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犬はどこまで人間の言葉を理解しているの?また、犬にとって理解できない人間の行動!


犬はどこまで人間の言葉がわかるのか

Portrait of pretty woman being ecstatic and delighted from her baby dog licking her face. Happy facial expressions of housewife having fun with french bulldog dressed in sweater. Human emotions

Cookie Studio/shutterstock.com

音として判断している

「ご飯だよ」と言うとフードボールの前に座ったり、「散歩に行こうか」と言うと玄関に行ったり、犬は飼い主の話す言葉を理解できるのではと思うことがありますね。

もっと簡単な例だと、「お座り」や「マテ」など、基本的なしつけの動作も、言葉によって指令を出して、それに犬が反応し従っていますよね。しかし、本当に犬は私たちが話す言葉を理解して、そのような行動をとっているのでしょうか?

残念ながら、犬は”言葉”を理解しているのではなく、人間の言葉を”音”として捉えて、行動に繋げて覚えているのです。

つまり、「ご飯」や「散歩」という言葉の意味を理解しているのではなく、「ゴハン」という音が聞こえたら食べ物がもらえる、「サンポ」という音がしたら外に出れると記憶しているということです。

「お座り」や「マテ」も同じで、言葉の意味を理解して従っているわけではなく、繰り返し教えられた音に反応して行動しているので、教える段階で座る動作とは全く関係のない「ジャンプ」と繰り返していると、ジャンプといえば座るようになります。

犬の知能

犬にとっては、私たちの言葉は、号令や合図のようなものなのです。このことをまず認識しましょう。”言葉”を使ってコミュニケーションを取るのは、人間だけなのです。

しかし犬たちは、犬種によって多少の差はありますが、2歳〜3歳くらいの幼児の知能を持っていると言われています。

犬自身は言葉を発さなくても、また私たちの言葉を理解できなくても、200個ほどの単語を記憶し従ったり、飼い主の顔やジェスチャーから気持ちを汲み取ったり、飼い主が望んでいることや、するべきことやしてはいけないことを認識することができます。

犬は人間の感情を読み取っている

人間の赤ちゃんが母親の言葉に反応したり、感情を読み取るのと同じです。また、違う言語を話す外国人であっても、何を言おうとしているか表情や状況から理解できることと似ていると言えるでしょう。

犬は、飼い主さんが発する音だけでなく、微妙な声色や雰囲気を感じとることができるのです。だからこそ、褒める時にも叱る時にも、それに伴った感情をしっかりと入れて褒めたり叱ったりするべきなのです。

飼い主さんが嬉しそうに明るい声で「いい子」といつも褒めてあげれば、「イイコ」という音を聞くと、自分が良いことをして、飼い主さんが喜んでいるということがはっきりわかり、嬉しいという感情もしっかり共有できます。

逆に、表情も暗く、低いトーンで「良い子」と言っても、犬は褒められているのか、飼い主さんが本当に喜んでいるのかよくわからずに、嬉しいという気持ちにはなれません。

言葉を理解できない犬が、人間の感情を読み取れるのは不思議に感じるかもしれませんが、寂しい時や悲しい時に愛犬がピタッと体をつけてくれたり、心配そうな表情を見せたり、反対に嬉しい時には一緒にテンションが上がっていることがありますよね。

だからこそ、昔から生活の友として重宝され、今でもペットとして私たちを癒し喜びを与え、家族の一員として過ごしているのでしょう。

しかし、このような犬の能力は、愛犬を人間の家族と変わらない存在のようにあつかったり、子供のように溺愛することにつながり、つい動物であることを忘れて接してしまい、犬を混乱させてしまうことにもつながっています。

ですのでここからは、飼い主さんたちがよくしてしまいがちな、犬には理解できない行動のいくつかをご紹介したいと思います。


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