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あなたのことを待っていた。命の期限が迫っていた犬が救世主に見せた驚きの行動とは?


運命を左右するほどの問題とは?

つけられた命の期限

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保健所での健康診断で、グレゴリーがフィラリア陽性であることがわかりました。人懐こくエネルギッシュな2歳の彼でしたが、高額な治療費がかかることから一般譲渡対象から外され、数日中に団体の引き出しがなければ安楽死される予定だったのです。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/beagle-dog-rescued-kill-shelter-freedom-ride

みなさんはフィラリア症というものがどんな病気かご存じでしょうか。
フィラリア症は蚊を媒介として感染する病気で、春先から冬にかけての毎月の投薬によって防ぐことができるのです。
しかし一度陽性になってしまうと、陰転させるにまでには長期の投薬と通院が必要になり、里親さんにとって大きな負担となってしまうことも...
このような理由から、アメリカの多くの保健所では長期の治療を必要とする個体は一般譲渡対象から外れる場合が多く、運が悪ければ安楽死という悲しい運命が待っているのです。

あなたを待っていたよ!

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幸運にもHound Rescue and Sanctuaryという保護施設を運営するシェンリー&ジョー・カーク夫妻がグレゴリーのことを知り、引き取りを決意しました。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/beagle-dog-rescued-kill-shelter-freedom-ride

こちらがご主人のジョーさんが保健所に迎えに行った時のグレゴリーの様子です。
笑顔がはじけるグレゴリー。
その瞳はキラキラと輝いていて、安楽死どころか生きる希望に満ちています。
まるで「ねぇ、早くここを出ようよ!」とジョーさんに語りかけているみたいですね。

我が家への道中から送られて来た写真

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「主人が休みを取って迎えに行ってくれたの。家で待ってたら帰りの車の中で撮った写真を送って来たのよ。運転中だったからちょっととがめたけど、こんな写真を見せられたらあまり文句も言えなかったわ」とシェンリーさん。
ジョーさんに出会ったばかりのグレゴリーでしたが、2時間の自由へのドライブ中、ずっとそばにいたかったようです。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/beagle-dog-rescued-kill-shelter-freedom-ride

こちらがジョーさんがシェンリーさんに送って来たというドライブ中の写真です。
確かにドライブ中の自撮りはお世辞にも安全とは言えず、褒められたものではありません。
しかしグレゴリーがジョーさんの腕に前脚をちょこんと乗せている様子はあまりにも微笑ましく、怒る気さえ失せてしまいますね。
そしてどうやら心温まる二人の写真はこれだけでは無かったようです。

最後の一枚に感動!

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安全のために後部座席に係留されていたグレゴリーでしたが、リードが長くジョーさんに届く距離でした。そして再び写真を受け取ったシェンリーさんは目を疑いました。
「主人は3枚の写真を送ってきたけど、最後の一枚は主人に体を預けながら『僕は死ぬ運命だったんだ。でも今日、あなたが僕を救ってくれた』と言わんばかりの感謝の目をしてたわ」とシェンリーさん。
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なんという感動的なシーンなのでしょう。
数時間前に出会ったばかりのジョーさんをすっかり信用しているグレゴリーの様子には驚きですね。

犬は言葉を話す事はできません。
しかし人間が思っている以上に彼らは周りの空気に敏感であり、状況を察知する能力に長けていると言われます。
そのようなことから、グレゴリーも自分に死が迫っていることを感じ取っていたのかもしれませんね。

ずっと感謝を忘れない

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幸せに暮らし始めた今でも、グレゴリーは感謝の気持ちを示すことを欠かしません。そしてフィラリア症治療と並行してお座りやマテなどの基本的なコマンドも学んでいますが、室内暮らしのマナーは元々わきまえていたようです。
「彼はハッピーな子で、とにかく人にかまってもらうのが好きなの」とシェンリーさん。
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幸せな様子が手に取るようにわかるとびっきりのスマイルをくれるグレゴリー。
彼がトレーニングする手間も無くすでに室内暮らしのあれこれを心得ていたのは、かつて彼が誰かの飼い犬で、愛された時間が少なくともあったという証拠かもしれません。
そして今となってはこんなに愛くるしく人が大好きな犬がフィラリア陽性を理由に安楽死寸前だったとは信じがたいことです。
それにしてもなぜ、カーク夫妻はハウンド系の犬のレスキューを始めることになったのでしょうか。

悲しい運命を背負う猟犬達を助けたかった

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「悲しいことに、この地方ではハウンド系の犬は猟犬としてしか扱われないの。小さな頃に見た猟師は犬を外に繋いで犬小屋で飼ってたわ。彼らにあるのは犬小屋周りの小さな世界のみ。外の世界に出られるのは狩猟シーズンだけだったの。飼い主からの愛情なんて皆無に等しかったわ」とシェンリーさん。
カーク夫妻は狩りを好まない猟犬種達に家庭犬として素晴らしい未来が開けるよう、日々努力を惜しまないのです。
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人懐こく室内生活のマナーを知っていたグレゴリーが元猟犬だったとは少々考えにくいことですが、シェンリーさんの猟犬に対する思いは痛いほど理解できます。

我が国日本でもプロットハウンドのような猟犬種が毎日のように愛護センターに収容されています。
これらの犬のほとんどが猟犬として役に立たなくなったという理不尽な理由で野山に放たれているのです。
大型で鳴き声もひときわ大きいハウンド系の犬は譲渡先がなかなか見つからないのが現実であり、これまで多くの捨てられた猟犬達が殺処分という形で命を奪われて来ました。
そしてこの悪循環が日本のみならず海外でも起こっていたとは、実に悲しいことです。
この現実を小さい頃から目の当たりにして来たシェンリーさんだからこそ、ハウンド系の犬達のために力を注ごうと思えたのでしょうね。

これからもカーク夫妻のような活動をしている方を応援して行きたいですね。

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