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もう一度会いたい。20km歩いて戻って来た猫の悲しいストーリーがSNS上で大反響


会いたくて20km歩いた猫

そこに愛は無かったのか?

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今年2月、ノースカロライナに在住するある家族はトビーを他の家族に譲りました。しかし元の家族にもう一度会いたいと思ったのか、トビーは約20kmの道のりを一人で歩いて戻って来ました。そんなトビーを家族は保健所に連れて行き、安楽死を望みました。そしてスタッフに理由を聞かれた家族の口から出たのは「もう要らないから」との一言だったのです。
出典:https://blog.theanimalrescuesite.com/12-mile-cat/

こちらが家族に要らないと言われ、挙句の果てには安楽死を望まれたトビーです。
なぜ家族はもう一度彼を里親に出すことを諦めてしまったのか...
その理由は定かではありませんが、どんな場合でも犬や猫に落ち度は無く、彼らの運命は飼い主の手に委ねられているのです。
それにしても、会いたくて20kmもの距離を歩いて戻って来たトビーに、家族は何の情すら湧かなかったのでしょうか。
あまりにも非常過ぎる家族の態度には憤りを覚えます。

みんなに知ってもらいたい

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保健所から連絡を受けたウェイク郡愛護協会(SPCAWC)はトビーを引き取り、SNSに彼のストーリーを投稿しました。すると瞬く間に話題になり拡散されて行きました。
「彼は家族に捨てられた後、20kmも歩いて戻って来ました。すると家族は保健所に彼を連れて行き、安楽死を望んだのです。彼は生きるために20km歩きました。それならあなたもウォーキングイベントに参加してみては?」
出典:https://blog.theanimalrescuesite.com/12-mile-cat/

こちらがSPCAWCが投稿したトビーのストーリーに添付されていた画像です。
SPCAWCでは動物愛護の啓蒙活動とファンドレイジングを兼ねたイベントDog Walk and Woofstockというイベントを毎年開催しており、今年5月6日に行われたイベントの広告塔としてトビーが大きな役割を果たしたのだそう。
そしてこの投稿こそが彼をたちまち有名にし、その後の彼の猫生に大きな影響を与えることになったようです。
確かにこの広告に書かれたトビーのストーリーにはインパクトがあり、たくさんの人の心を掴んだのも納得ですね。

投稿が呼び込んだ幸せな結末

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トビーに新しい家族ができるまで、時間はかかりませんでした。そして今、彼は家族の愛を一身に受けながら幸せに暮らしています。
出典:https://blog.theanimalrescuesite.com/12-mile-cat/

SPCAWCのサイトによると、トビーはイベント開催よりずっと前の4月13日に新しい家族の元へ旅立ったのだそうです。
そして新しい家族はトビーのような猫達を助けるためのTeam Tobyという募金プロジェクトを立ち上げたのだそう。

大好きだった家族に捨てられ、最後通告を受けてしまったトビーでしたが、彼を心から愛してくれる素敵な家族に巡り会えて本当に良かったですね。

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