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遠いエジプトの地から。人間に酷い怪我を負わされた犬が長旅の末に掴んだものとは?


その姿に思わず涙が出る

残虐な人間の仕業

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「アヌビスは8年も放浪犬として生きて来たのですが、ある日何者かが民家に強盗に入り、その場にいたアヌビスのマズルを切り落としたらしいのです」SNARR談。
出典:http://www.reshareworthy.com/anubis-dog-without-snout/

この子がSNARRにレスキューされた犬、アヌビスです。

ご覧のように彼はマズルを失い、かつてどのような顔をしていたのかもわからないほどです。

アヌビスは放浪犬だったということですが、強盗の侵入に異変を感じ威嚇したため、吠えないようにマズルを切り落とされた可能性が否めません。

強盗の行ったあまりにも残虐な仕打ちには憤りを感じます。

なぜ生き延びることができたのか?

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重症を負いながらも、アヌビスはなんとか生き延びていました。
「彼は自力で食べる術を学んでいました。放浪犬として生きて行くためには彼なりに生き残る方法を身に着けるしかなかったのでしょう」SNARR談。
出典:http://www.reshareworthy.com/anubis-dog-without-snout/

犬が食事をするために欠かせないのがマズルの部分です。

しかしアヌビスにはその大事なマズルがありません。

飼主のいる犬ならば食事のサポートを受けることができますが、彼には飼い主などいません。

一見すると自力での食事は不可能に近いように思えますが、アヌビスはどのようにして食べ物を取り込んでいたのでしょうか。

こうやって食べるワン!

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アヌビスは頭をさかさまにして食べ物を口に運びます。
「ウェットフードや小粒のおやつを上手に食べるの。散らかり放題だけどね」とSNARRスタッフのビッキーさん。
出典:http://www.reshareworthy.com/anubis-dog-without-snout/

こちらがアヌビスのお食事中の様子です。

頭をさかさまにすることで、下顎を使って食べ物をかき集めているのでしょう。

確かにお食事マットはフードだらけで汚れてしまっていますが、大切なことは自力で食べられること。

特殊技術とも言えるこの食事方法こそが、アヌビスの命を守って来たと言っても過言ではありませんね。







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