甘える気持ちの方が先行し過ぎてしまって、猫が興奮状態になり甘噛みになったのかもしれません。

毛づくろいをする

その他、甘えているとまで言えるかどうかは微妙ですが、毛づくろいをしている時は、リラックスしている時ではあると思われます。猫は毎日のように毛づくろいをします。毛づくろいは体温の調節をしたり体をきれいにするだけでなく、リラックスするためにも行われる習性だとも考えられています。

猫は子猫の時に、母猫に体を舐めて毛づくろいをしてもらっていたものです。それで、子猫もそうですが、成猫も、毛づくろいをすることでリラックスするようです。

しっぽをぴんと立てながら歩く

尻尾、しっぽをぴんと立てて歩くしぐさは、甘えている時や嬉しい時に見せるしぐさです。他にも、ゆっくりと大きくしっぽを振っている時は、リラックスして安心している時の状況です。

一方、猫が、尻尾を左右に激しくふっている時は、不機嫌でストレスが溜まっていたり、いらいらしているような時と考えられます。そのような状況ですと、とても甘えているとは言えない状況でしょう。


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