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ドッグカフェと普通のカフェの違いを解説します!


愛犬を連れてカフェでお茶を楽しみたいと思っておられる飼い主さんは多いことでしょう。普通のカフェとドックカフェにはどんな違いがあるのかと思われることはありませんか?そもそも、ドックカフェには定義がありません。

“犬と一緒に入店することができるカフェ”をドックカフェと呼んでいます。法的にも定義は定められておらず、「ドックカフェ」という看板があるお店は、「犬を連れてなければ入店できなのではないか?」と思っておられる方もいるかもしれません。実は、そうではないのです。

ドックカフェと普通のカフェの違い

Woman and her dog spend time in street cafe

petrunjela/shutterstock.com

ドックカフェのオーナーさんはみんな犬好きで、犬好きの飼い主さんにとっては、愛犬とくつろげる最高に楽しい空間になっています。それではここからは、ドックカフェと普通のカフェの違いにはどのようなものがあるのか、幾つかの点をご紹介したいと思います。

1.犬と一緒に入店することができるかどうか

「入店」というのは、お店の中に犬を連れて一緒に入ることができるということです。普通のカフェの中には、テラス席なら犬と一緒に食事ができるというカフェがありますが、お店の中には犬を連れて入ることができません。

テラス席はOKだけど、入店はNGの普通のカフェの場合には食事や飲み物を注文するときには犬を外で待たせなければなりません。ドックカフェなら、一緒に入店して注文することができますし、店内で食事もできます。もちろんテラス席を利用することもできるでしょう。

2.営業許可の違い

ドックカフェも普通のカフェも、営業許可を得て営業されています。プラス、ドックカフェの場合には保健所への営業許可の申請をしなければならず、規定をクリアすることができなければ、ドックカフェとして営業することができません。

そして規定の内容は自治体によって異なっています。例えば、「犬用の食事を作るための調理場と人間用の食事を作るための調理場の二か所を用意すること」「調理場と食事スペースの区切りをしっかり設けること」などの規定があります。

3.ドックカフェにオープンキッチンはない

Doctor holding a card with text Food Safety, medical concept

Michail Petrov/shutterstock.com

「調理場と食事スペースの区切りをしっかり設けること」という規定に関してなのですが、普通のカフェにはオープンキッチンのカフェがありますよね。お客さんがカウンターに座って、自分の目の前で調理する様子を見ることができます。

しかし、ドックカフェにはオープンキッチンはありません。調理場に犬の抜け毛が侵入してきてはならないからです。

4.犬へのサービスがあるかどうか

ドックカフェには犬用の食事、飲み物、デザート、おやつなどのメニューがあり、犬用の食器が用意されています。普通のカフェの場合はどうでしょうか。テラス席のみ犬との同伴OKのカフェがありますが、テラス席で犬と一緒に過ごすことはできるというだけです。

犬へのサービスは一切ないというお店がほとんどなのです。中には、おやつのサービスをしてくれたり、テーブルの付近にリードをつないでおくためのフックが設けられているお店もあります。

5.周りからの冷たい視線

Young woman drinking coffee looking through the window

baranq/shutterstock.com

普通のカフェに愛犬を連れていったことで、悲しい思いをされた経験のある飼い主さんも多いのではないでしょうか。テラス席のみ犬と同伴OKのカフェだからといって、周りにいるすべてのお客さんがウェルカムなわけではありません

楽しくゆっくりと過ごしたいカフェでの時間が、犬を連れていることで冷たい視線を浴びなければならないこともあるのです。

ドックカフェでも時間を楽しむためには?

Two dogs at the restauran. German shephered dog. Shetland Sheepdog.

OlgaOvcharenko/shutterstock.com

犬同伴OKで、犬の専用のメニューがあるところも多いドックカフェですが、愛犬とくつろげる場所になっていても公共の場であることを忘れてはなりません。飼い主さんとしてしっかりと守らなければいけないマナーや注意点があります。

例えば、ドックカフェ入店の条件として、予防接種をきちんと受けていることが挙げられています。狂犬病や各種予防接種を受けていれば、小型犬から超大型犬まで飼い主さんと一緒に楽しめる空間になっています。

1.ドックカフェに入る前にやっておくべきこと

ワンちゃんのしつけは最低限「待て」と、人や他のワンちゃんに慣れさせておくことはドックカフェに連れてくる前にしておくべきです。飼い主さんにとってドックカフェはちょっと休憩の時間かもしれませんが、ワンちゃんにとっては他のワンちゃんもいて落ち着けない空間なのを覚えておきましょう。

ドックカフェに行く前に、しつけの一環で他のワンちゃんと交流させて社交性を身に着けるようにしましょう。そして、無駄に吠えない、噛みつかないなどのしつけももちろん必要と言えるでしょう。吠えたときに飼い主さんの指示でしっかり止めさせられるか飼い主さんがワンちゃんをコントロールできるかが重要です。

また、ドックカフェに入る前には必ず排泄は済ませておきましょう。店内で排泄させることは、飲食店なので衛生面を考慮して厳禁です。周りの人を不快にさせることがないように気を配るようにしましょう。

French bulldog pooping at grass field

Kittibowornphatnon/shutterstock.com

2.ドックカフェでのマナーを守る

ドックカフェには、他にもたくさんのワンちゃんが来店しています。無駄に吠えてしまうことがないように注意を払いましょう。周りのワンちゃんを刺激してしまうことがないようにしつけてくることは大切です。

店内では、ワンちゃんを飼い主さんの足元に伏せさせるか、キャリーバックに入れてあげるか、ワンちゃんが落ち着ける空間を飼い主さんが作ってあげましょう。フローリングの床はワンちゃんが嫌がるかもしれませんので、ペット用のカフェマットを用意して持っていくと便利ですね。

また、前記しましたが店内での排泄は厳禁のお店がほとんどです。ワンちゃんからおトイレの要求があったら速やかに店外に出て排泄させてあげてください。衛生面での配慮は公共の場でのマナーを守ることになります。

お店にもよりますが、店外におトイレスペースを確保しているお店もありますので、ペットシートも持参するとよいでしょう。排泄を我慢させることは、ワンちゃんのストレスの原因になってしまいますので、サインを見逃さないように愛犬の様子にもしっかり気を配るようにしましょう。

3.ドックカフェでしてはいけないこと

The welsh corgi in animal cafe. Small, cute dog. Dog ask food

KateSun/shutterstock.com

人間の食べている物や飲んでいる物を普段おうちであげているからとドックカフェでもワンちゃんに与えることはマナー違反です。飲食店なので衛生面へも気を配り、そのようなことは避けるようにしましょう。

また、ワンちゃんを椅子に座らせたり、リードを外して店内を自由に動き回らせることはご法度です。普段お利口な犬であっても、リードを外してしまえば飼い主さんが見ていない隙に何をしてしまうかわかりません。他のワンちゃんや飼い主さんもいますので、飛びついてしまったりしたら大変です。

長時間いるとワンちゃんはどうしても飽きてしまいます。無駄に吠えたり、そわそわしたり落ち着きがなくなります。飼い主さんがワンちゃんの様子に気を遣い、ワンちゃんに合わせてあげることが重要でしょう。

ドックカフェに行くときにあると便利なアイテム

愛犬と一緒にドックカフェでくつろぐために持っていく必須な持ち物とあると便利なアイテムがあります。まずは、必須な持ち物から見ていくことにしましょう。

1.ドックカフェに行く際に必須な持ち物

black leather dog collar

S.I.A/shutterstock.com

特に小型犬の飼い主さんに多く見られますが、ドックカフェ内でリードをつけておらず、自分の膝に座らせ、時にはテーブルに足をかけて犬がテーブルから食事している場面を見かけます。愛犬はわが子のように可愛いですが、これはマナー違反です。首輪とリードは必須な持ち物です。

小さいから大丈夫、他の子とケンカしないから大丈夫と思わずに必ずリードをつけましょう。いつもは大丈夫でも場所が変わってテリトリーが変わったりすることによって、いつもよりも興奮しやすい状態になることもありますし、他の犬とコミュニケーションを取ることが苦手なワンちゃんがドックカフェに来るかもしれません。

そのような犬はリードがつながれていない犬を見ると自分のところに急に近づいてくるのではないかと神経質になることもあります。通い慣れたお店でも我が家ではないことを忘れないようにしましょう。事前にトラブルにならないように配慮することは快適な時間を過ごすために大切です。

衛生面を考慮してトイレシートやうんち袋も用意して持っていきましょう。また、犬の口元やよだれがついた場所を拭くためのタオルも必須な持ち物です。

2.ドックカフェ行く際にあると便利な持ち物

pork ears on pure white background

JIANG HONGYAN/shutterstock.com

足元に「やすめ」の状態で愛犬を過ごさせる場合に、脚や関節に負担がかからないように折りたためて持ち歩けるようなクッションがあるとよいでしょう。固い床に長時間待っておくのは犬に負担がかかってしまいますので、注意しましょう。

犬の性格によっては慣れない食器から水を飲めなかったり、食事を摂れない子もいます。またドックカフェによってはサイズがそろっていなくて大型犬を連れていっても小さいサイズの器で水が出てくる場合があります。

小さい食器から飲もうとすると、必要以上に床を汚してしまうことになります。使い慣れた食器をひとつ持っていくことによって、愛犬も安心して食事を楽しむことができますし、お店にとっても必要以上に汚すことを避けられるのは助かりますね。

愛犬の落ち着けるお気に入りのおもちゃを持っていくこともできるでしょう。転がっていってしまったりして他の犬とのけんかの元になるボールなどは持っていかないようにしましょう。木でできた噛むおもちゃやぬいぐるみなどの落ち着いて飼い主さんのそばで遊べるものにしましょう。

大抵の犬がドックカフェで出された食事やおやつをあっという間にたいらげてしまいます。その後、飼い主さんがお茶や食事をして終わるのを待っていることになります。

骨ガムやブタ耳などのよく噛んで食べ終わるまでに時間がかかるおやつがあると愛犬が持ちぼうけせずに済みます。もしくは小さいおやつをマテして待っている間のご褒美としてあげることもできるでしょう。

夏の時期は店内にいて飼い主さんにとっては適温でも、犬にとっては暑い環境であることがあります。ひんやりマットや濡らして着せて体温を下げる夏用ドック服などを利用することによって愛犬がより快適に過ごせるでしょう。

おすすめのドックカフェ

最近増えてきているドックカフェですが、関東にあるドックカフェを幾つかご紹介したいと思います。愛犬とのちょっとしたお出かけの際に寄ってみたり、旅行の際に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。

1.anea cafe 參宮橋店

anea cafe(アネアカフェ参宮橋)

テレビ番組など、メディアでも取り上げられた東京都渋谷区のドックカフェ。お店は全面ガラス張りで天井が高いつくりになっています。ゆっくりと過ごせることが魅力で、カフェファンにも人気が高いお店です。

近くに代々木公園、ドックランがあるので散歩のついでに寄る飼い主さんが大好きなワンちゃんとゆっくり過ごすには最適な場所かもしれません。昼はカフェ、夜はバーに変わる変わったお店でもあります。

住  所:東京都渋谷区代々木4-10-4 レインボーパレス參宮橋1階
営業時間:11:30~26:00(11:30~15:00ランチタイム)
電話番号:03-5304-5580
出典:https://anea.jp/

2.Cafe&Restaurant「エル・ウエーブ」

ドックカフェ&レストラン[エル・ウエーブ]

大きな水槽とその中に住む魚たちを眺めながら食事を楽しむことができるドックカフェです。飼い主さんのメニューにはカレーやパスタ、ハンバーグがあります。コーヒーはベトナムコーヒーを扱っていることも特徴があります。

こちらのお店もワンちゃん用のメニューを出しています。トリミングサロンも併設されていて、ワンちゃんを預けている間にゆっくりと過ごすことも可能です。

住  所:東京都武蔵野市吉祥寺南町4-22-21
営業時間:10:00~20:00(月曜・水曜定休)
電話番号:042-246-1578
出典:http://www.l-wave.co.jp/sub25.htm

3.Deco's Dog Cafe 田園茶房

Deco's Dog Cafe 田園茶房

田園調布にある地元の犬好き御用達のお店です。「Deco」さんは犬関連の料理のレシピ本をいくつも出版されている業界では有名な方ですので、ワンちゃん用のメニューも充実しています。

デコズドッグカフェでは、カフェ以外にもギャラリーやワンちゃん用のビュッフェなど、いろいろなイベントも開催されていますので、お近くに行った際には足を運んでみるのはいかがでしょうか。

住  所:東京都大田区田園調布2-62-1東急スクエアガーデンサイト北館1F
営業時間:土日祝10:00~20:00(LO:フード19:00、ドリンク19:30)平日10:30~19:30(LO:フード・ドリンク共に19:00)
電話番号:03-3722-5033
出典:http://decosdogcafe.xsrv.jp/cafe.html

4.ダイニングカフェRefflesia

ダイニングカフェRefflesia

埼玉県にあるドックカフェ。お店の周りにはたくさんの植物や木々が植えられている空間があります。多くのワンちゃんが訪れているようでSNSには可愛らしい写真が掲載されています。

ワンちゃんと一緒の際の注意事項がホームページにしっかりと掲載されていますので、しっかり確認した上での入店をお願いします。岩槻公園が近くにあるドックカフェですので、散歩がてら立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。

住  所:埼玉県さいたま市岩槻区本丸3-23-17
営業時間:水・木・日(11:30~19:00(LO18:30)、金・土(11:30~21:00(LO20:00))月・火定休
電話番号:048-749-8587
出典:http://caferafflesia.web.fc2.com/

5.しろいぬカフェ

しろいぬカフェ

千葉県にあるしろいぬカフェは個室のあるカフェになります。ドックカフェには興味があっても周りの犬が心配な方は、個室利用を相談してみるとよいでしょう。ちなみに、犬以外のペットの受け入れも可能ですが個室利用となるようです。

カフェでは飼い主さんだけではなくワンちゃん用のメニューが用意されています。室内のドックランも併設されているようなので、食事の前後に運動させるのもいいでしょう。コンセプトはみんなが笑顔になれる空間とのことでサービスも充実しています。

住  所:千葉県流山市南流山1-15-7
営業時間:11:00~18:00(年中無休)
電話番号:04-7170-0158
出典:https://shiroinu-cafe.com/

まとめ

最近は愛犬と一緒にお出かけできる場所が増えてきていますが、ドックカフェと普通のカフェには違いがあることを知ることができました。

ドックカフェには愛犬とゆっくり過ごすことができる楽しい空間や犬用のメニューもあるので一緒にお出かけしてみるのはいかがでしょうか。愛犬を連れて行く際にはマナーを守れるように最低限のしつけをしていくようにしましょう。

お店でもリードを外して自由に動き回らせたりはさせないようにし、他の犬とのトラブルになることを避けるようにしましょう。お互いが快適な時間を過ごせるように気を配るようにしましょう。

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