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【行動を予知】ワンちゃんが人間を観察しているポイントと飼い主が気をつけるべき行動


犬が飼い主さんを観察しているポイント

Row of the tops of heads of cats and dogs with paws up, peeking over a blank white sign. Sized for web banner or social media cover

Susan Schmitz/shutterstock.com

犬を飼っていると「外出しようとしていることが見透かされている?」と感じることはありませんか。愛犬は飼い主さんととてもよく観察して、次に何をしようとしているのか察知しているのです。

では犬は飼い主さんのどのような部分を観察しているのか、観察している5つの面について取り上げてみたいと思います。

1.表情:感情を読み取っている

Funny Extreme Close Up Small Puppy

Anna Hoychuk/shutterstock.com

まずは飼い主さんの表情を観察することによって、飼い主さんが今、どのような感情を抱いているのかを読み取ろうとします。

ワンちゃんが下からじっと飼い主さんの様子を見つめていることがありますよね。表情から「飼い主さんは今、怒っているかも」「今は楽しそうだな」と考えているということになります。

最近の研究結果によると、犬は飼い主さんの表情からポジティブな感情とネガティブな感情を区別することができるということが分かっているそうです。さらに顔のパーツ(目や口)の一部を見ただけで、そのパーツから感情を読み取ることもできると言われています。

日々、犬たちは飼い主さんの表情を観察して「この表情のときには気分が良い」「この表情はネガティブな感情の日」などと判断できているということでしょう。

確かに悲しいことがあったときに愛犬が寄り添ってくれる時がありますが、表情から読み取ってくれ慰めてくれているのでしょう。

2.声:感情を読み取っている

飼い主さんの感情を読み取るための観察ポイントは表情だけではありません。飼い主さんの声のトーンや声量なども参考にして感情を読み取っています。

例えば飼い主さんが高いトーンで声をかければ「自分に対してポジティブな感情を抱いている」と判断します。反対に低いトーンで話しかければ「今はネガティブな感情が強い」と感じ取ることでしょう。

声のトーンや声量、さらに先程の表情を総合して、愛犬は飼い主さんの感情を読み取っているという研究結果が出ていますので、「嬉しい」「怒り」「悲しい」といった飼い主さんの様々な感情を日々の観察から区別しているのです。

3.言葉:指し示すことを推測

「うちの子、言葉を理解している」と思うことは、飼い主さんであれば誰でも経験があるのではないでしょうか。これも犬が日々、飼い主さんの発する言葉について観察して得た能力ということができるでしょう。

犬は人間の発する言葉の子音と母音を区別しているという研究結果も発表されている上、言葉のイントネーションからその後の展開についての要素と結びつけて覚えているとされています。言葉と一緒に動作も観察しているということですね。

このことから、愛犬は飼い主さんをしっかり観察して、言葉を聞き取るだけでなくその後の飼い主さんの行動なども含めて記憶していると言えます。言葉と行動をセットにして覚えているのです。

4.手にする物:行動の予測

Labrador retriever with leash is waiting for walk.

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

「バックを持つとそわそわとし始める」「ペットボトルに水を入れると散歩に行くのが分かるのか嬉しそうな軽快な足取りでついてくる」といった経験をすることもあるでしょう。

これは、愛犬が飼い主さんの普段の行動を観察して、その後の展開に結びつけているからです。

バックを手にするとそわそわして落ち着かなくなってしまうのは、「飼い主さんが出かけてしまう。一人になってしまう」と焦っていることが推測できるでしょう。飼い主さんから離れる時間が愛犬にとってストレスになっていることがあるかもしれませんね。

また、ペットボトルに水を入れると嬉しそうについてくるという行動からは「あのペットボトルはいつも散歩に持っていく物。今からきっと散歩行くんだ!」とワクワクしているからでしょう。

習慣になっていることを覚えているので、そこから次の行動を予想して反応していることが分かります。

5.着替え:行動の予測

「手にする物」と同じ理由で、飼い主さんの着替えを観察している犬も多いです。「いつも出かける前は、あそこから新しい服に着替えている」「あれ?服が変わっている…外に行くの?」といったように、日々の観察からその後の飼い主さんの行動を予測しているのです。

もちろん「飼い主さんがいなくなってしまう」といった**ネガティブな感情だけではありません**。例えば、散歩に行くときにいつも着ていくアウターがある場合、そのアウターを羽織った瞬間に、散歩に行くことが分かって喜び飛び跳ねる犬も多いでしょう。

犬は飼い主さん自身だけではなく、**飼い主さんの持ち物や飼い主さんが着替えたものまでしっかりと観察している**ことが分かります。飼い主さんの一連の行動を観察して、飼い主さんが次にどのようなことをするのかまで考えているということを知ると愛犬の方が飼い主さんのことをよく理解しているのかもと思ってしまいますね。

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everything possible/shutterstock.com







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