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肥満犬は飼い主さんの責任?!犬の肥満予防や改善に効果的な方法とは?


もちろん成長期には体を作るための栄養素が必要とされますが、脂肪は過剰に摂取すると蓄積してしまいます。

肥満は関節への負担を増やし、心臓にも悪影響を及ぼすことが知られていますので、飼い主さんの意識によって肥満予防を心がけたり肥満を解消できるようにすることが大切と言えるでしょう。

肥満犬に共通する生活習慣

Little fat pug sitting on sidewalk in summer park.

studio37th/shutterstock.com

毎日の生活習慣が、健康的な身体を作り元気に長生きすることにつながっていきます。どのような生活習慣が身体に悪影響となってしまうのか見ていくことにしましょう。

1.ご飯の量が多すぎる

A large bowl of dog food spilling onto a white background.

GLYPHstock/shutterstock.com

愛犬の食欲があるのはとても良いことですが、ご飯を毎日必要以上に食べていると当然のことですが体重が増加して肥満になってしまいます。一日に消費するカロリー(エネルギー)が摂取するカロリーより多いのであれば、体内に残ったカロリーの分だけ体重が増えることになります。

もし、愛犬が太り気味になっているのに気づいたのであれば、毎日の食事の量を計算し直すことができるでしょう。必要な分だけをあげることによって理想的な体型を維持することができるように調整することができるでしょう。同じ量でも含有カロリーが少ない療法食に切り替えることもできるでしょう。

またドカ食い・早食いの癖がある場合には、1回の食事分量を減らして食事の回数を増やしたり、早食いができないような特殊な食器を使ってみることもできるでしょう。食事の方法を工夫することによっても体重の増加を抑えることができるでしょう。

2.おやつを与えすぎる

A closeup view of an abundant supply of dog treats overflowing his bowl on the hardwood floor of his domestic lifestyle.

Matt Benoit/shutterstock.com

愛犬が可愛すぎて、おやつを与えすぎていませんか?多くの飼い主さんにとってうんうんと頷いてしまうことでしょう。愛犬におねだりされたら、ついあげてしまうことは愛犬の健康のためによくありません。

ご飯の量をきっちり守っているのにも関わらず、愛犬が太ってしまっている場合はおやつの量がどのくらいか、今一度見直してみることができます。また、飼い主さんがおやつの量を守っていても、散歩中に出会う人からよくもらってしまうことがあります。

その結果、やはり太っていってしまうことになります。もし、愛犬が散歩中におやつをよくもらっているのであれば、断りにくいかもしれませんが一度「今、ダイエットをさせていますので」と一言話して見ることを試してみましょう。

愛犬が肥満にならないように、ほかの人からであってもおやつを与えられるがままにしないことも飼い主さんが愛犬のためにしてあげられることです。おやつも適量が大切ですので、量を守るためにもお断りするようにしましょう。

3.運動不足

基本的に肥満の原因となるものは、大きく分けて「食べ過ぎ」と「運動不足」の二つがあります。食べ過ぎではないけれどなぜか太っているという時は、運動不足が原因かもしれません。

摂取したカロリーは、運動しないと消費されにくくなりますので、結果としてカロリーが体内に余ってしまいそれが脂肪へと変わってしまいます。そういった生活を毎日送っていると体重が少しずつ増えていき、やがて肥満犬になってしまうことでしょう。

家の中ではあまり動かずに一日中寝ている、散歩に行ってもあまり歩かずすぐに帰りたがるといった場合は、意識して運動させるように心がけましょう。運動不足は肥満の原因になるだけでなく、体の衰えを加速させることにもつながってしまうことになります。

また、体への負担がかかり続けてしまうことによってヘルニアや病気の原因にもつながっていくことになりかねません。たかが体重、されど体重と思って気を配っていくことが愛犬の健康につながるでしょう。

4.年齢による代謝の低下

Old dog with sad expression in white face

sisqopote/shutterstock.com

私たち人間も犬も皆、残念なことに加齢による変化には逆らえません。高齢になるにつれて基礎代謝が下がってしまいます。簡単に言いますと、高齢になると若い頃と比べて摂取したカロリーが消費しにくくなるということになります。

ですから、愛犬の年齢に合わせてご飯の量をきちんと計算してあげないと肥満の原因になってしまう可能性があります。高齢になると病気のリスクが高くなっていきますので、肥満を予防することによって少しでも病気のリスクから愛犬を守ってあげるようにしましょう。

5.けがや病気で動けない

愛犬がけがや病気をしまって動けないでいる状況が続くと結果として運動不足になるということがおきます。さらに、ヘルニアや体が麻痺してしまった場合など、運動することが難しいときに肥満になるとより体への負担がかかってしまうことになります。

愛犬がけがや病気で運動することが難しい状況が続くときには、肥満にならないようにかかりつけの獣医さんと相談しながら対策を取ることも大切と言えるでしょう。

6.犬種ごとの遺伝

肥満になりやすい犬種がいることはご存じでしたでしょうか?牧羊犬や狩猟犬といった、本来よく運動する犬種はよく走ってカロリーを消費します。その消費したカロリーを補うために自然と食欲が旺盛になり、食べられる時にたくさん食べてカロリーを少しでも摂取しようとします。

しかし、現在日本でペットで飼われている犬のほとんどは狩猟犬や牧羊犬として飼われているわけではありまんので、広い高原で羊を追い回したり森の中を駆け回ったりはしません。運動するとしても、1日2回ほどの散歩だけになります。

ですが、狩猟犬や牧羊犬として活躍してきた犬種は、食欲旺盛な性格が遺伝として残っていますので、結果的には消費カロリーよりも摂取カロリーの方が勝ってしまいやすく肥満になりやすいと言われています。飼い主さんが食事をきちんと制限してあげることが、肥満防止のカギとなるでしょう。

ちなみに太りやすい犬種は、一例ですがゴールデンレトリーバーやビーグル、ダックスフントやトイプードルといった犬種が当てはまります。他にも狩猟犬として知られるテリア系の犬種も太りやすい犬種として当てはまる犬種が多くいます。


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