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犬が一緒に寝たがる理由とは?愛犬の心理と飼い主さんが注意すること


室内飼いが多くなって、犬と一緒に寝るようになったという飼い主さんも少なくないでしょう。夜寝る時だけでなく、お昼寝のときも気づいたら寄り添っているということはありませんか。隣ですやすやと寝息を立てているのは可愛らしいですね。

愛犬が飼い主さんの後を付いてきて一緒に寝ようとするときは、犬は一緒に寝る相手を選んでいるのでしょうか。今回は犬は一緒に寝る相手を選んでいるのか。それとも誰でもいいのか。また一緒に寝たいときの犬の心理について見ていきましょう。

一緒に寝る相手

犬と一緒に寝る少女

Yuliya Evstratenko/shutterstock.com

いつも夜にあると、愛犬が家族と一緒に寝るためについてくるというご家庭は珍しくないでしょう。しかし、いつも同じ人と決まっているということに気づきませんか。犬は一緒に寝る相手を選ぶ理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

安心感がある人と一緒に寝る

まず、犬が一緒に寝たいと思う相手の条件として、信頼できる人、安心感のある人というポイントが挙げられます。寝ているときは最も無防備な瞬間ですから、やはり信頼できる人とでなければ寝たくないという心理が働くようです。

さらに「家族の中でもお母さんだけ」「お父さんだけにくっついていく」など、各ご家庭によってついていく人はバラバラということもありますが、毎回決まった人についていくという家も多いでしょう。これは「家族の中で誰が一番安心感があるか」という基準で選んでいる可能性が高いです。

人間も同じですが、同じ部屋で眠る相手は安心感のある自分が心を許している人となるべく眠りたいですよね。そのほうがぐっすり眠れるという人も多いことでしょう。犬も同じ考えをもっていると考えられます。

寝心地の良い場所で寝ている人と一緒に寝る

犬と一緒に眠る

Rasulov/shutterstock.com

人間も同じですが、犬にとって寝る場所はとても重要です。安心感があるなおかつ寝心地の良い場所を選ぶ傾向があります。寝心地の良い場所というのは、静かで室温もちょうど良いといったポイントが挙げられます。

また、ふかふかのブランケットや布団に慣れてしまった犬の場合は、贅沢に感じますがやはりふかふかの気持ちの良い寝床を求め、その場所に寝ている家族についていくことが多くなるという傾向も考えられるようです。

最重要なことは安心感や信頼できる関係かどうかということではありますが、寝心地の良い場所で寝ている人と一緒に寝るということもあると言えるでしょう。

寂しいから温もりを感じられる人と一緒に寝る

一緒に眠る犬

Soloviova Liudmyla/shutterstock.com

寂しがり屋の犬は寝るときでも飼い主さんのそばにいたいと思っています。そばに飼い主さんがいてくれるのであれば他には何もいらないというくらい、飼い主さんが大好きです。甘えたい相手と一緒に寝るということが言えるでしょう。

0歳~4歳くらいの子どもと同じで、飼い主さんが本当の親代わりです。小さい子は手をつないだり、隣でお母さんやお父さんのぬくもりを感じながら眠りたがる子が多いと思いますが、犬も同じように飼い主さんの温もりを近くで感じていたいのでしょう。暖かく迎えて撫でてくれる人は安心でき、一緒にいたいと感じるでしょう。

一番大好きな人と基本的には一緒に寝ますが、その人がいない場合は二番目に好きな人がいればその人と寝たり、それに該当する人がいなければ誰もいないベットで寝たりすることもあるでしょう。愛犬にとって家族の中でもランク付けがされていることがあるそうですよ。

一緒に寝たがるときの犬の心理

しつけのために犬とは一緒に寝ないと決めている飼い主さんもいることでしょう。犬が飼い主さんの後をついてきて一緒に寝たがるときにはどのような心理が考えらえるのでしょうか。

いつも一緒にいたいから

いつも一緒にいる犬と少年

Nestor Rizhniak/shutterstock.com

甘えん坊な性格の犬の多い理由として、とにかく飼い主さんと四六時中、なるべく一緒にいたいという心理が関係しています。一人でゲージの中にいることに寂しさを感じていて、飼い主さんと一緒に寝ることによって寂しさを紛らわそうとしていると言えるでしょう。

特に日中は外出している時間が多く、愛犬が留守番している時間が長い場合は、1人でいることに慣れてしまうパターンとその分飼い主さんと一緒にいたいと強く思うパターンの2種類に分かれることがあります。

後者の場合は、帰ってきた飼い主さんに構ってもらうことはもちろん、やはり寝るときも一緒にいたいという子が多いため、一緒に寝ようとするのです。

飼い主さんの匂いで安心して眠れるから

一緒に眠る犬

Olena Yakobchuk/shutterstock.com

犬にとって自分が信頼している飼い主さんの匂いは安心感を与えてくれる匂いでもあります。人間の赤ちゃんは母親の匂いに安心感を得るということ話がありますが、それと同じような感覚だと思って良いでしょう。

犬にとって寝ているタイミングは無防備なため、通常ではぐっすりと安眠することがなかなかできません。しかし、信頼している飼い主さんと一緒に眠ることによって、飼い主さんの匂いに包まれた状態で就寝することができるため、幾分か安心して休むことができるのです。

これを感覚的に犬は理解しているため、リラックスした状態で眠りたいというときに飼い主さんと一緒に寝ようとすることがあるでしょう。

何か不安なことがあるから

愛犬にとって何か不安な要素がある場合に、寝ている間も1人でいることに不安を感じてしまうために、飼い主さんと一緒に寝ようとついくることがあります。不安になってしまう原因はそれぞれ犬によって異なることでしょう。

例えば、大雨が降っていたり雷が鳴っていたりといった、犬が苦手な音が夜中にずっと聞こえている場合には、それが大きな不安となり心細いという気持ちが沸き上がります。犬は聴覚がいいので、音にとても敏感です。

人間には気にしないような音であっても、犬には非常に大きな音として耳に入っているため、余計不安に感じてしまうことがあるでしょう。

布団が気持ちいいから

布団に包まる犬

eva_blanco/shutterstock.com

一度一緒に寝室で横になってからずっと一緒に寝ようとしているという場合には、布団の気持ちよさを知ってしまったことも一緒に寝たいと思っている理由になるかもしれません。「自分もこのふかふかな場所がいい!」という心理が働いている可能性があります。

犬用のベットもふかふかした素材を使用しているものはたくさんありますが、やはり人間が使う布団ほど気持ちよく快適なものではありません。ふかふかの布団に埋もれることで、身体が包み込まれた状態になることが安心感につながっていると言えるでしょう。

安心感から布団で眠るとリラックスできることを知って、「これは手放せない!」と思っている犬も意外と多いと言えるでしょう。

自分の寝床の居心地が悪いから

床で寝る犬

Followtheflow/shutterstock.com

飼い主さんと一緒に寝ようとする理由に、自分の寝床の寝心地が悪いことが原因となっていて、新しい寝場所として飼い主さんの隣を選んでいる可能性があります。

犬にとって気温や音は、快適な寝床を作るために重要な要素となります。特に夏場は暑く、冬場は寒い場所に犬用ベットを設置している場合、その室温を不快に感じてしまいなかなか休めないという環境になってしまっているかもしれません。

犬によって快適に過ごせる気温は18~22℃と言われています。厳密に守ることは難しくても、なるべくこの気温に合わせることができるように快適な環境を整えてあげるように努力しましょう。


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